鈴鹿ツインサーキット朝練

久々に当日更新です。朝練走ってきました。ちょっとだけ久しぶりです。

朝練は相変わらず苦手です。何がって、起きるのがw 今日は3枠あったので、遅めの9時40分枠と10時55分枠の2本を予約しました。前回寝過ごしかけましたからね。そう思って余裕を持って出たつもりだったのですが、運転中に気づいたインパネで点滅している赤い鍵のマーク。どうやらスマートキーを認識していない模様。朝一番で鍵を開けたりエンジンかけたりする際は問題なかったのに、何故? 電池が弱っていて、朝一番ではギリギリ起動できたけど、だんだん駄目になった可能性もあります。最悪、出先で一旦エンジンを切ったら二度とエンジンがかけられないなんてことになりかねません。それは怖いので、家を出て10分ほど進んだところから引き返して予備のキーを取りに戻りました。予備キーをインパネに近づけると鍵のマークが消えたのでようやく安心して出発。但し、これで30分ほどロスしてしまいました。いつもどおり下道(R23)のみで行こうとすると、走行準備の時間があまり無い、ギリギリの時間に到着しそうです。仕方ないので高速に乗りました。乗ってから「あれ?名古屋高速って工事中じゃなかったっけ?」と思い出しましたが、私の行こうとしていたルートでは問題なかったようで、結局現地には8時50分に到着できました。ちょっと気温が下がってますからウォーマーで温める時間が十分とりたいと思っていたのですが、走行50分前ならなんとかなりそう、と安心しました。

本日は快晴。気温は10時で16.6℃、11時で18℃と、この季節にしては暑くもなく寒くもなく。また、日差しがしっかりあるので10時以降は路面温度を気にすることもなく、しっかりグリップしてくれました。ちなみに、1枠目の8時25分枠を走った知り合いに聞いたところ、1枠目はグリップが不安だったようです。この時期は9時前には走れませんね。

さて、走行について。1本目の9時40分枠は、まだ路面温度を信用しきれていなかったので慎重にスタート。1分8秒から7秒くらいで3周ほど走って、大丈夫そうだと判断してペースアップ。・・・アップしても6秒台。あれ~?そこそこ頑張ってるつもりなのに?そしてたまたま速い人が近くにいなかったのか、抜かれることもなく、勿論追いつくこともなく、ほぼクリアで6,7周走って、全部6秒半ば。「頑張っている」のですが、確かになんだか乗れてないというか、各コーナー、ちょっとずつ様子見している感じはありました。多分それがタイムに繋がらない原因なんでしょうけど、そこで安全リミッターを外して無理にイケイケで攻めると危ない気もして、「多分、今の自分にはこれが限界なんだ」と言い聞かせ、無理をせず走行終了。

2本目(3枠目)までの休憩時間に知り合いの方たちと話をしてみると、皆さん久しぶりの方が多かったので、以前の自分との違いに戸惑っておられる様子。ウンウン、自分もそうなんですよ-、と話しているうちに、結局コロナの影響でかなり間が空いてしまったために、バイクの走らせ方も忘れてるし、それを思い出すように考えながら走る余裕は無くて、染み付いた癖というかフィーリングで「こんなもん」と思いながら走ってるから数年前の走りに戻っちゃうんだ、ということに思い至りました。昨年の4秒台で(ある程度)コンスタントに走れていた走り方はまだ身体が覚えていなかったので、3年ほど前の6秒台くらいで走っていた頃に戻ったというわけですね。これはもう一度やり直しということでもありますが、タイムアップをしたきっかけを思い出せば、比較的早く元のタイムに戻せるかも、とも考えました。昨年5月にツインで3秒台を出した時はどうだったか・・・890DUKEのGさんを抜くことをひたすら考えて追いかけてたなぁ。加速はDUKEの方が速かったので進入で前に出ることは殆どできそうにありませんでした。だからコーナーをコンパクトに曲がって、立ち上がりを早くしようということだけを考えていた気がします。勿論、今日はそんなどころではなく、手も足も出ませんでしたw 1本目の赤旗後にGさんが先頭でコースインしたのでついていこうとしたら、シッチャカメッチャカになって諦めましたから・・・

ともあれ、2本目はコーナーで小さく曲がって早い段階で立ち上がる姿勢にする(=当然、立ち上がりも早くしてアクセルも大きく開ける)、ということを課題にして臨みました。初めのうち6,7周目くらいまではやっぱり6秒台、1回だけ5秒9という程度だったのですが、そのうち6秒台くらいの人に捕まって抜きたくても抜けない状況になりました。そのときに色々試しているうちに、切り返しやバンクスピードが1本目のときに比べて上がっていきました。早く立ち上がるためにコンパクトに、コーナリング時間を最小にしようとした結果です。その人は結局抜けなかった(追突しそうになってギリギリで避けたんですが、動きが読めなくて怖くなったので距離を開けました)のですが、距離を開けた結果クリアラップになったので、さっきまでのバンクスピードなどを活かして素早く曲がることを意識して走った結果、5秒1から5秒2で連続ラップができました。本当はギリギリでもいいから4秒台に入れたかったのですが、それを意識すると2コーナー、4コーナー、ヘアピンなどなどでオーバーランしかけるなど失敗をしてしまい、タイムロスして5秒2とか・・・。ここは「タイムロスしなければ4秒台なのに」というよりも、「失敗するということは自分の限界を越えかけてるんだ」と冷静に判断し、走行時間5分ほどを残してピット・インしました。ええ、決して890DUKEが近づいているのが見えたからじゃないんですよ!w

1本目で「様子見をしている感じ」はきっと切り返しやバンクスピードを抑えていたのでしょう。ほんのチョットだけね。でも、1つのコーナーで0.1秒遅れたらトータルで1秒以上遅くなります。今回はそういうことだったと考えています。ただ、無闇矢鱈とバンクスピードを上げようとしても転倒に繋がるだけですので、根本的な解決と言えるかは微妙なところ。大事なのはやっぱりグリップ感を掴みながら「ここまではOK」と判断できるセンサーを磨き直すことも必要なのだと思います。でも、これはきっと西浦にも通じるんだろうな、と。私、西浦のS字が明らかに遅いらしいのでw まぁ、あそこは進入のラインが肝なので単純ではないですが。それでも、今回の朝練のおかげで「コロナ前」と「コロナ後」で何が違うのか、ヒントは掴めた気がします。

最後に、走行後のタイヤ。鈴鹿ツイン2時間と西浦2時間の計4時間走行後です。リアの右が結構余ってますねw 右コーナーのバンクが甘いのかな? それよりもフロントの右が今回はチョット使えているように見えます。チョットだけねw でも、昨年の好調時はそれが大事でした。2年前に比べてフロントのヘリが格段に早くなりましたからね。コンパクトな向き変えにはフロントの使い方が大事です。あの感覚を早く思い出さなきゃ・・・
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