琵琶湖へツーリング

土曜日はまたもや雨に翻弄され、ひきこもり。出かけるどころか洗車もできないのではねぇ・・・。で、日曜日はちょっとロングめのツーリング。本来土曜日に行って、日曜に洗車・・・と思ってたんですが。

行き先は、琵琶湖。ですが目的地が琵琶湖じゃなくて、そこに行くまでのルートに峠道をできるだけ挟んでの、峠巡りツーリング。車両はもちろんV11。もう遠出はこれでしか行く気が起きません。

って言うか、本当は新城・設楽・茶臼山・佐久間ダムあたりをめぐる東部愛知ツーリングの予定だったんですが、土曜日の夜に猛烈な雨が降っていたようで、路面状況や雨水の湧き出しが心配で、雨による被害がなさそうな北部三重・北部滋賀・西部岐阜へと行くように変更したわけです。

主なルートはこんな感じ。つないだ峠は「二之瀬峠」「石榑峠(ほとんどトンネルですがw)」「奥琵琶湖パークウェイ」その後R303を通って「揖斐高原」って感じ。こうやって改めて書くとあまり大したことないですねw 確かに市街地をとろとろ走ってた印象のほうが強いですし。でもまぁ、目的地の各峠ではそれなりに楽しんでたのでOKかな。

改めて書くと、出発時間は7時半。早起きすればもっと空いた道を走れるのですが、土曜の夜は暑くって・・・寝付いたのが深夜3時を超えていたので、この起床時間もやむなしかなと。で、まず一旦R23に出て桑名からR258で北上、そして養老のあたりで二之瀬峠へ。東海大橋などを使って名古屋から直接西に進むルートよりも、こちらのほうが遠回りですが流れがスムーズだと思ったので。あ、二之瀬峠につく前に、R258の途中でオドメーターが30000kmを超えました。スピードメーターケーブルが切れた状態でツーリングに行ったこともあるので実際はプラス1000kmほどはいってるんでしょうが、とりあえず節目ということで歩道に停めてパシャリw

で、二之瀬峠。ここは二回目ですが道は大好きな部類です。と言っても、養老側から西へ行く上りしか経験がないので、ここを下るときに同じ感想を持てるかはわかりませんが。とにかく上りではV11の瞬発力を生かしてアクセルワークでコーナーをグイッグイッと抜けるのが楽しくてたまりません。ただ、チャリンカー(ロードスポーツタイプの自転車ね)が多くて気を使いました。もちろん、そうでなくても気を使わないとブラインドコーナーが非常に多い道なので危ないですが。というわけで峠道を楽しんだと言っても危険回避を十分できるペースで、って解釈で読んでください。で、話を元に戻して、二之瀬峠(養老側)って、登って行くと木々の合間から今まで登ってきた道が見えるんですよね。結構な高低差があるので上のほうで開けた所ではすっごく眺めが良い・・・と走ってる時は思うんですが、いざバイクを退避所に停めて写真を撮ろうと思うと、崖側の木がじゃまになって思ったほど良い眺めの写真は撮れないんです。いや、写真だけじゃなく、目で見た景色も、じっくり見ようとするとさほどでもない景色になることが多いんです。こういうのを見ると「ああ、人間の脳って、要らないもの(手前の木)を取り除いて、要るもの(眺めの良い景色)だけを記憶に残して、綺麗な景色を見た気にすることができる・・・すごい能力だな」と思わずにいられません。でも、一枚くらい、二之瀬峠のそういう眺めの写真を撮りたいんですよね。良いポイントをご存知のかた、教えていただけませんか?w

さて、その後山頂の広場で木曽川を見渡す写真を撮りつつ(写真の真ん中にうっすら見えるのは東海大橋のはず)、水分補給して小休憩。峠を走ったことによる疲れではなく、単純に暑さによるものですね。ここに到着したのが9時半頃。そろそろ気温がうんざりする温度になってきた時間です。山頂公園は地上に比べて風などがやっぱり涼しげでしたが、あまり日を遮る場所がないので長居は無用。10分ほどで出発。

