人間はリスクよりも、後悔するかしないかで選択している。
1995年に発表された論文によると、人間は選択を迫られたとき、基本的に後悔が一番少なそうであろう選択肢を選ぶことがわかったそう。 その証拠に、実験参加者の半数は自分が選んだ選択肢...
自己効力感は成績を上げるが、自己効力感そのものが成績を上げているわけではない。
2004年に発表された論文によると、自尊心と自己効力感は相関関係にあり、自己効力感は学業成績を向上させる1つの要素であることがわかったそう。 また自己効力感は過去の成績や成功体験...
子供に自発的に宿題をやらせるためには、どうすればいいのだろう?
2011年に発表された論文によると、子供の心理的欲求に応えるような親の働きは、子供の宿題へのやる気を促進させたらしい。 また子供の欲求や行動を支えるような親の動きの度合いは、親の...
ただ叱っても、ただ罰しても、人は何も学べない。
2014年に発表された論文によると、アメリカにて行われた「Zero Tolerance」という教育スタンスが、教育現場の治安と規律の維持に役立ったことを示すデータは存在しないとのこ...
正論を挙げられることと、正論を成すことは同義じゃない。
2014年に発表された論文によると、空想上での意思判断と実際の意志判断との相関関係は非常に弱く、空想上での行動や意思は現実のそれにあまり影響しないことが分かったそうだ。 つまりこ...
やる気が出る環境と、それを構築する3つの要素とは。
2019年に発表された論文は、内発的動機付けの発生には『自律』『能力の自認』『貢献・関係性』が深くかかわっており、これらの欲求を満たした場合内発的動機づけが高まるだろうとした。 ...
成長マインドセットで能力が上がるわけではない、が……
2018年に発表された論文によると、成長マインドセットは能力や成績の向上には関与しないが、批判的な意見への受け入れを促しているとのこと。 成長マインドセットは能力や成績を向上させ...
幸福は人間を「他人を放っておくもの」に変えるのか?
1988年に発表された論文は、「満足した牛」という一連の主張に対し「幸福は人間を活性化させ、社会にも良い効果をもたらす」という批評をだしている。 ...
初対面の相手を貶めようとしないのなら、君は相手から歓迎されるだろう
2018年に発表された論文によると、人間は会話相手からの好意を過小評価する癖があり、また会話相手への好意はきちんと発生することがわかったという。 これはつまり「自分はよく思われて...
専門家になったからと言って、性格がよくなるわけではないよ。
2011年に発表された論文は、哲学的な専門的知識は哲学で計れる問題のいくつか(自由・道徳的判断など)においてあまり効力を発揮しないことを、いくつかのデータをもって示している。 こ...