またやっちゃった・・・

「次、走れば55秒台には入れられるな」・・・先週、ブログ記事に書きはしませんでしたが、気持ちの中ではそう思ってました。そんな風に調子に乗ると、やっちゃうんです。ホントどうしようもないな、俺。

本来、今週末は走らないつもりだったんです。23日に鈴鹿のライドオン枠があるので、土日に西浦で頑張ると筋肉痛になる可能性があったから。でも、週間天気予報では23日は寒くなるという予報で、思いっきり走れないかも？それなら暖かい予報の21日(日曜日)に西浦走って、55秒に入れておいたほうがいいな！なんて思って急遽走ることにしました(思いついたのは金曜日くらいかな？)。

実際、今日は暖かかった。アメダスでは名古屋で最高19.1℃、蒲郡では最高20.1℃。日差しもあり、ほぼベストコンディション。13時はきっと満員だろうから、15時を狙いました。15時枠の台数は16台。10台以下なら走りやすかったでしょうが、こればっかりはしょうがない。タイミングを見計らってアタックしよう、と冷静なふりをしてましたｗ　同じ枠には(また)レイニーさんがいたり、グロ君がいたりで、引っ張ってもらえそうな予感もあり、やる気モリモリでした。前の13時枠には(こちらも「また」の)oさんやハイヤンさんとブルーノ君が走行済み。oさんは今週もまだ終わりタイヤで走っていて「それで無事走行しきれるってすごい！負けられん！」とちょっと思ったような気も・・・ブルーノ君も54秒台が見えてきたみたいなことを言ってるし・・・　そうやって人のせいにしちゃダメですねｗ　気負いすぎてただけです。

で、走行開始。ウォーミングアップ走行の2周目くらいにコースイン。肩慣らしが済んだらちょうど黄色信号が消えたのでペースを上げます。すると、2周めストレートエンドでレイニーさんがいる。引っ張ってもらえる！とついていくも、なんだか精彩を欠いた走り。後で聞くとコンタクトの度が合ってなかったそうです。バックマーカーで詰まったところを先に出させてもらって、次の周でアタック開始。とはいえ、クリアではない。走行開始直後ですもんね。16人みんなコースインしてますし。それでも追い抜きアリにも関わらず56秒7が出て、やっぱり先週の乗れてる感は続いていると実感。その次の周でストレートが無人だったので本当の意味でアタック開始。S字立ち上がりで1ヘアをグロ君が曲がっているのが見えて、「彼に追いつけ追い越せ！」と気分アゲアゲ。いい感じで加速して、いつもの感じで1ヘアに進入・・・と思ったら最後にインにつく当たりでフロントブレーキが耐えきれず、スリップ。そのままグラベルまで横倒しのまま滑走していきました。

グラベルで車体も人間も止まったものの、転倒当初は胸を打っていたために若干呼吸が苦しく、起き上がれませんでした。とはいえ、去年の5月の時ほどではなく(きっと、あの時よりも深いバンク角のところからスリップしたからでしょう)、1,2分後には四つん這いで動けるようになったので、グラベル外に退避。そのうちにスタッフの方が救出に来てくださって、一緒にバイクを起こしたあと、エンジンを掛けてみたらちゃんとかかる。ブレーキも効いている。ということでドナドナカーではなく、自走で戻りました。この私の転倒のせいで、7～8分は赤旗だったんじゃないでしょうか。西浦は赤旗が出ると走行終了時間を遅らせてくれますが、私以外にも転倒者がいたそうなので、走行時間は50分フルじゃなかったでしょうね。同じ枠の皆様、ご迷惑をおかけしました。

ピットには戻らず、直接洗車場に行くと、すぐにoさんがカウル外すために工具を持ってきてくれました。優しい・・・。ちょっと足りなかったので、自分(私)の工具を車ごと取りにピットに戻りましたが、その間も外せるボルトは外しておいてくださったり、ホントに助かりました。メカニックがいるってこんな気持なのかな？5月のときもスミちゃんやGさんに助けてもらったし、助けられてばっかりですね。恩返し・・・の場面は無いほうが良いに決まってますが、私も人のために動ける人になろうと思ってます。それはともかく、被害は意外と小さく、折れた部品はありません。ブレーキレバーも折れてないのは奇跡的ですね。エンジンにマウントしているスライダーはゴリゴリ削れていたので、そのスライダーとカウルの擦り傷(こっちはグラベルに入ってからかな？)くらいの被害だと思います。比較的すぐに復帰できそう？ 人間はまた胸を圧迫される形になったので、ちょっと体を捻ったり右手で重いものを持とうとすると痛いですが、折れている感じはないかな。なので、数日安静にしてればそれなりには動けるようになると思います。

いや～、今回は悔しい。5月の時はなんで滑ったのかわからない、嫌なコケ方でしたが、今回はタイヤのグリップを信用しすぎて「もう一声！」と頑張らせようとしたら「いや、それ無理」と言われた、って感じｗ　偉そうに「グリップの限界を超えた」と言ったらちょっと間違いかな。「グリップのさせ方が下手だったので、自分の技術のグリップの限界を超えた」というのが正確か。タイヤに対して優しさが足りなかったｗ　普段は「グリップ行けるか？まだ大丈夫か？」と相談しながらブレーキング進入していたつもりでしたが、今日はこっちが一方的に「もっと頑張れ、グリップしろ！」と言ってるだけだった。ただ、スリップの直前までのグリップの感触はすごく良くて、あれで止められてたら、ブレーキリリース時に弾けるように向きが変わるような気もしました。・・・実際はグラベルに弾けていったんですが・・・。次回復帰時に、今回の転倒を活かせるかどうか。今はまた走りたい気持ちも強いです。5月のときのショックな感じとは違いますね。さて、復帰はいつ頃かな？