12月17日の走行会 その3(ラスト)

あー、ゴメンナサイ。年の瀬は忙しいですね。寝る間もないくらい、ってほどじゃないですが、ブログ書くくらいなら1分でも寝たい今日この頃。今日、何とか大仕事が終わって、ちょっと一息です。で、もう既に週末ですが、先週末の走行会についての最後。

前回のエントリーに書いたように午後からの3本目はより乾いた路面でしたので、思う存分CBを振り回せて楽しかった、って程度です。私にとっては400ccが「回しきれる性能」って状態ですね、まだ。675を回しきれるようになるのはいつの日か・・・。この間のItarianMotoFesta2006の時は、ヘアピン立ち上がりからZコーナー進入まで2速固定を試してみて、その時だけ全開を体験しましたが。アレでレブったりしなかったって事は、ストレート以外は延々2速固定でいけるってことでしょうか。更に上を目指すようになるとギヤ選択で悩むことになりそうですがw 話が逸れましたが、とにかくCB400SFで走る鈴鹿ツインサーキットは、メインストレート以外は存分に楽しめました。そしてやはりここでもやりました。2コーナーや最終コーナーで、シャリッ! ヨシムラマフラーの中間パイプが更に薄くなってしまいました・・・。本気でそのうち穴が開きそうです。予備を用意するかな?w

ちなみに3本目からはチョコチョコ追い抜かれました。ストレート以外で追い抜かれた記憶はありませんが、これは単純に私がインをブロックする走りだったからかもしれませんw と言ってもなー、後ろから排気音が聞こえるからインを開けて譲ったりもしたんですが、追い抜いてくれないんですよね。ラインが読めないやばい奴と思われて敬遠されてたのかな?まぁ、リッターバイクならストレートまで我慢すれば安全に追い抜けますからね。無理に危険な抜き方をしないでいてくださったんでしょう。逆に私は立ち上がりでは(よほどこちらが早く開けない限りは)離されるので、ブレーキの突っ込みや前走者の空走している隙に全開にして抜き去る方法で、ある程度速度差のある相手なら抜きどころがわかってきました。次はコーナリング中はベタ付き出来るんだけど、立ち上がりで離される相手をどのように抜くか、が課題かな?もちろん、バイクの性能はこちらが負けているときの話。非力マシンはこういうことを考えながら走るのが面白いですねぇ。675でもリッターを相手にする場合は非力マシンと言えなくも無いですが、どっちもどっちの世界ですね。なので675はひとつ上を目指す為の最終兵器ということで。

