ついにトランポ購入

というわけで、ついに買ってしまいました。

車種はセレナ。C25と呼ばれる世代のです。正式な年式は2006年12月モデル(新車登録は2007年6月)。エンジンの型式は"DBA-"の型番で、最初期のC25の前期型のエンジン形式"CBA-"とは異なります。このことについては、後で触れます。車体色は見ての通り黒。もう、汚れ易くって仕方ないのですが、中古車はそこにある「それ」しか選べないので、仕方ありません。お店の人は「人気色ですよー」とアピールしてましたが・・・。

約2年間、レンタカーでトランポ生活をしてきて、金銭的にはお得な日々でしたが、さすがにめんどくさくなってきました。あと、今年引っ越してからちょっと問題になったのが、積み下ろしの場所。今年引っ越してきたところではアパートの前に十分な広さがなく、前の車道も車通りが比較的多いため、バイクの積み下ろし作業をしている間通行車両に迷惑をかけてしまいます。宅配の車が停まることもあるので、特別自分だけが迷惑と言うわけじゃないのかもしれませんが、なんとなく通り過ぎていく車の目が痛い・・・。しかも、レンタカーだと大抵の場合帰ってくる時間帯が夕方で、一番車通りの多い時間なのです。せめて、その時間を深夜や早朝などにずらせないか、といつも思っていました。

それだけではありません。やはりレンタカートランポ生活の最大の問題は、「レンタカー屋までの往復時間が面倒」、そして「借りてからでないと荷物(バイク)を積めない」という当たり前の事実。前日準備をして、朝家を出て駐車場まで行ったら即出発、というのができないわけです。自分で車両を持っていればあと1時間近くは寝られるのに・・・っ!(朝の1時間は貴重です)

そんなわけで、いい加減何か車は欲しいなぁ、と思っていました。もちろん、5ナンバー。軽バンは坂道が全然上れないので、レンタカーならともかく、自分の車両としては選択肢に入りませんでした。って言うか、V11を乗せるためにはサンバーしかないわけですが、サンバーの中古車両価格はある程度の品質を求めれば5ナンバーワンボックスと同じくらいの金額なのです。毎年の税金を差っぴいてもちょっとさすがに・・・と言うわけ。で、ならなぜセレナなのかと言うと、右側スライドドアがあるから!現行のステップワゴンがようやく右側にスライドドアをつけましたが、中古車で出回っている年式には右側が閉じているものばかりです。ノアも同様。なのでセレナしか選択肢はありませんでした。けど、同年式のステップワゴンやノアに比べてセレナは高い・・・。高いけど、軽トランポ生活で身についた右側からのアプローチは離れることはできません。というわけで、セレナ一択で夏くらいから探していました。

といっても、当初はC24というさらに一世代前の2005年以前のモデルが対象でした。なぜなら値段が圧倒的に安いから。私の場合通勤にも使わないので、レジャーオンリーの車両と考えるとどうしても質よりも安いもの、と考えてしまうわけです。ですが、調べれば調べるほど、C25モデルに目移りしてしまいます。決定打は10月末の飲み会の際、おこま君(同じC25車両持ち)に言われた、「荷室の広さはC25の方が高さも奥行きもはるかに上ですよ」という一言。カタログスペックで数字は見比べていましたし、C24モデルでも狙っていたのはハイルーフのキタキツネとかコールマンといったモデル。数字の上ではV11でも積めるのは間違いないと思っていたのですが、ギリギリで積めるのと余裕を持って積めるのと・・・わざわざレンタル軽トランポ生活を捨てるのだから、快適性が欲しいと思ってしまいました。そしてさらに調べると、C24モデルはCVTにトラブルが出る報告が結構あるようなのです。正確に問題点や解決方法を把握したわけではないですが、トラブル自体は確かにあるようなので(つまり、アンチによる捏造や騙りじゃ無いということ)不安が大きくなっていきました。でも、値段は数十万は軽く違ってきます。うーーん・・・と悩んで悩んで、それでも安心感を取りました。バイクと違って車は一切触れませんから。少しでもトラブルの危険性を避けたいというので、新しい年式にどんどん目が向いていったのが11月に入ってから。そうなると他のめんでも安心感が欲しくなって、主に日産ディーラーの中古車販売店を検索することに。もちろん、もっと安い店はたくさんあったのですが、アフターケアを考えると不安が・・・。それでも、やっぱりディーラーのは高い。悶々としていると、ある日、「ちょっと予算オーバーだけど、許容範囲」というのが出てきました。

