おこまRR君に対抗して・・・

先週、鈴鹿ツインサーキットの2コーナーゲットズザーしたおこまRR君に対抗して、今日、美浜サーキットで2コーナーゲットズザーしてきましたｗ

というわけで転倒ですよ。フロントからのスリップダウン。路面に足を取られたような、ハンドルがちょっとオーバーステア気味に切れ込んだような・・・直接の原因はちょっと微妙ですが、とにかくスリップダウンなのです。

症状はこんな感じ。ウインカー以外はかすり傷です。もう、これはまさにスライダーのおかげ。フレームスライダーだけじゃなく、ステップ近くのクランクケースプロテクターも。これ、マジで最高です。675のオーナーの方、マフラーなんか替えてる場合じゃありません。まずはプロテクター。一台に一本、ホントお奨めですよ、奥さん。

という感じで、車体はほぼ無問題。体も肘をツナギの中で擦った擦り傷のみ。そんなわけでここ最近の転倒の中ではショックは少ないのですが、やはり走りには影響しそうです。っていうか、影響してました・・・＿|￣|○

さて、では今日一日を振り返ってみましょう。

今日私が予約していた枠はE,K,H。10時からの枠です。天気予報では午前中、場合によってはにわか雨があるかもしれない、とのことでしたので、屋根下を狙ってちょっと早めに行った所、ちょうど一枠空いていた！一般的には車を入れるスペースなのかもしれませんが、自走組のほうが屋根を切望しているのです。後から来て屋根下が取れなかった方がもしここを見てらっしゃったら、その辺ご理解願います。

さて、ちょっと時間的な余裕を持って受付（そういえば、エントリーカードなる物が新しくできたそうです。ポイント制の会員カードみたいなのです）を済ませ、テーピングをしている時に９５４イシカワさん登場。実は昨晩、携帯に電話があって、コソ練で行くので皆には言わないで下さいと言われていたのです。が、昨日のエントリーのコメントにもあるように、ロンメル君とAPEX君が来ることを知っていた私は、3人のオドロキの対面を期待して全員に黙っていたのですが・・・なんか普通だったので、実は一番残念だったのは私だったり・・・ｗ　それはともかく、この時間は晴れ間もあり、天気予報が良い方向で外れたと喜んでいたのです。横のピットにはグッドタイミングでぞの@ZX-9Rさんもいらっしゃって、今日は空いてますねぇなんて話をしながら（B枠は走行者0。E枠が私とぞのさんの2台。その後も最大4台で全部知り合いｗ）、走行開始。

サスの設定は先週の鈴鹿ツインとほぼ同じ。速度域が比較的低めなのでフロントの圧側だけ1クリック緩めてチャレンジ。いままでの675in美浜を思えば、まずまず良い感じで走れます。もちろん2コーナーを始めとする右コーナーはまだまだ恐々倒していたり、2コーナーや定常円に入るブレーキングはガチガチになっていたり、ではありましたが。そして10数周を重ねた辺りから徐々に気持ちが入ってきます。1コーナーや定常円で膝を擦り出します（フェニックス、裏ストレートエンド、最終は既に擦っていた）。無理膝だとしても、今までよりは地面に近づいている実感が出てきました。そして最後には2コーナーで、クリップ辺りで、ですが膝を擦り、これで気持ちは大分行けて来たと確認。で、その時のタイムが47秒289。・・・・・・あれ？あんまり大したこと無い？いや、それは当然です。もともとがしょぼ過ぎたのですからｗ　それに、例えば1コーナーを路面の凹凸をものともせずに豪快に攻めて行けたり、裏ストレートエンドをあまり速度を落とさず入っていければもっとタイムが縮められるのはCB400SFの経験で分かっているものの、まだサスが落ち着いていない今の675で1コーナーを攻め込むのはまだ怖いし、裏ストレートエンドはまだブレーキングが上手くいっていません。要はまだまだ課題山積みの状態のタイムなのです。それに今日の目的はタイムではなく、2コーナーをメインとする右コーナリング、ブレーキングなどの課題です。全力での走行ではありますが、タイムを詰める走り方が目的ではありません。なので、2コーナーと定常円のクリアの仕方だけ注力していました。

そんな感じで走行終了後ピットに戻ってくると、定常円で見ていた９５４イシカワさんに「左コーナーは躊躇無く倒しこめているのに、右コーナーだと途端にガチガチになってる。まだまだ倒せますよ。」と指摘を受けます。確かにたまに膝を擦っていたとは言え、それはコーナリング中、クリップにつく前後辺りがほとんどです。理想は進入時、ブレーキリリースしながら倒しこんだ時点でガリっとやって、後はそのバンクを保ちつつコーナリング・・・というのですが、これはCB400SFではできていても675ではできていません。やはりまだ怖々だってことです。で、次の枠はもっと思い切って倒してやろうと誓いました。これが本来は吉と出るはずだったのですが・・・・・・　あと、20分の走行後にもほとんど腰の痛みは感じませんでした。先週のラ・パラと異なり、若干腰の疲れを感じはしましたが、チェッカーを受けるときも痛さは感じておりませんでした。ちょっとはマシになってきてるのか、と自信を持ったのですが。