で、4本目。もうここまでくれば、楽しんで無事に終わりましょう、って感じで、路面も冷えてきているし、無理だけはしないつもりで走行開始。で、しばらくは調子良く走っていたんですが、4、5周目くらいかなぁ、レイクサイドコーナー前方に変な赤黒のGSX-R1100が見えてきたのです。こいつ、ピットで見てましたが、それまで一切走行しておらず、4本目のB1クラスで初めて後半の数周だけ走っていたのです。始めのうちはツインサーキットに深いなじみのレーサーで、練習走行を兼ねて混ぜてもらってるのかな?と思ってたんですが、私ごときが追いついちゃったんです。この時点でレーサーではないでしょう。いや、追いつくくらいならまだかまいません。最悪なのは、後ろからついて追い抜きポイントを探りながら走っていると・・・なにやら挙動がおかしいんです。まずコーナーの進入。ラインは私と似たような、アウトいっぱいから1車体分くらい内側を走っています。ブレーキング時、妙に激しく肘が上下しています。きっとブリッピングのオーバーアクションなのでしょう。まぁ、これはそういう癖なのかな、で済ませても良いです。後ろから見る分にはこれだけでも奇妙で、こちらのリズムが崩されますがw で、ブレーキングポイントが早かったのでこちらとしては突っ込みで、アウトから被せるか?インに鼻を入れるか?と思っているうちに・・・フラッと一瞬だけアウト側にバンクします。「???」と思っている私を尻目に、次の瞬間おもむろにインに倒しこみます。おそらく始めにアウト側に振ったのは倒し込む反動をつける意図があったのかもしれません。まぁ、これも、(行動が読めないので)思いっきり抜きにくくはありますが、まだ「変な癖の人だなぁ」で済ませても良いかもしれません。が、問題は立ち上がりです。コーナリングスピードが遅かった為に立ち上がりでインに鼻を入れて早めに加速しようと思っていると・・・相手は立ち上がってから一瞬アクセルを緩めます(このせいで、私の予想よりもイン側のラインを取った為に詰まってしまいました)。そして次の瞬間、私の目の前でアクセルをワイドオープンしてフロントアップを試みたのです。ウィリーちゃいますよ?単なるフロントアップです。それも私の見る限りアクスルシャフト程度の高さまでしか上がってませんでしたが。いずれにせよそんな曲乗りをしやがるのです。走行会で。スポーツ走行時間で他に普通に走っている人がいるにもかかわらず。百歩譲って、後ろに私がいることに気がつかなかったとしましょう。しかし後ろに注意が行っていないのなら、曲乗りはしてはいけないでしょう。周囲に一切人が居らず、邪魔にならないのが確定している場合でもちょっと引きます。と、そんな感じでドン引きの私は、最終ヘアピンで後ろにつきながらも追い抜かす気になれず、とりあえずストレートエンドの突っ込み勝負で何とかするか、とついていきますが、さすがにストレートは排気量の差が物を言い一瞬で点にされ、2コーナーで追いつくのがやっとでした。で、2コーナー立ち上がりで抜こうと試すものの、やはり奇妙な動きに惑わされ、断念。その後もDコースヘアピンやレイクサイドコーナー突っ込みでブロックされます。悔しいんですが、それ以上に「近寄ったら当てられる」という恐怖が先に立ち、アプローチできません。もちろん、相変わらず全コーナーの立ち上がりで「一旦アクセルを締めてから、ワイドオープンしてフロントアップに挑戦」しています。これは離れて走るべきだと判断し、ピットイン。ピットで待っていたNさんとひらかわさんも、大体事情は察していたようです。ニヤニヤしながら出迎えてくれましたw そうか、やはりピットから見てても奇妙だったか・・・。そんな感じで、奴がレイクサイドコーナーを抜けていくのを確認してから再スタート。その後はそう簡単に追いつきはしないだろうと思っていましたが、周回途中で、Dコース最後の大きな左からバックストレートに向かう所でオーバーランして土まみれになっているのが見えました。あーあー、なるほど、左にバンクしながらワイドオープンして、立ち上がりフロントアップの真似事をしようと思ったら曲がりきれなかったわけね・・・。で、これで終わりじゃないのです。コースアウト後にむかついたのかバーンナウトしてたのは、money traderさんがコメントに書くまで知りませんでしたが、その後、泥だらけの状態で残り数週を走り続けたのです。少なくとも私の覚えている限りでは3、4周はあったと思います。普通、コースアウトして泥だらけになれば、土をコース上に落として他の方の迷惑にならないように、その場で出来るだけ落としつつアウト側(ツインサーキットは右回りでピットが外側にあるので、左側)を徐行して一旦ピットインし、水場で泥を洗い落とすものだと聞いていました。確かにそうすべきだと私も思います。が、奴は平気でピットインせずに残りの周回を走ったのです。この枠が終了後、ピットに帰ってきた奴のバイクを見ると、やはり泥だらけ。これで走れば土はかなり落ちているんじゃないでしょうか。走行中に気がつかなかった鈍感な私が言うことじゃないかもしれませんが。

と、こんな感じの人物が現れて4本目は興ざめでした。おかげで自分は冷静になって(というかドン引きして)、無理はしなかったのでコケるようなことにならなかったのは良かったといえるのか・・・。って、そんなことはともかく、こういう走行者を見ているはずなのに見過ごしたサーキット側の対応にも問題があるのではないでしょうか。ピットから見ていたNさんやひらかわさんが気付いているくらいなんですから、サーキット側が気付かないとは思えないのですが。と言うことで、このことに関してはツインサーキット側に連絡、問い合わせをするつもりです。日曜日の夜に「問い合わせる」と書いておきながら、今までサボっていましたので・・・(つーか、眠かったんですよ。今も眠いんですよ。今週はホントに疲れた・・・)。連絡が来、ブログに転載する許可も得られたらここに書くつもりです。さて、いかなる返事が返ってくるか・・・

そんな感じで、最後の最後でつまらない終わり方をしてしまいましたが、おおむね楽しい一日でした。CB400SFもなかなかイケているというのが確認できましたし。でも、ホントは675で走りたかったですね。この日が今年の走り納めにするつもりでしたから。

と言うことで、サーキットは走り納めです。明日、クシタニにツナギの修理に出してきます。クシタニの「パスポート」の期限は12月31日までなので、期限内オッケー。具体的な修理個所は、この日の帰りにクシタに名古屋店に寄って相談済みです。ほつれ個所は縫い直し、破れ個所はアテ革ということで無料で直してもらえそうです。見た目はそれほど綺麗にならないと思いますけど・・・(´・ω・`)
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コメント
 
 
 