で、急いで週末に見せてもらいに行ったのが、何を隠そう11月26日。ベストタイムを出した日です。その日の朝に見に行って、ネットで上がっていた車両を見せてもらおうとすると、もう売れた、とのこと。がっかりしつつ、どんなことに使うのかとか年式の評判などを聞きながら雑談をしているところに「多少傷ありでもかまわないんだけどなぁ」とボソッと言ったところ、ちょうど小さな傷の修復前の車両が入ってきていて、それを傷修理しない(タッチペン程度)なら割安で出せるけどどうだ?と勧められました。が、そのとき提示された値段は、当初目的にしていて売れてしまった車両より高く、許容範囲は超えています。が、年式的にはこちらの方が上。特に、エンジンに関しては当初探しに来たのはCBA-なモデルだったのですが、こちらの車両はDBA-なモデル。型式上はバージョンアップされていて、おいしい条件もあるわけです。ただ、そのときは一歩踏みとどまって、「夕方にまた来ますから、半日考えさせてください」といって、西浦へ出発。そしたら西浦でベストタイムが出たもんだから・・・気が大きくなって、夕方に購入を決意した、というわけですw ええ、あの日、タイムがボロボロだったら買ってなかったでしょう。そんな微妙な一期一会で私の元にやってきたのでした。(サービスはそれなりにしてもらいましたけどね。バッテリーとブレーキパッド、タイミングベルトその他を新品に交換をしてもらって、次回の車検(半年後ですが)はよほどのことがない限り交換部品無しになるように整えてもらいました。コレって普通なのかな?4輪に関して無知な私には良いサービスに思ったのですが)

購入エピソードがえらく長くなってしまいましたが、納車日は12月17日。18日のところのエントリーで書いた「土曜日のその他イベント」というのがコレだったわけです。で、この日は①10時に車両を受け取り②駐車場に停め③帰宅後すぐにV11のバッテリー交換をし④その調子を見るために一回りしたあと駐車場に行き⑤駐車場でセレナのセカンドシート(左側のみ)を外し⑥V11をセレナに積み込んでみて⑦積み込んだV11をいつもお世話になっているGUZZIのお店に持って行った・・・のでした。なので結構盛りだくさんな一日だったわけです。

積み込みに関しては「超」余裕です。奥行き方向はいうまでもなく。高さもビキニカウルやミラー(社外品の低いやつですが)までついたまま乗せられました。ま、この辺はギリギリでしたが。ちょっと問題があるとすると、車体後部の荷物入れ。3列目シートの後ろは、縦長の荷物(ゴルフバッグなど)を積む用に床下が空洞になっていて、写真でV11のリアタイヤから後ろあたりは単なる板張りなんです。この積み込んだ状態ではほとんどこの板に車重はかかっていないので問題はないのですが、積み下ろしの際、ラダーレールに乗る直前に板がたわんで、ラダーレールと段差ができるくらいになってしまいます。なので、この板がたわまない工夫を考えねばなりません。C25セレナをトランポにしている人はどうしているんだろう?おこま君は軽量なオフ車だからあまり気にしなくてもいいんだろうな・・・。コンパネを敷くべきか?いや、それ以前に荷室の中につっかえ棒か何かを入れるべきか?現在アイディアを絞っているところです。

とりあえず、「自分のトランポ」をついに手に入れました。コレで、思ったときにすぐ行動できます。「24時間以上前にジャパンレンタカーにインターネット予約をしないと、電話では高確率でハネられる。でも24時間前だと天気が変わりやすい日は賭けになる・・・」などといった葛藤ともおさらばですw とりあえず行ってみて、雨だったら帰ってくればいいだけ(ガソリン代はともかく)です。なんて素晴らしいんでしょう!w ・・・・・・その分、貯金もごっそり減りましたし、毎月出て行く金額(駐車場代、任意保険代、実質は来年度からの自動車税なんかも)も大きくなりましたが。
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コメント
 
 
 
Unknown (APEX)
2011-12-28 22:58:59
おめでとうございます!
やっぱりトランポがあると違いますよね~。
準備が楽だし車中泊で前日入りとか出来るのが良いです。

自分は逆に結婚を期にステップワゴンを手放してレンタカー生活にw
またお金を貯めてからC25セレナに戻りたい所ですが。
やっぱり両側スライドとセカンドが独立で外せる仕様は羨ましい!
事故に気をつけて素敵なトランポ生活を送って下さい!
 
 
 
Unknown (嘉平)
2011-12-29 08:59:28
>APEX君
そうなんですよね、自分仕様に出来るのも大きなメリットです。
(車中泊にしやすいように、とか、アイボルト仕込んだりとか)

しかし、そうか、APEX君は手放すことにしたのか。
買いなおしの際はC25セレナに決まりですねw
C24セレナもハイルーフモデルは背が高くて良いのですが、
奥行き方向はC25の方が勝っているので、全長の長いオフ車にはC25が良いはず。
もし購入の際にはいろいろアドバイスできるかと思います。

事故には重々気をつけますね。
バイクに比べて運動エネルギーが大きい=事故った時の被害が大きい、ということをちゃんと自覚しなきゃ。
 
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