5月6日、西浦

では、改めまして、5月6日の西浦について。

当初、5月1,2日頃の天気予報では5月6日には曇り時々雨のマークがついていて、微妙な感じでした。5月5日がほぼ確実に雨、という予報だったので、その影響で翌日も、な感じだったんだと思うんですけど、とりあえず3日から5日までを帰省と決めていたので、仕方なく6日に予約を入れておきました。もしかしたら午前中は雨で午後から晴れてくるかも、なんてつもりで14時と16時の枠を予約しました。また、後から知ったのですが、6日はカレンダー上は祝日なので私は休みだったのですが、いわゆるトヨタカレンダーだと仕事の日になってたんですね。そういう意味でも空いているのが期待できる日でした。

で、結局雨は前日夜には上がっており、6日の朝は薄曇りの晴れ。気温はさほど上がらず最高で22℃。ちょっと風は強いこともありましたが、暑すぎず寒すぎずの走りやすいコンディションでした。そして12時過ぎに現地に到着してみるとこんな様子。結構いっぱいのようにもみえますが、ホントの満員御礼の日に比べたらゆったりした感じでした。この日は申し合わせたわけでもないのに知っている人が多くて、ピットで一緒になったからこんな詰まった感じになった、と・・・。しかし、Oさんやはいやんさん、garage_130さんはともかく、ゆーきさんをサーキットのピットで見かけたのはものすごく久しぶりな気がします。サーキット自体はたまに走ってらっしゃるようですが、私とタイミングが合うことがなかったからですね。ただこの日は、もうすでに片付けモード。見ての通り熱心に終了整備しておられます。これがあるからF4もグッドコンディションを維持しているんでしょうね。私みたいにクランクシャフトを焼き付かせるなんてことは絶対無いでしょう(苦笑)

で、改めて14時枠。ブリーフィングでは19台とのこと。多いような、そうでもないような。とりあえず1ヶ月ぶりということもあり、初心に帰るつもりで丁寧に走ることを心がけます。

そしてこの日は675に重大な変更がありました。結局スリッパークラッチを外してノーマルクラッチに戻したんです。4月20日だったかな？前日の19日にチェーン清掃をしたのはお店に預けるためのおめかしｗ　翌日は実際に昼から雨が降ってきたんですが、なんとか本降りになる前にお店に持って行って、オイル交換と同時にクラッチをもとに戻すようお願いしてきました。結局受け取ったのは一週間後の4月27日だったかな。結構急かしてしまいましたが、なんとか無事作業をこなしてもらいました。スリッパークラッチを元に戻してもらった理由は簡単。どうにも走りにくいから。前にも書きましたが、とりあえず新エンジンに載せ替える作業のついでにTSSのスリッパークラッチに交換してもらったのですが、その結果エンブレが全然と言っていいほど効かないエンジンになってしまったのです。正直、進入時にエンブレが全く無くなったらリズムが変わって走りにくい走りにくい。減速を全部ブレーキでこなさないといけないというのは難しいことだと思い知りました。とりあえずそのままでは走りにくいし、そもそもこんな特性はいくらなんでもおかしい。スリッパーの製品が原因なのか、あるいは(あまりこういうことを公言するのは良くないですが)組み付けミスなのか、はたまたスリッパー関係なしに新エンジンの特性なのか、原因がはっきりしないのもあって、「とりあえずノーマルに戻すか」と。

結果、街乗りレベルで分かるほどエンブレ特性が改善されました。うん、こういうもんだよね。前のエンジンもこんなんだったよ。そんなわけでスリッパーさんは、ちゃんとエンブレも効くように調整できるまでお蔵入りということに・・・。

で、そうやって走りやすいコンディションに戻ったこともあり、テンションもアップ。「初心に帰る」どころかノリノリで走り、結果、約1年ぶりに1分を切りました。・・・ギリギリですけど。でもまぁ、ここのところ1分1秒がいいところだったので、マズマズの成果といえるかな。やっぱりリズムが取れるか否かってのは重要ですね。気分の問題もあるし、車両の操作的な面でもメリットが有るんじゃないかなぁ。走りやすいってのはそういうことだと思うし。

それに、タイムだけじゃなくて全体的に落ち着いて走れました。多分、新エンジンにしてから一番安定して走れていたと思う。ブレーキのみの操作とエンブレを組み合わせた操作では、フロントフォークの戻り方が・・・云々といろいろ理由を考えてみましたが、最終的には「リズム」が一番適切な答えのきがするので詳細は語りません。ですが、少なくとも明確な実感として、立ち上がりがかなり早い段階で行えたのは、大きな成果と言えます。1～2～3コーナーや1ヘアでは、クリッピングポイントの前からアクセルを開けられてました。そして、その時はバンクしている時間が短時間で、アクセルを開け始めている時にはすでに向きが変わっていて・・・と、「コンパクトに短時間で向きを変えて、早めにアクセルON」が実践できてたような・・・気がしますｗ 「気がします」というのは、結果として状況証拠はそれっぽいんだけど、「コンパクトに向きを変える」ということを意識して出来ていたかと問われると、別に意識はしてなかったと言わざるをえないので。ただ、スクール以降意識している課題ではあるので、結果的にではあれ、その感触が掴めるようになってきたのは成果かな、と。とりあえず今後も、この走り方に磨きをかけていきたいと思います。だって安定して(不安を感じることなく)このペースで走れるって、すごくいいことだと思うし。

そして走行後のリアタイヤ。そろそろ終わりなんですが、もうちょっと使えるかな・・・？正直、このタイヤで滑っている気がしないわけじゃなく、多分滑ってるんだろうなぁ、という感触がS字立ち上がりや1,2ヘア立ち上がりで感じるのですが、今のところ滑って危険って感触はないんですよね。滑ることで若干向きが変わりやすくなってるかな、位で。なにこれ？スライドコントロール？俺スゲぇ！・・・なんてことは無いと思いますが、とりあえず立ち上がりで「アクセルを早く開ける」ことを心がけながらも、考えなしのガバ開けはせず、トラクションを感じながらのワイドオープンができるようにはなってきてるのでは、と思っています。ただ、上で書いたようにS字や2ヘアといった左コーナーの立ち上がりで滑りを感じるということは、左コーナーでは十分トラクションを掛けられていないのでは？という疑いもあり、まだまだ修業が必要なようです。