吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

行け!鐵道壱號

2012年10月17日 | 自転車

鐵道壱號、好調です。

この折りたたみ自転車に名前をつけたのは娘です。
古い字で書くとちょっと重みが出るかな、ということでこうしていますが、手書きの時は素直に鉄
道一号と書くでしょう。ほんとに漢字が書けなくなって来たこの頃です。

長年放置したことがあって、特に車輪がゴリゴリになってしまったので、数年前、格安部品取り
車をヤフオクで仕入れて直しました。
変速機を付けようとかいろいろ思ってはいたのですが、基本そのままです。

ギヤ比が低いので(つまり漕ぎ出しは軽いけれど、たくさん回さないといけない)それが不満点
ではあったのですが、慣れてきてしまいました。

この自転車は多関節の変形なので、フレームははっきりいってグニャグニャです。
プラスチックで固定するハンドルもグニャグニャで、無理をすればすぐ壊れます。
たまにヤフオクに出る同型車も大抵ハンドルのプラの固定部品は壊れています。
つまり踏み込むタイプののり乗り方には全く向いていないのです。
現在の科学的には軽めのギアで足をくるくる回す方が足には良いということなのですが、どうも
好きになれなかったんですよねえ。
その辺の好みが合わなかったのですが、持ち運びには便利なので特に期待することもなく使っ
ていたのです。
ところが、使っているうちに、このところ足が回るようになってきたのです。
そうしたら具合の良いこと!フレームやハンドルに負担を掛けない使い方をすると、エネルギー
のロスが減るようで車体が前に出る感じがします。 

自分の長年の好みや在り方を変えるのは、おっさんにとって抵抗のあることです。
それなりにやってきた実績、自信、そんなモンがあるからね。
でも、それを破って新しいものに挑むことで世界が広がるのです。
わかっていてもなかなか出来ないのですけどね。 

今回、仙台と東京の出張でも活躍しました。
東京都心部でも交通の便の悪いところ では、コインパーキングが結構安いのです。
千円以上の差額はよくあります。
今回は代々木ラビリンス(ほんとに迷路のようです)の奥地を利用しました。 
軽トラでもちょっと慎重になるような路地の奥地に、ドイツ製高級車やアメ車が鎮座ましましたり
するのだからすごいところです。

仙台にて
 

より一般的な横折り式よりもスリムなのでホテルの部屋に置いても邪魔になりません。
 

汎用の輪行袋がフレームに具合よく収まるのに気付きました。

この袋があれば電車にも持ち込めるのでさらに利便性アップです。
鉄道のその名の通りになりました。 

 


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