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吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

購入!革包丁 2/2

2025年06月17日 | モノ

昔訪れた川越の老舗刃物店で再び革包丁を購入したのだ。

その昔川越の南、入間郡大井町(現ふじみ野市)に若いオルガン職人とその妻が住んでいた。
彼らはしばしば川越に遊びに出かけることがあったのだが、その際、彼の妻が彼に革包丁を送ったのだった。
以来、その革包丁は彼とともに国内外で働くことになった。

時は流れ、彼らは破綻した。

それから10年、早い人で1年半と言われた病気でも死ななかった彼は何とか人生を続けていた。
たまたま川越近くを通る機会があったのでふとその店を思い出して寄ってみたのだった。
そしてお店で見かけた革包丁と「目があってしまった」。

いやあ、本当はもっと欲しい電動工具なんかもあったんだけどね。
目があっちゃったんだもん。仕方ないよね。

還暦を越えると周囲は色々だ。セミリタイヤとか、セカンドライフとか。
こちとら貧乏暇なしでまだまだやらなきゃならないゼ。
ここいらで、新しい武器、人生を切り開く相棒を新調するのも良かろう。

 

 


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