次はいなべに降りてR306で鞍掛峠へ・・・・・・と思ったらご覧のとおり。久しぶりに三重側から滋賀側に抜けてみようと思って行ったんだけどなぁ。1年前の琵琶湖スポーツランドでMOTO1ASを観戦した帰りなどに滋賀側から三重側に抜けましたが、三重側から滋賀側ってのはもう数年間走ってなかったので。でもまぁ、こんな有様じゃ仕方ありません。諦めてR365で関ヶ原に抜ける?いやいや、せっかくだから峠と名のついたもう一つの道に行ってみましょう。ということでR306を南下して石榑峠へ。

石榑峠は今年5月のMOTO1AS琵琶湖ラウンドの帰りに滋賀側から抜けました。ですが、あの日はもう日も完全に落ちて真っ暗でしたし、それに三重側から滋賀側は通ったことがないのでちょうどいいや、と。でも、昼間は交通量が多くてなんかアレですね・・・。一応白点線なんで危なくない程度に追い抜きさせてもらいましたが、抜いても抜いてもすぐに目の前に車が出てくるので最後は諦めました。まぁ、道を楽しむ道じゃなくなった感じですね。トンネルはやっぱりすごかった。何がすごいって・・・・・・涼しい!w 入った瞬間ひやっと来て、そのまま出るまでひんやり。もうトンネルから出たくないくらいの心地良さでしたw

その後、滋賀に出てからはどうやって北上しようか迷いましたが、地図的にわかりやすいという意味でR307を使って多賀大社の方に向かってみました。県道を上手く使えばもっとくねくねして空いている道をいけたのかもしれませんが、ちょっと複雑そうに感じたので。ですが、ここから奥琵琶湖パークウェイまでは苦痛でしたね。どの車も50km/hを決して超えない順法運転。片側一車線で対向車も多いので追い抜きできないというあたりがきつい。涼しい時期ならまた感想も違ったんでしょうが、カンカン照りの8月に風で涼めないバイクは最悪です。

そしてそのまま彦根に出て彦根城を横目で見つつ湖岸道路に出て琵琶湖沿いを北上。このへんで11時過ぎくらいだったかな?腹も減ってきたのでコンビニでアイスとパンを買って栄養補給。飯よりアイス、でしたねw そういうのを食べないとやってられませんわ、この時期のツーリングなんて。で、それ以外にもたまに止まって琵琶湖と記念撮影w ここも、湖岸道路を走っていると良さ気な景色で写真を撮りたくなるんですが、いざ撮ってみるとなんかショボーンな感じ。これは単純に私の腕ですね。多分、見晴らしが良くて目標物がめちゃくちゃ遠い景色に手元のバイクを入れようとする手法が全然わかってないんだと思います。一度写真に関する本をじっくり勉強してみようかなぁ・・・

そして更に進み、奥琵琶湖の領域へ。そういえば、奥琵琶湖ドライブインが閉店したニュースは聞いて知っていましたが、誰も引き継がず、今は完全に閉鎖されてるんですね。元の駐車場も草が伸び放題で、見ていていたたまれなくなりました。あと、この辺で(というか長浜の辺で既に)燃料がやばくなりかけてました。で、奥琵琶湖パークウェイを燃料の心配なく走るためにR8からR303への交差点にあるモービル(だったかな?)で給油。この時点でトリップメーターを見ると270km。実は出発時点で満タンではなく、既に80kmほど走った後だったので、今回のルートでの走行距離は190km。今まで奥琵琶湖まで来るツーリングでは遠回りしなかったのでこの辺までは余裕でこれたんですよね。だから油断してました。今までは早くてもR303とR161の交わるマキノでのENEOSで、普段のイメージは敦賀まで無給油で行けるはず、って考えでした。敦賀のR27沿いにたくさんあるガソリンスタンドでの給油が多かったですね。今後似たようなルートでのツーリングのために、こうやって距離を記録に留めておきますw

