トライアンフ価格改定

もう、知っている人は知っていると思いますが、トライアンフの車両価格が7月1日から値上げされます。

具体的には、福田モーター商会さんのブログが分かりやすいでしょうか。

Daytona675を初め、100万ちょいの値段のものが軒並み63000円アップ。スプリントSTやタイガーなどは7万や8万アップ・・・・・・。ロケットIIIは10万以上アップですが、この車両を買う人はコレくらいの値段は気にしなさそうなイメージがあるので、横に置いておいて・・・・・・って偏見というか、僻みかな？ｗ　そしてコレは意外だったんですが、ストリートトリプルはお値段据え置きの￥1.039.500-。と言っても、こっちは5月1日に価格改定済みだそうですが。それでも、今回の価格改定によってボンネビルも含めた全トライアンフ現行車種の中で一番安いのがストリートトリプルということになり、コレからますます人気が高まることが予想されます。足回りのグレードアップ版が出て欲しいなぁ、なんて思っている人は多いかもしれませんが、そんなのが出たらDaytona675と同じくらいの値段になるんじゃないかなぁ、と予想します。ノーマルの設定でも公道走行に使う分には十分なので、安い方を今の内に買ったほうがいいんじゃないかなぁ。あ、こんなべた褒めっぽいことを書いていますが、私なら買いませんｗ　同じミドルクラスのネイキッドバイクを買うなら690DUKEですね、今ならｗ

さて、本体価格だけではなく、実はアフターパーツや部品類なども同様に値上げされるそうです。そういう噂を先週の時点でキャッチしたので、とりあえず今後破損する可能性の高い右ウインカーを前後とも、トライアンフ名古屋中央さんに注文しておきました。って、破損したら社外品にするという手もあるんでしょうけど、ノーマルを一つは持っておきたいので。ちなみに、現時点で右前のウインカーは壊れかけています。去年のこの時期に美浜で転倒したときに破損してそのまま。ボルトで止めれば動かないし問題なし、なんですが、力を入れるとぐらついたり、微妙に不安なので注文しておきました。また、右後ウインカーも、透明なカバー部がひび割れており、もう一回衝撃が加わったら終わり、って状態なので、こっちも注文しておきました。それ以外で不安なパーツは今のところありません。というか、去年の9月から延年言ってきた、追突された時に曲がったり凹んだりしたリアシートフレームやサイレンサーは5月時点で購入済です。「車検の後に買おう」なんてのんびり構えてたらこの価格改定に引っかかっていたわけですね。くわばらくわばら。

しかし、やはり今回の価格改定の大きな要因は原油高でしょう。輸送などのコストの面だけでなく、外装のFRPには原油高がもろに響いてきそうですね。その他にも、金属部品に使う原材料費の高騰もありますね。ただ、市販車両に良く使われる鉄製品やアルミ製品はそんなに極端な高騰をしている印象はありません・・・・・・などと言うと、もっと直に現場に携わっている人に怒られそうですが、私が「そんなに」といっている比較対象はニッケルです。ニッケルの高騰はこの2,3年ものすごいものがあります。バイクの金属部品でニッケルリッチな素材はないので、せいぜいステンレス部品の使いどころを悩むくらいなんじゃないかなぁ、と。でも、アルミは怖いですね。アルミの値段は電気代が直に関わってきますから、原油高→火力発電のコストアップ→電気代値上げ ってのはすぐ目の前の気がします。やっぱり鉄ですよ、鉄。鉄フレーム万歳！ｗ・・・・・・といっても、これらは半年ほど前の印象で、未だに原油高も原材料費も単調増加を続けていることを鑑みると、来年にはまた価格改定されるんじゃないかなと思います。結論としては「買いたいときに買え」とｗ　今後、バイクなんかが今よりも安い値段になることはありえないでしょうね。（4月頃のモトグッチの価格改定（安くなった）は別ね。アレはそれまでの値段が高すぎただけでしょうｗ）

いずれにしても、世知辛い世の中です・・・　考えたくないけど、戦争前夜の世界情勢な気がするなぁ。