12月17日の走行会 その2

昨日のエントリーの続きです。

昨日書き忘れていましたが、Dコースのみが極端に濡れていたことについて、Nさんたちと話していたのですが、もしかしたら路面を掃除するために水を撒いた可能性もあるんじゃないか?と。何でわざわざ滑りやすいことをと思うかもしれませんが、昨日の写真を見れば分かるように、(おそらく)前日に4輪がコースアウトして周囲の土をコース上に撒き散らしていたようなのです。Dコースではいたるところで4輪の土の跡が残っていました。2コーナーのイン側やバックストレート入り口のイン側などは土が浮いているくらいで、路面が乾いた後も不用意にそこに乗ればタイヤがズルッといってしまいました。周囲の土をコース内に持ってこないような対策を練って欲しい所ですが、エスケープゾーンというのは必要なのも理解できますし・・・難しい所ですね。

さて、本題に戻って、昨日書いたように2本目は走行ラインを中心に乾いてきており、Aクラスの人たちも本気モードではありませんでしたが、20分間フルで走り続けておられました。帰ってきたNさん曰く、レコードラインはほぼOKだけど、そこからラインを外れるとまだ濡れている、とのこと。その後B1クラスの後に回ってきた私のB2クラス。この頃にはAクラスの走行時よりも乾いており、大分自由度は上がっておりました。が、Dコースではまだ追い抜く為のラインは濡れているレベル。やはり大人しく走らねばなりません。Dコース区間はレコードラインをトレースする練習、みたいな走りになっていました。

その他の区間については路面を信用しても良いくらいに乾いています。もちろんGコースはガンガン攻めました。今回CBで走ってみると、Gコースでの抜きポイントは通称レイクサイドコーナー(Zコーナーの後の左)かな、と。排気量や馬力に差が無いバイク同士だとバックストレートのブレーキングポイントを奥に取ることで(遅い人は大抵かなり早くにブレーキをかけている)鼻を入れることができますが、CBの場合はバックストレートで離されてブレーキングで追いつく、というタイミングなので、鼻を入れるには至りません。ですので、Zコーナー立ち上がりで前走者に遅れないように早めに立ち上がり、その後の短い直線で2速全開。そうすればレイクサイドコーナーのブレーキングで前に出られるというわけです。レベルが同じ程度の人相手にはあまり通用しませんが、今回、レベルが同じような人たちは直線部分で離れていってしまうために、こんなふうに追いつくことが無かったので結果としては周回遅れの人たちを抜く手段となっていました。でも、「排気量や馬力で負けているバイクで如何にして抜くのかの勉強」をタイム以上に重要な課題と捕らえている私にとっては、これはいい発見でした。

え?そんな抜き方当たり前? 今まではそれも出来なかったんですよ。苦労してたんですよ・・・

今までと何が違うのか。実はこれが今回一番重要なポイントでした。一言で言えば、ブレーキングです。今までよりもかなりハードなブレーキングができるようになってきたことと、ブレーキを引きずりながら進入する感覚、特に右手の操作を大分掴めて来た事が、今まで以上に突っ込めるようになった理由と言えます。今までは、ブレーキをかけて、減速して、自分にとってのコーナー進入スピードになってきたなと思ったらブレーキを離して、そこから倒しこみ始めて・・・こんな感じで各作業が完了するまで次の作業に入っていなかったわけです。ですが、それをやるとブレーキを離してから倒しこむまでの空走距離もできてしまいますし、何よりもフロントフォークが一旦起き上がってしまい、旋回性が落ちてしまいます。この原理、頭では分かっていたんですが、実践はできておらず、長年染み付いた癖が抜けなかったんだと思います。それが今回は意識して実行できました。この最大の要因は美浜サーキットをCBで走り回った成果なのだと思います。美浜サーキットはRがきついので、多分今走っても意識して実践できるか分かりませんが、美浜よりどのコーナーも道幅が広くRも大きい鈴鹿ツインサーキットでは比較的冷静に実践できたのでしょう。ただ、今は「進入まで」の状態です。逆にブレーキを後まで引きずりすぎて、立ち上がりのアクセルを開けるタイミングが遅れてしまっています。これはブレーキレバーに集中しすぎてリリースとアクセル操作が同時進行できていないんですね。次回はブレーキレバーにかける指先の動きとアクセルに当てる掌を別々に動かせるよう、練習しないといけません・・・

もうひとつ重要なのは、今回の車両がCB400SFだからってことです。非力、車重も軽め、乗り手が扱い慣れている、美浜で唯一走らせた練習車両、など多くの要因が重なっているはずです。ハードブレーキングといえば、メインストレートエンドでも今回は50m看板でブレーキングするよう意識していました。実際のところは50m看板が視界から消えてから、ですから、おそらく7、80mくらいなんだと思いますが、それでも675の時よりもブレーキングポイントは遅らせています。しかし、これはブレーキが上手くなったのではなく、車速が出ていないから・・・w CBでは頑張ってアクセル全開で加速しましたが、最高速度は良くて160km/hでした。675ではずっと手前で180km/hが出ていたことを考えると、遅すぎです。つまり、ブレーキ時点での速度が遅いから奥まで突っ込めたわけです。これは決してブレーキが上手くなったとは言いませんよね?w ですが、まぁ、自信にはなりました。・・・・・・過信はしちゃ行けませんけどね。675ではまだ慎重に100m看板を目標にしておきます・・・。V11は車重もあるから150m看板かも?(つД`)

それはさておき、同じように走っている限りはブレーキポイントで有利な状況だった為、今回もおおむね追いかける方の立場。うっひょー、気持ち良い!Aクラスじゃ最下位ですもんね。たまには微妙な優越感に浸らせてくださいw

20分を2本走って、今回は腰も腕も全くなんともなし。やはり一本が30分では長いんですね。20分がちょうど良いんだと再確認しました。美浜も1本20分ですし。

で、お昼休みにDB5CとDB6の試乗会や、エクストリームの妙技を見たりして過ごし、予定よりちょっと遅れの13時過ぎから、午後の部です。

午後の部は・・・ほとんど書くことは無いんですが、赤黒GSX-R1100の悪行だけ、詳しく書くことになると思います。それはまた明日と言うことで。
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