浜松ツーリング、のハズだった

ご無沙汰しております。2月の転倒後、ツナギを修理に出していてサーキット復帰ができず。ツーリングしようにも週末雨だったりとかなんやかんやでバイク活動ができずにおりました。そんな中、現在豊橋在住の大学時代の同期がメグロK3を買ったというので、見せてもらうついでに一緒にツーリングしようということになりました。

(写真は道の駅 鳳来三河三石で)メグロK3。世間では「W800のエンブレムを変えただけ」的な酷評も見られますが、質感はなかなかのものでした。買った友人も私も、世代的にはメグロブランドのバイクが現役で動いている時代を知らないので、メグロというブランドにそれほど執着があるわけではありません。ただその友人、大学生の時にしか乗っていなかったバイクに、20年以上ぶりに乗りたくなったのが昨年の夏。トコトコツーリングができる車種を検討している時にちょうど発表されたのがメグロK3ということで、「これだ!」と即決したそうです。変にW800とか、その周辺の車種(ボンネビルとかね)に詳しくなかったからこその選択だったのでしょう。とはいえ、現在でも満足しているらしく、アフターサービスのカワサキケア分を考慮したらW800より高額な分も納得できるとのことです。リターンライダーで知識もほとんど無いので、自分での整備はできないですしね。そういう意味で彼にピッタリのバイクなのかもしれません。

はじめは浜松で待ち合わせて(浜松のカワサキプラザで1000km点検だったので)、そこから浜名湖沿いに北上してR257でいなさ→新城→設楽と北上し、R473で西へ。途中でr35に乗ってつくでへ。そんなルートで飛ばさず、トコトコツーリングしてきました。私は初めて走る道だったので先導してもらいましたが、20年以上ぶりにバイクに乗ったにしては中々にキレイな走り。きっと無理して飛ばそうとせず、自分のペースで走っているからスムーズな走りに見えるんでしょうね。大人の走りを見た気がしました。同期なのにw そしてメグロK3も中々良さそうなバイクに見えました。排気音がいい感じ。アイドリングでは当然静かなのですが、コーナー立ち上がりでアクセルをぐっと開けたときの音は後ろを走っている私にもちょっと聞こえてきて、パルス感のあるバーチカルツイン独特の音が車両にすごく似合っていました。V11がなかったら心がぐらついていたかもしれませんw 

ところで、実はツーリングに行ってきたのは先週の3月27日(土)。なぜその日や翌日の日曜日に記事を書かなかったかというと・・・私のほうが色々大変なことになっていたから。ツーリングには当然V11で行ったのですが、途中、潮見坂のバイパスのあたりでエンジンからガチャガチャ音が大きくなってきました。ここ2,3年、タイミングチェーンが緩んでいる様で、ガチャガチャ音がしているな-とは思っていたのですが、特に変化もなかったので「こんなもんかな?」とそのままにしていました。その音が、走っている途中にだんだん大きくなってきたように感じていました。とはいえ、浜松に着くまではまだ「こんなもんかな?」の範囲だったのですが、待ち合わせ場所から出発してR257に乗るあたりで、ちょっとヤバいとわかるくらいガチャガチャ音が大きくなってきました。具体的には、クラッチレバーを握るとV11は乾式クラッチなのでシャリシャリ音がするはずなのですが、そのシャリシャリ音が聞こえないくらいタイミングチェーンのガチャガチャ音が大きくなったのです。これが愛知県内の普段走り慣れた道なら、鉄道沿線で停めて、トランポを取りに帰るんですが、流石に浜名湖は距離があります。とりあえずまだ動いているし、だましだまし走れるかな?と、上記のツーリングルートを進んで作手まで行きました。が、ガチャガチャ音はその間も徐々に大きくなり、r35を走っているときは、もうチェーンテンショナーがぶっ壊れてるんじゃない?って感じの音に。アイドリングではどこかに当たっているような音すら聞こえます。なのでそこまで一緒に走っていた友人に謝って、作手の道の駅まで行かずに途中のR301で別れて豊田に向かいました。このR301は豊田市内までほとんど信号がないので、なんとか豊田までたどり着き、某所の駐車場にお願いして停めさせてもらって、名鉄豊田線で名古屋までトランポを取りに帰りました。もちろん、その日のうちに回収しましたが、GUZZIでお世話になっているいつものショップはもう閉店時間なので、V11はトランポに積んだまま帰宅した、という流れです。

結局、翌日の3月28日は昼前から土砂降りだったのと、ショップの方も修理車両が山積みで空きがないので、車両を預けるのは延期して、昨日の4月3日(土)に預けてきました。症状を説明すると、やっぱりタイミングチェーンのテンショナーがヘタってきているのを放置しすぎたのが原因のようで、メンテナンスを怠った私が悪いトラブルということになります。はいやんさんのブログで、「ワイのV11に修理が多いんはV11が悪いんやない、ワイがコケたりメンテ雑やから起きたトラブルや。V11を責めんといたって!責めるならワイを責めなはれ!」と擁護しましたが、今回もその口です。なので、V11を責めんといたって!w

ショップいわく、テンショナーはメーカー推奨3万~3万5000km程度での調整が推奨されていますが、実際は5万km超えたくらいで十分だそうです。私のV11は46000kmちょっと・・・とメーター表示していますが、一度メーターを交換しているので実は5万kmは超えています。6万も超えてたかな?というわけで、やったらあかんヤツでした。どれだけの修理になるのか、ガクブルです。

ちなみに、去年の年末くらいに鳥越峠多治見に行った時に書いていたクラッチが切れないトラブルですが、こっちはクラッチマスターを新品交換したら直りました。完全とは言い難いのですが、少なくともクラッチレバーを全握りして、ブレーキを離し、両足を浮かすと動き出す、という症状はなくなりました。停車中にシフトが入りにくいことは時々ありますが、その現象は以前から時々あったので、元に戻っただけかな、と。

そうやってトラブルが直ったと思って長距離ツーリングに出たらこれですよ。夏に泊まりでのツーリングも考えているのに、出先でまたトラブルは勘弁してほしいところ。今回の修理で、他の怪しいところも全面的に見てもらうつもりです。頼むからもうトラブルは出ないでおくれ・・・
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
« またやっちゃ... 675でツーリン... »
 
コメント
 
 
 
Unknown (だちお)
2021-04-05 15:21:09
こないだお山でお会いした時は全然大丈夫そうだったのに、
あれから一気に調子悪くなったんですね💦💦(^◇^;)
カムチェーンとテンショナー交換位で済めばいいんですけど、
それなりに距離も走ってるので不安要素になる部分はもう交換しちゃった方がいいかもですよ(^_^;)
夏のお泊まりツーリングまでに修理から戻って来るといいですね!(´∀`*)
 
 
 
Unknown (嘉平)
2021-04-06 07:52:10
>だちおさん
そうなんです。ホントに一気に悪化してしまいました。
まぁ、「ギリギリ保っていた」→「一線を越えた」の違いなんでしょうが。

修理については、カムギア化する予定です。(そういうキットがあるそうです)
內部に破片が飛び散っておかしなことになっていなければ、ですが・・・

他にもV11特有のトラブル(今までに3件だけ遭遇したレアケースらしい)の話を聞いてしまったので、
できる範囲で不安要素を消し去るよう、ショップと相談中です。
お泊りツーリングまでには戻ってくると言われていますが、まずはケースを開けてからですね。
この時期ツーリングに出られないのは残念ですが、しょうがありません。
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。