11月11日の鈴鹿ツイン朝練

一週間前の話ですが、鈴鹿ツインサーキットの朝練に行ってきました。

10月28日に雨で諦めたので、朝練は7月22日以来となります。鈴鹿ツインはなかなか行けませんね。ラパラとか、色々イベントはあるので走る機会がないとは言えないですが、気楽というか走ろうかなと思えるイベントは朝練だけなので、必然的に行ける確率が下がります。それに加えて折角の走行枠が雨で潰れると、辛い。イベントがない限りは必ず枠がある西浦は、恵まれてますね。

さて、「行ってきました」ですが、今回も行くまでが問題でしたw 最近の私のサーキットネタは、毎回「行くまで」が長いw 今回もそれがメインです。

前日の天気予報で、「未明から朝にかけて雨。昼前から晴れてくるでしょう」といった内容。これ、ほぼ当たりで、私が家を出ようと思っていた5時前まで名古屋も鈴鹿も雨が降っていました。この日の枠は8時ちょうどと10時ちょうど。CBRカップがあるので、いつもの朝練と違ったイレギュラーな枠になっています。そんなわけで8時ちょうどの枠はどう考えてもウェットだから走れないな、と。予約は一週間前に済ませていたのですが、前日の10日(金)に8時枠だけキャンセルしました。10時枠は、なんとか乾いてくることを祈って維持。

で、5時を過ぎて雨が弱くなってきて、5時半にはほぼ完全に止んだので、出発準備を始めることに。10時枠だけが目当てなら7時に出発したら十分ですが、早く行ってあわよくばピット下をゲットできないかと思っての出発です。で、結局7時20分位に到着したのですが、既にピットは埋まっており、更に5,6台ピットレーン沿いに停まっている状態。雨だし、寒いし、みんな諦めるだろうと思っていたのですが、しぶとい人が多いですね・・・私もですがw

到着した7時20~30分くらいは、微妙に小さな雨粒が散っている状態で、「どうせ8時枠は走らないのだから、わざわざ車両を下ろして濡らすこともないか」と思い、車両を積んだまま徒歩で1~2コーナーのコース脇へ行きました。コースの状況をあらかじめ把握しておこうと思ったのですが、正直絶望してしまいました。ストレートエンドのブレーキンブポイントにかけて、水溜り状態。ブレーキを強く掛けるところだから周囲よりもアスファルトが沈んで低くなっているんでしょうか。更にコース脇の土手が朝日を遮っており、この時間は影になっています。100m看板の当たりは日差しに照らされているのに・・・。1コーナーから2コーナーにかけても、同様に土手に朝日を遮られて影。数十分で日は昇るでしょうが、気温が12,3℃なので、10時までに乾くかどうか怪しいレベル。

そんな感じでがっかりしていると、8時20分位にコーススタッフがコーナーポストにやってきました。25分からのうさぎクラスは走る人がいるようです。「こんな路面で大丈夫か?こけないように気をつけろよ・・・」と思いながら走行開始の様子を見ていました。皆さん(ミニバイク込みで3台ほど)、かなり慎重に走ってらっしゃいましたが、漫然としたツーリング走りじゃなく、出来る限りのベストを尽くして走ろうとするスポーツ走行の走り。タイムは遅いですけどね。でも、「練習」している感が伝わってきて、ちょっと胸が熱くなりました。自分もしっかり走ろう、と。

そんなことを思いながらピットに戻ると、今回もスミちゃん登場w でも、先に車両を下ろしてウォーマーをかけ、走行開始まで1時間くらい暖めないと、この時期は暖まってくれません。なのでそちらを優先。ピットレーンでもまだ地面は濡れていて、下ろした車両のタイヤも濡れるレベル。ホントに走るのか?と思いながらも、先程のうさぎクラスの方たちに負けてられん!という気持ちもあり、丁寧に走る「練習」を心がけようと決心しました。ウォーマーにはウォーマーカバーも付けて、暖まりを補助するように。もう、そんなのが必要な季節になったんですね。ついこの間まであつがなついと思っていたのに・・・

そして準備万端、タイヤも暖まって空気圧の調整もバッチリ。な状態で10時に走行開始。実はここまでの間に、うさぎクラスのみならずかめクラスも、CBRカップの出場者の練習走行もあったので、レコードラインは徐々に乾いてきていました。実際、私がコースインした時には、1コーナーとGコースヘアピン、最終コーナー手前、くらいしか明確なウェット路面はありませんでした。もちろん、レコードラインから外れたところはまだまだウェットパッチが残っていましたし、2コーナー、4コーナー、Dコースヘアピン立ち上がり、その次の大きなS字・・・などでは、視点が低いせいか光の加減か、濡れているのかどうかもわからない場所もありました。それでも、とりあえず浅いバンク角で感触を試し、滑らなさそうなら徐々にバンクを深く、荷重をかけていって、タイヤの感触を確かめながらペースアップしていきました。正直、コースイン後3周目(Lapタイマーで2周目)には1分8秒4で走っており、1コーナーやら色んな所で慎重になっているにしてはまずまずのペースで走ることができました。この日のベストは8秒11でしたが、ほとんどの周回が8秒前半でキープされており、「慎重に」走るとこの辺のペースに落ち着くことがわかりました。

走っているうちに、ペースアップしようと色気を出すと、逆に1コーナーのブレーキリリースのタイミングがわからなくなったり、無駄に奥に突っ込んだりして、かえってペースが落ちたりしましたが、とりあえずは終了タイヤで何事もなく走行を終えることができてホッとしました。

走行終了後のタイヤを確認すると、左はともかく、右は微妙にアブレーションがでていました。空気圧は温感で1.85kg/m3になるように気をつけていたのですが、路面温度が気温の割に低かったので、冷えたのかもしれません。それに加えて、最終コーナー立ち上がりなどで滑らないように慎重にアクセルを開け始めるのですが、車体が立ち、加速し始めると安心してガバ開けしていたような気もします。それもアブレーションを発生させる原因だったのかも。今後、冬の走行はそういうことを改めて気をつけるようにしないといけませんね。タイヤを無駄に消費することになってしまいかねません。適切に消耗するのなら良いのですけどね。

さて、そんな感じで走行は1枠25分だけでしたが、久々にツインを走れて満足。さて、次は・・・?

※写真もあるのですが、後ほど追加します。
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