Unknown (転倒無視)
2006-12-24 17:23:00
迷惑な話ですね。どこに行っても、目立ちたいという自己満足の塊みたいな人はいますね。明らかにやばい人には、近づかないに限ります。人に譲るマナーなんて持っていないでしょうから。
 特に、ツインサーキットは、ライセンスフリーなので、私の場合、マナーは鼻から期待していません。MFJライセンスはともかく、サーキットライセンスの必要性は感じますね。・・・敷居が低いのが、魅力のサーキットですが・・・。

 鈴鹿では、国際ライダー枠があって、国際ライダーは、国内ライダーと一緒に走りません。なぜだかわかりますか?レベルが違うと危険だからです。

 人の走りの影響で、転倒し怪我でもしたら大変ですものね。
 
 
 
Unknown (嘉平)
2006-12-25 00:36:36
>転倒無視さん
一応書いておきますが、上記はあくまで私の視点での記憶に基づいて書いてます。
できるだけ客観的事実を書いたつもりですが、主観が入っているのも事実です。
もしかすると「フロントアップはわざとじゃなかった」のかもしれません。
・・・・・・私は相手がどう主張しようと信じませんが。

でも、とにかく今のツインサーキットはマナー不足に起因する危険が多数ある印象です。
美浜の方が安心できます。レベルによるクラス分けはしていないのに・・・
何が原因なんでしょうね?
絶対的な速度も違いますが、それ以上に走行者の意識が違う気がするんですよね・・・
 
 
 
これは引きますね (konishi)
2006-12-26 10:40:11
読んでいるだけで引きます。

鈴鹿ツインは転倒無視さんがおっしゃるように敷居が低いのが魅力でよく通わせてもらっています。峠道からのステップアップとしてとても使いやすいのでいろいろ試せるのが嬉しいですから。そういう点では美浜は「競技」としての意識を強く持っている方が集う場所なのではないかなと前回のカワサキ主催の時の事を思い出してそう感じました。嘉平さんがおっしゃるようにやはり「意識」なんでしょうね。走行している人のレベルが仮にまちまちだったとしてもベクトルが合っていればお互いを尊重する事になるでしょうから。

一つ思ったのは、嘉平さんが「異常」を認識されてから走行終了までは少なくとも5・6周する程度の時間があったかと思いますが、この間にオフィシャルに状況を伝え改善を依頼するという事はできなかったんでしょうか?あまりにも非常識な事態であっけにとられたのでは・・とも思いましたが(^^;。しかしやはりミーティングでフラッグの説明もしているんですからオフィシャルが異常をいち早く察知する必要はあると思います。

正月三日のイベントには参加させていただく予定ですが、何事も無く走り初めが出来る事を期待します。
 
 
 
Unknown (嘉平)
2006-12-27 23:57:11
>konishiさん
レス遅れましてすみません。

>この間にオフィシャルに状況を伝え改善を依頼するという事はできなかったんでしょうか?

という件ですが、確かにそのように動く余地は十分にありました。
現地でリアルタイムで行動に移せなかったのは私の不手際です。
唯一の言い訳としては、オフィシャルの関係者で何かそういう走り方をする必要があったのか?という疑問がよぎったこと。
但し、特別オフィシャルと親しげに話している訳でもなし、実際、返って来たメールから判断して、オフィシャルと知り合いであるようには思えませんでした。
いや、それ以前にオフィシャルに近い立場の人間がそのような危険走行を客の前でする意図がありません。曲乗りの写真を撮りたかったのなら一旦コースを閉鎖するなりなんなり他に方法があるでしょうし。
今、冷静に考えれば分かることですが、現地では「ホントにこのことについて文句を言って良いのか・・・」とちょっと及び腰だったのです。

次回からはしっかり行動に移す所存です。
・・・・・・いきなり本人に殴りかかるのは、さすがにまずいですよね?w
 
 
 
実際 (konishi)
2006-12-28 17:16:47
その場ですぐに適切な対処を取る事は難しいと思います。私としては後日でもそういう深刻をする行動を起こされたことは良いことだと思いますし。

オフィシャルへの深刻よりもまず自分の身を守るのが最優先ともいえますしね。なんせ目の前で起こっていることですから。

無事で何よりです。
短気を起こしてはいけませんですね(^^;
その人と同じレベルまで降りる必要は全くありませんから。
 
 
 
Unknown (嘉平)
2007-07-16 20:01:16
2007年7月16日のエントリーにて、このGSX-R(750でした)の方と話した内容を記載しました。
ウイリーするのも理由があって、試行錯誤&練習中だということです。
この記事だけでは私の一方的な言い分になってしまっているので、
ご本人の名誉のためにも改めて↓こちらの最後の※を読んでください。
http://blog.goo.ne.jp/v11cafe/e/282fa9fbc98630d78b06dedc2832e8eb
 
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