そしてR303から奥琵琶湖パークウェイへ。で、こっちは奥琵琶湖ドライブインと違って知らなかったんですが、つづら尾崎展望台から東側は展望台から東に抜ける方向のみの一方通行になっているんですね。東側から入るつもりが、ここに来るのが久々だったために入口になる脇道を見失って通り過ぎ、結局西側から入ることになって結果オーライだったんですが。とはいえなんでこんな処置を・・・。往復して迷惑かける人が・・・ってほど走り屋が多い道じゃなかったと思ってたんですが、道の途中の看板には往復するなとか大きな音を立てて走るなとかいろいろ書かれていたので、やっぱり迷惑をかける人が原因なのかなぁ。崩落が原因かなとも思いましたが、通った感じではそれほどひどい崩落はなさそうでした。2箇所ほど工事の柵で囲まれたところはありましたが。いずれにしても東側から来る私にとっては不便になったと言わざるを得ませんが、仕方ありませんね。次回行くときは気をつけよう・・・。ちなみに展望台での日陰は結構涼しく、水分補給で一呼吸つけました。天気も良く、伊吹山がくっきり見えてましたね。道は・・・展望台から西側は路面も良く楽しめましたが、東は一方通行の影響か路面が悪かった印象があり、あまり・・・。それに二車線なのに一方通行なので、二車線を幅いっぱいに使うこともできるんでしょうが、なんとなく癖で中央線をオーバーできず、走りながらそのことに気づいたときはメットの中で苦笑いしてましたw

さぁ、まだまだ続きますよー。奥琵琶湖パークウェイを降りたあとは再びR303を西に進んでマキノに出、R161で北へ。時間的に余裕があれば敦賀市内でお土産か何か買うところですが、奥琵琶湖パークウェイの展望台で既に14時前。さすがにのんびりしていると途中で日が暮れてしまうので、R8の敦賀バイパスだけ見に行って(ここにバイパスができていたのも初めて知ったw)、そのまま今度はR8で木之本まで引き返しました。そのまま帰ろうかと思ったのですが、ちょっとだけ余呉湖を見に寄り道。なんだか余呉湖って好きなんですよね。周りを森に囲まれているからか、静謐な感じが好きなんです。余呉湖の観光館でかき氷を食べると汗も引きました。基本的に涼しいところなんでしょうね。避暑地に良いなぁ、なんて思いながら湖を一周して出発。

こんどこそ木之本からR303で揖斐へ。この道は快適でしたねぇ。快走路と言うのがふさわしい道でした。空いてて、路面状態もよく、適度に曲がりくねってて、しかも涼しいw 最高でした。途中でr274に折れて揖斐高原スキー場の前を通ってR303に再び出てくるルート。スキー場のところから南へ行く広域林道に行ってみたかったのですが、こちらも時間的に心配だったので断念。これは次回の楽しみにしておこう。というのも、このあとR303からR417に乗ってR21まで出て、すぐにR258に乗って南下して、もとに戻る、ってルートを取ったのですが、R417からはやはり市街地の一車線路故にとろとろペースで疲れが一気に溜まってしまったのでした。これを解消するために峠道でひたすら南下(出来ればR21まで)できないかと地図を見ていたら、一応関ヶ原に出られる道があるみたいだったので・・・。というわけで、次回はこの道の開拓にチャレンジです。未舗装だったら悲しい。あと、R258も大垣からは通ったことがなかったので一度見てみようと思って走っただけで、大垣市街地はそこそこ混んでいたので(2車線だったので信号ですり抜けを駆使しましたが)次回はもう使わないだろうな。次回は揖斐川沿いのr232か長良川沿いのr23で南下してみよう。

そんな感じで長編になってしまいました。結局帰宅したのは18時過ぎ。距離は400kmちょっと超える程度。久しぶりにちょっと多めの距離を走りました。ただ、もうちょっと車に詰まらない道を開拓したいですね。それがなければ1.5倍くらい走る気になれますw とはいえ、V11自体久し振りに引っ張り出しましたので、V11で走れる事自体が楽しく、それなりには満足の行くツーリングでした。ただ、今度はもうちょっと涼しい時期にしますw
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