その後、朝に思いついていきなり来たと言う転倒無視さんも来場。H枠から走行するとのことで、早速675のタイムが抜かされそうな予感です・・・（実際抜かされました＿|￣|○）。で皆さんと駄弁りながら、肉球RRさんやAPEX君も登場しつつ、あっという間にH枠です。目標は2コーナーと定常円の思い切りの良い進入。で、意気揚揚とコースイン。とりあえずタイヤを暖めますが、先ほどの走行の分もあり、3周も走れば十分です。とりあえず上記と同様、1コーナーと裏ストレートエンドにはこだわらず、2コーナーのクリアの仕方を試します。4周目、今までと似たようなラインで思い切りよく進入してみて、若干路面に足を取られたものの、進入は行けてた。ただ、コーナー後半でちょっとはらんでフェニックスに繋げるのにロスが多かった。それじゃってことで、5周目は2コーナーをちょっとだけ奥まで突っ込み、ブレーキを引きずりながら勢いよく倒しこんだ、そしてクリップへ・・・というときに　⊂(゜Д゜⊂⌒｀つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡ズザーーーーーッ　やっちゃったわけです。こけた時に頭をよぎったのは、「あ、フロントが持たなかったか」→「やべ、今回の修理費いくらになるんだ！？」→「これって先週のおこまRR君と同じだなぁ」→「ブログネタはこれに決定やな」→「あ、後ろから転倒無視さんとぞのさんが来るんじゃなかったっけ」こんな感じ。周囲の心配なんて一番最後ですｗ　しょーもないもんですね、人間の思考なんてｗ　それはともかく何とか起こして脇に避けて・・・エンジンがかかるのとブレーキが効くのを確認して、自走でピットイン。起こすのに手間取ったとか、コース外に退避したら力が抜けて逆側に倒してしまったとか、アホなエピソードもありますが、割愛。ともかく、この枠は5周行かずに終了したのでした。

上記した通り、怪我も車体の被害も最小限に留められたので、そっちの方のショックは全然無いと言っても過言ではないのですが、辛いのは、苦手を克服しようとチャレンジしていた矢先に、苦手なこと、ビビっていたことが現実になって転倒してしまった、ということ。全く、９５４イシカワさんにそそのかされなければじっくり時間をかけて克服できたのに、急いでしまったから・・・９５４イシカワさんに謝罪と賠償を請求するニダ！ヽ<`Д´#>ノ　・・・と言うのは当然冗談で、むしろ良いアドバイスだったはずなのです。実際転倒時の進入はかなり気持ち良い部類でした。実際にタイムが出る走法かどうかは別にして、気持ちよかったのは実感していました。それが転倒と言う形に終わってしまったので、再現しようにも当分は体が言うことをきかなさそうです。それが悔しい。良い感触を掴んで帰るのが目的だったのに、良い感触を掴みかけた時にするっと逃げられて遠くに行ってしまった状態。本当に悔しいです。とりあえず、あの時のコケる瞬間はさっさと忘れて、進入する時のスパンと倒した感触だけ覚えておくように努力します。

さて、そんな感じでケチのついたH枠。皆さんにも心配をかけましたが、車両も本人もぴんぴんしているのでさほど相手にもされずｗ　ああ、そうか、確かに先週のおこまRR君のときもそうだったｗ　などと思いつつ、９５４イシカワさんの走行が知らない間に終わり、昼食。昼食後に表に出たら湿っぽい空気と黒い雲。やばいなぁと言っているうちにJ枠のミニバイク時間が始まる前に雨に。

皆で雨宿りです。路面を見て分かるようにあっという間にフルウェット。乾くのにも時間がかかるだろうと言うことでみんな一旦申し込み内容をキャンセル。1時間後を待ちます。待っている間中、私の雨男っぷりを散々いじられました・・・どっちかと言うとロンメル君が到着してから降り出したんだけど・・・他には、鈴鹿ツインの朝練なども含め、転倒無視さんと一緒の時に限って降っている気がするんですけど・・・ それでも私が悪いのね＿|￣|○

L枠のモタードクラス辺りからだんだん路面が乾き始め、APEX君や肉球RRさんはM枠のミニバイク枠に出走。路面コンディションも問題なさそうです。なので、N枠を走ることに決心。今日中にトラウマを克服してやる！

で、走ります。走ります。走っているはずです。走って・・・いるのかなぁ？もしかして散歩じゃね？あれ・・・ そんな感じでガチガチヘロヘロヘボヘボでN枠終了。トラウマを克服するどころか、トラウマに囚われているのを証明してしまった形です＿|￣|○　しかも、十分休んでいたはずなのに後半腰が痛くなり始めます。多分、2コーナー辺りで体ガチガチのまま腰を落とそうとして無理やり外足をタンクに引っ掛けているので、変なねじりを腰にかけていたのだと思います。そんな意味でもダメダメ。これはちょっと頭を冷やす必要がありそうです。

と言うことで、あまり良い結果に終わらなかった今日の美浜走行でしたが、ヒントは掴みました。掴んでるはずです。掴んだことにして下さい。でないとやり切れんから・・・　というわけで、とりあえずしばらくはトラウマ克服期間が必要になりそうです。克服するためには走らなきゃね。と言うことで、来週末はツインで朝練です。土曜日の美浜のフリー走行の方が本命とすべきなんでしょうが・・・美浜はもうちょっとだけ期間をあけてみたいと思っています。さて、復活・上達できるのはいつの日か・・・