リハビリ「じゃない」朝練

さて、お次は7月2日の鈴鹿ツインサーキットでの朝練の話。

毎週連続して走っているのは、当然感覚を取り戻すため。そういう意味では「リハビリ」なのですが、そろそろ身体的には問題がなくなってきたので、以前と同じように走らなきゃ、という雰囲気になってきました。鈴鹿ツインの方は「黒い路面の恐怖」はないので、以前通り走れないといけないという自分へのプレッシャーがあるんですが・・・そう簡単にはいかないわけで。

で、この日は3枠あるんですが、10時55分からの3枠目は気温が上がってタイヤがタレる可能性が考えられます。そんなわけで、8時25分枠と9時40分枠の2本を予約しました。普段の私だと、1時間でも睡眠時間を長く取るために2,3枠目とするところなのですが、この日は頑張って4時半起き。寝たの1時半なのにw めちゃくちゃ眠くて目が覚めきるまでいつもより時間がかかり、出発は6時前、5時45分位だったかな? それでも7時15分頃に到着しました。鈴鹿ツインならまぁまぁの所用時間。やっぱりこれくらいの時間だと空いてますね。1時間後だと、所要時間が2時間くらいになるんですよね・・・。

開門時間は7時ちょうどですが、まぁまぁ早い部類じゃないの、と思っていたらこの有様(と言っても左の写真は10時くらいに撮ったものですが)。少なくとも私が到着した時はピットレーン沿いは埋まっていました。今回は比較的ちゃんと詰めた状態で埋まってましたね。時々、車一台分の間隔を開けているのを見かけて「もっと詰めればいいのに」なんて思うこともあるんですが、今回はそういうなのは無し。7時15分で既にそこまで詰まっていました。多い、めちゃくちゃ多いです。みんな朝っぱらから元気すぎでしょ。いわゆる2列目に停めた私も、その後更に詰まっていくだろうからと遠慮して、車両の横で準備するのではなく、車両の後ろでスタンドを立てる省スペース配置。とりあえず、こんな環境で8時25分の枠を待ちました。

この日心配だったのは天気。予報は「午前中曇り・午後から晴れ」で、雨は降らない予想だったのですが、当日出発前にチェックすると、三重の南部で弱い雨が降っていました。所々ですが。それが北上しないかが心配で、R23で南下しているときは前方にその黒い雲が見えて嫌な感じ。現地でも8時前の空はこんな感じで(わざと暗く撮っているのではあるものの)、降ってこないかぎりぎりまで心配していました。結果的には一切降らず、9時前から徐々に青空が見えてきたくらい。なので、ドライで、路面も日差しで焼けておらず、比較的良好なコンディションで走れました。唯一の問題は湿度かな。8時台では湿度80%越えだったようなw 日差しが出た後の12時でも75%とかで、私の苦手な息苦しく感じる湿度でした。

走行前のタイヤ。フロントはもう9時間使用してきたので、時間で管理するならばもう終わりタイヤ。実際見た目にも、タイヤの右(乗車姿勢から見て)のショルダー部はちょっと反ってきていて、西浦での負荷の大きさが感じられます。ただ、真ん中の写真のように上から見てプロファイルの写真として撮ってみたら、それほど反っているようには見えません。「なので使える」と見るか「写真って難しいなぁ」と見るか・・・w でも、一枚目のフロントタイヤの右側を写した写真ではショルダー部に変な段差の筋があるように見えますから、やっぱりちょっとヤバめかなぁ、と。リアは3時間使用後なのでまだまだ。と言ってもやはり左の2/3のあたりが荒れ模様ですね。右はまだ大丈夫そうですが。これがあと2時間もするとスリップサインとツライチくらいになってくるんですよね。ホント減りが早い。

そんなタイヤ状態で走行開始。やっぱりフロントが不安なので、突っ込み過ぎないよう、進入でフロント依存にならないような走り方を心がけます。必然的に「早めの緩ブレーキ」で、あまりブレーキングで頑張り過ぎない走りになります。しかし、それだと6秒8しか出ません。5秒どころの話ではない。どういうこと!?走っているときは「アレ~?なんでタイム出ないの?」と???マークが乱舞していました。あとは混雑具合もありますね。と言っても西浦の混んでる感じとは違って、「タイムは私より遅いんだけど抜けない」人が多い。やっぱり直線の伸びが致命的に遅い。リッターのみならず、R6や6Rに置いて行かれます。(特に6Rの人は636なんでしょうか。同じ600クラスとは思えないくらい、ストレートではリッター並みに離されました) コーナーで抜くべきなんですが、インを締められて抜けない。まぁ、インを締めて走っているから必要以上に減速しているんですが。それじゃあ立ち上がりで勝負すればいいんじゃ、と思っても、立ち上がりで並べるコーナーがない。万一並んでも引いてくれないんで、特にリッター相手だと2~3,4コーナーの短い直線区間でも前に出られてしまいます。そんな感じでなかなか抜けずにモヤモヤ。ピットスルーするのが本来の姿なんでしょうが、「その人を抜いたらクリア」なことが多いんですよねw なのでなんとかしたくなっちゃう。それでモヤモヤ・・・・・・ってな感じで、タイムが出ないモヤモヤと抜けないモヤモヤを抱えて1本目終了。ピットに戻ってから、ちょっと自分反省会してました。

タイムが出ない理由を考えてみましたが、やっぱりインフィールドでの緩ブレーキがいけなかったのかな、と。ガッツリフロントブレーキを使ってフロントタイヤに荷重をかけて、フロントをグリグリグリップさせながら突っ込んだり切り返したり。西浦と違って切り返しの多いコースなので、切り返し前にフロント荷重が抜けないようにしないとタイムが出ない、1~2、4~1ヘア、最終などは、切り返しでフロントフォークが伸びてくるようではダメで、縮んだままタイヤのグリップもそのままに左から右へ切り返す。これらのコーナーはあまり緩ブレーキで進入していてはタイムが出ないのでは、というのが結論でした。力技で切り返すわけで、かなり危険なのですが、これくらいしないとストレートでタイムを稼げないバイクで5秒台は出ないのかな、と。じゃぁ4秒3秒はどうやって出すんですかね?・・・正直わからないというか、私には無理な気がしてきました(苦笑)

ともあれ、その辺に気をつけて走ろうと意識した2枠目。5周目辺りでクリアになって5秒92。なんとか今日の面目は立ったw その後も追い抜きには苦労しながら、クリアになったら6秒2から5秒8。なんとかここまでは思い出し、回復しました。やっぱり4~1ヘアと最終はガッツリ行かないとダメなのかなぁ、と。緩さが残った状態では6秒台がやっとってことですね。こんなんじゃ、タイヤが新しくなっても4秒は無理かなぁ・・・。走りこみが足りないのは自覚していますが、なかなか5秒半ば以上が見えてきません。難しいですね。

2枠目走行後、10時頃から日差しが出てきて暑くなってきました。3枠目を走った人によると、やっぱりタイヤがタレて立ち上がりでズリッといった人もいるようで。リアも怖いですが、私の場合はフロントの使用時間から考えて寿命は近いと思われ、そんなフロントタイヤを積極的に使うという意識で2枠目を走ったわけで・・・3枠目、同じようなつもりで走っていたらフロントタイヤがズリッといったかもしれず・・・あー、考えたくない考えたくない。やっぱり暑い時間はダメです。次の24日の朝練は、どうしようかなぁ・・・(そういえば今年は8耐と同日程じゃないんですね。ここ数年毎年8耐と被っていたので、ちょっと意外w)
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