8月5日、また西浦

頑張って追いつくw 先週の土曜日、8月5日に西浦を走ってきました。当然、前の週のリベンジです。

この日は翌日が西浦GPのためか、それともスクールがあったためかはわかりませんが、逆回り枠は無しで午前午後共に正周り(4輪枠はちゃんとあります)。そのため時間は選び放題なんですが、あえてゆっくりできる午後ではなく、午前の枠を選びました。と言っても11時枠ですが(ヘタレw)。色々思惑はあったのですが、ちょっとでも温度が低い時間を選ぼうとか、わざとミニバイク枠を選んで(コーナリングスピードの)速いミニバイクの後ろについて学ぼうとか、その辺が選択理由ですね。9時枠は、無理w 朝が起きれませんw 鈴鹿ツインの朝練のように他に選択肢がない場合ならともかく、西浦ではそこまで頑張る気にはなれません。

さて当日。と言うか前日夜から、愛知の南から小さな雨雲が発生しては北へ通り過ぎる(通り過ぎながら消えていくんですが)、というのが断続的に続く天気。ホント、今年の夏は雨に振り回されています。確実に丸一日降り続ける、というのではなくて降ったり止んだりというのがいやらしいですね。で、悩みましたが、「名古屋は降っても西浦は晴れるかもしれないし!」と賭けに出ました。実際、家を出たらすぐに降り始めて、名古屋市内を抜けるまではワイパーを動かし続けないといけないくらいの雨。当然路面はウェット。こんな雨が西浦で降ったら、11時には晴れてもマトモに走れないなぁ、なんて思いながらも引き返さずに進みます。で、現地に着くと・・・南の、海側の空がけっこう真っ黒。途中の信号待ちでスマホを確認したところ(※)三河湾に強めの雨雲が溜まっていましたし、これが来たらやばいなぁと思っていましたが・・・。ピットにトランポをつけようとしていると、サソリ君を発見。この日は新しく買った中古車のテストツーリングだそうで、サーキット走行はしないんだそうです。ですが、私の走行前まで雑談に付き合ってくれて(というより他に二人の知り合いがいなかったというのが実情w)、やっぱりサソリ君も名古屋市内で降られたとか、雨雲レーダーから判断するとやばいですよ、とか。いつものことながら不安を煽るのが得意な人ですw しかも煽るだけ煽って、本人は雨雲を避けるために11時前に出発するし・・・w

(※余談ですが、信号待ちで完全に車が停止していたらスマホを見ても合法なんだそうです。少しでもクローリングしたり、青になったらダメですが)

ともかく、その煽りにもめげず、走行準備完了。奥に見える柱にある電源の内、下側のコンセントに電気が来ていなくて、隣の柱のコンセントを使わせてもらった・・・とかちょっとネタはありましたが、無事走行前の準備ができました。この日はちょっと試したいことがありまして。大したことはないのですが、ラップタイマーを普段のLapShotではなく、スマホのアプリで代用できないかと考えたのですが、落ちないように設置する方法でちょっと細かい作業をしてまして。普段しないそのような作業に時間を取られて、走行前ブリーフィングの時間前にツナギに着替えることができませんでした。

やばい、こうやって慌てて準備してギリギリに走行開始したらコケることが多いのです。事前に集中力を高める時間がないためでしょう。なのでここは割り切って、「5分ほど遅れてスタートするので」とあらかじめスタッフにも伝えておきました。そうやって「慌てる必要はない」と自分に言い聞かせることによって集中し直します。

結果的に走行開始時間の1,2分遅れ程度でコースイン。気持ちを切り替えているので集中力は万全です。いざ!・・・と走り出すと、スマホの画面が消灯。まじかー!ラップタイムが全くわからん。というわけで2周ですぐにピットインw スマホの消灯設定をいじり直して再度コースイン。S字までは画面が点いているので大丈夫かと思っていたら、S字立ち上がりで消灯。またかー!でもそのような時のためにLapShotも動かしています。設置場所の関係で走行中は見えませんが。なので、タイムは後で確認すればいい、と割り切ってアタック開始。ちなみにこの枠は走行台数4台。予約は9台ほど入っていたのですが、恐らく雨を避けるなどしてキャンセルしたのでしょう。台数が少なくて走りやすい、雨も降る気配はなさそうで走り続けられる、他の3台も似たようなペースで走っているようでほとんど遭遇しない・・・という好条件。ぶっちゃけ、9割方クリアラップで走り続けられました。唯一の不安は、自分が今どれくらいのタイムで走れているのかがリアルタイムでわからない、ということだけ。普段LapShotのタイムを見ながら走っていると、こういう見えない時にすごく不安になりますねwそれでも、走っている感触は良さそうだったので攻め続け、「流石にこれだけ調子よく周回したら57秒台には入っているだろ」というのを数回実感した後、ピット・インしてタイムの確認。LapShotでのベストはこんな感じ(次の10周目も57秒97)。スマホの方も画面が消灯していただけでタイムは測定していたようで、そちらでは57秒69となっていました(次の周は58秒02)。なんとか前の週のリベンジ達成です。この他にも、はじめにピットインした後にコースに出て、3周目(トータルで5周目?)で既に57秒82が出ていたようです。とりあえずこんな感じで、57秒台を出すことができるのは確認できました。ベストの57秒43まではまだまだですけどね。

