金田式“改悪”ヘッドフォンアンプ完成

2011-07-27 | 音楽とオーディオ
やっと完成しました~。

最後、中々手強かったです。
バッテリーチェック基板の配線を済ませてシャシーのサポートに固定して音出ししたら見事発振!
しかも左右で現象が違います。写真の上側の基板の方が低域から発振します・・・。



一番怪しいのはボリューム周りかな?っと思い、配線を触るとノイズも変化。
青と白の配線がボリュームの配線で、赤と橙が電源です。やっぱり此処だろう~っと色々取り回しを変えてみてもノイズは減りこそすれ消えません。

そうしましたら不意にボリュームに指がタッチ。「ブ~ッ」て鳴ります。
ありゃ?もしかしてアース周辺がおかしいのかな?っと電源切ってテスタでボリューム周りを舐め回すとシャシーの前後プレート、ボリュームや入出力端子がついている部分にアースが回っていません!タカチ MXA4-13-14Sはキッチリ酸化皮膜が処理されていて、バッチリ絶縁されてしまっていますw。
プレートを固定するネジを受ける部分の二つの内、片方の酸化皮膜を削り導通を確保。

そうしまして改めて音出し。
右チャンネルがおかしいです・・・。ボリュームがセンター位置でノイズ。
でも他の位置でノイズが出ないのはおかしいのでボリュームを全開全閉全開全閉全開全閉・・・っと繰り返すとノイズ消失。
なんでガリが出たんでしょうw?直前にイヤホンの端子をしばらく半抜け状態で使っていましたが、そのぐらいでガリって出るんですかね??

気を取り直して、再度音出し。
可聴域は勿論、DACの限界192kHz/24bitで90kHzを発生させても正確に出力されることをテスタで確認。長時間運転しても全ての半導体は体温より低いので多分発振していません。
多分・・・。
オシロスコープが欲しいです。


しかし、シャシーに収めると音も一層良くなりますね~!
Nong-Khaiさんにオリジナルに無いシャシーアースを教えて頂いたので、その効果もありそうです。
現在エージングは10時間強でまだまだでしょうが、音質はかなり落ち着いて来ている印象です。

近い内にヘッドフォン購入に踏み切りたいと思います。


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2 コメント

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完成おめとう御座います! (Nong-Khai)
2011-07-28 00:55:10
完成おめとう御座います!
VR中部程でのガリはDC漏れでしょう。
もしVRノブが長かったらシャフト側をバイスで固定。
金鋸で切れば完了です。
そして其のアンプはプリアンプ代わりにも使用可能。
試して見て下さい。
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DC漏れでしたか! (シオーヤ)
2011-07-28 21:56:40
どうもありがとうございます~。

VRのシャフトを切ったりするんですね!
我が家にバイスは無いんで、ペンチで固定して金鋸で切ってみました。出張りが少なくなって、大分見た目が良くなりました~。
ノブのサイズを間違えてしまい買い換えようかと思っていましたが、これで我慢しようかと思います。

細部がいい加減なアンプなんで、プリとしてALTECに接続するのにスリルを感じますが楽しみです。
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