前の週との違いはと言うと・・・勢い、でしょうかw クリアが続くので、モチベーションが持続し続けられます。平日走行できる人はこんな環境で走れるんですね。羨ましい。とはいえ、そんな抽象的なことだけではなく、もう少し具体的な走り方に関する違いと言えば、「S字の進入」と「1,2ヘアの進入ライン」でしょうか。「S字の進入」は前週も勢いを殺さず突っ込んでいっていたつもりでしたら、まだ足りなかったようです。そして「1,2ヘアの進入ライン」は、前週がちょっとアウトに降り過ぎだったので、舗装跡のアウト側ラインギリギリに沿って進入し、その後イン付きを早くしてV字ラインのようなイメージで走ってみました。実際は立ち上がりで膨らんでV字にはなってませんけどね。以前から私が使っていた「イン付きが早いライン」というだけです。この2点の修正でタイムが出た、と考えています。と言ってもこれはこの日に走ってみて初めてわかったことではなく、この一週間悔しくて、仕事の最中も(笑)イメトレをしていた結果導かれた結論です。この2点は他の留意項目と比べて甘かったのではないか、と。概ね反省が活きたようで満足していますが、まだベストには足りていませんし、その上も目指せません。タイム表示が出ていたらモチベーションも上がってもう少しは・・・と思わなくもないですが、逆に「途中まで良いタイムが出そうだから後もうまくまとめないと」と丁寧にしすぎてタイムを落とす可能性もありますw とにかく、56秒台なんてまだまだ考えられませんね。軽々しく「頑張ればあと1秒くらい縮められる」なんて言える状況ではありません。何を頑張ればいいのか。課題の一つは持っているんですが、今までと違う技術を身に付けないといけないので・・・リスクがあるのが不安です。

あと、前の週の記事にも書き忘れましたが、フロントタイヤで向きが変わる感触が感じられたのも大きいかな。7月30日の時はそれがほとんど感じられなかったのです。7月22日の鈴鹿ツインでは絶賛していたのにね。この点も、反省している時に気になっていました。今回は1,2ヘアで、速度を残すことよりもV字ラインで走るイメージを強く持っていたため、Vの頂点に向かって強くフロントを押し付けていって、ブレーキをリリースする時に潰れたフロントタイヤの反発力で向きが変わるような、そんな感触が得られたのだと思います。多分、レーステックRRの設計的に正しいフロントタイヤの使い方なんだと思っています。この感触は覚えましたが、それを引き出す操作までちゃんと覚えておかないといけませんね。そのためには「早めの緩ブレーキ」も緩すぎてはダメ、ということになるかもしれません。そこら辺のさじ加減が、まだわかってないんだよなぁ・・・。でも、押し付けることだけを考えれば良いのかと言えばそういうわけでもなく。走行時間中盤くらいで3ヘアの進入の際、フロントがズズッとちょっとだけ横滑りをして危ない思いをしました。あれ以上は無理ができないということなのか、何か下手な操作をしたのか・・・。そこら辺の見極めも、これから習得していかねばなりません。

走行後、かき氷は前週よりも美味しくいただけましたw 675さんも今回はこっちをむいて、ちょっとドヤ顔風?w いやいや、ドヤ顔していいのは57秒を確実に切ってからですね。まだまだ、まだまだ。天気も、持ったというよりも、走行中から晴れてきたくらいで。むしろ暑くて、走行周回は前週よりも少ない28周。スマホのラップタイマーのことで何度もピット・インしているのも影響していますが。とにかく、走りきりました。走行時間の後半は57秒台は出ず、58秒1~4を延々繰り返す感じ。特に上で書いた3ヘア進入の際のフロントタイヤの横滑り以降はダメでしたね。ビビっていないつもりでもセーブしてしまう。セーブしているとS字の進入が甘くなってタイムが落ちる・・・。難しいです。でも、コケて痛い思いはもうしたくないので、コケないように慎重に攻めるしかないですね(矛盾した表現っぽいですがw)
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