かえってきそうなV11

今日も仕事とバイク絡みの二本立て。今日のバイクはV11です。

と言ってもV11はまだ未完成。現状の確認と、当方で取り寄せた部品を預けに行ってきたのです。

まず現状ですが、10月に戻ってきた時に、まだ直っていなかったオイル漏れですが、原因がほぼ判明しました。懸念していたケース自体の割れはありませんでした。オイルが漏れていたのは、ミッションケースを留めているあるボルトの穴。店の方も、合わせ面は通常のガスケットに加えて液体ガスケットもして厳重にシールしたのに、何故漏れているのか疑問だったようで、原因を徹底的にチェックしたそうです。その結果、この図の裏側にあるケースを固定するボルトのうち、内部を貫通しているタイプのボルトの穴から漏れていることが判明したそうです（文章で書いても訳がわかりませんね。また写真を撮り忘れたわけでｗ）。判明したは良いですが、ボルトの穴からオイルが漏れるって、それじゃボルトがしっかり締まっていないということになりませんか？とも思いましたが、緩んではいなかったそうで。私には何がどうなっているのかよくわかりませんｗ　ともかく、漏れが見られたボルトにもシーリングをして、現在は漏れてこなくなったそうです。（以前は置いておくだけで漏れてきていたから）ともかく、対策は完了した、ということで。

次、取り寄せた部品の話ですが、まずはデカールです。以前もタンク上面のデカールがメーカーで廃番になったので困っている話をしました。今回、ビキニカウルの、ライトの上辺りに貼ってある鷲のデカールも廃番になっていたことが判明。何で今更、と思いましたが、とりあえず仕方ないので対策を考えました。今回のデカールは前回のようにMG Cycleのリストには無かったのでちょっと悩みましたが、若干色合いは違うものの似たような大きさのものが見つかったので、それを取り寄せました($13ほど)。ついでにCafeSport用のスピードケーブルも在庫があったので買っておきました($30.58)。またある日突然ケーブルが切れるのは嫌ですからねｗ モノがあるうちに、安いところから、というわけです。これをお店に渡して、後は塗装屋さんにお任せです。現状、あるもので出来ることは進めてもらっていて、あとはこのデカールを貼って上からクリアを吹くだけだとか。久々に綺麗な外装のCafeSportに乗れそうです♪

も一つ、スロットルを交換することにしました。これは10月に修理から帰ってくる前に気がついていたのですが、スロットルホルダーとケーブルを固定する部分の湾曲した金具(？)が（よく見たら）破損していたのです。破損したのはどう考えてもラ・パラで転倒した時でしょうね。ハンドル周りの被害がブレーキレバーのみってのが今考えるとありえないほど軽傷だったわけで。さてその破損内容ですが、実際、最近微妙にスロットルの戻りが悪いなぁ、と思うことはあったのですが、ホントに微妙なものだったのであまり気にしていませんでした。が、おそらくはこの破損部分で若干引っかかりがあったのだと思われます。そんなわけで、今回の修理と併せて直そうということになったのですが、せっかくなのでハイスロ化することにしました。現在のスロットルでは、全開にするために握り直さないと絶対に無理なくらい、スロットルの開度があるのです。単純計算では、スロットルの全開から全閉までの引きしろが約40mm。スロットルそのもののワイヤーの巻取り径は約36mm。これより、スロットル開度は約127度と単純計算で出てきました。遊びのこともあるのでもうちょっと小さくはなりますが、それでもやはり握りなおしが必要そうだというのは分かってもらえるのではないかと思います。ここにスロットル径42mmのアクティブ製ハイスロを入れることにしました。これで単純計算ではスロットル開度が約109度になります。これなら握り直しは要らないでしょう。その分、初期のピックアップも鋭くなってより繊細なアクセルワークが必要になるとは思いますが、その辺は何とか慣れで・・・対処できるといいなぁｗ

そんな感じで、だいたい修理完了の目処が立ってきました。一応、お店からは年内には完成品を引き渡すつもりだ、と言ってもらいました。まぁ、そんなに急いではいないのですが、そろそろGUZZIの鼓動が懐かしくなってきたので・・・ｗ　来年はGUZZIでもサーキット復帰ができるようになるといいなぁ。


※そう言えばマフラーの件はまだ完全に解決したわけではありません。店が製作依頼を出している製造元に物を送って問い合わせているそうですが、おそらくクレーム交換でタダ、というわけにはいかなさそうです。サーキット走行での高回転を回しまくる走り方にしては燃調が薄かったのでは？ということで結論されそうです。要はi-conIIのセッティングが足りなかったと。場合によってはi-conIIのセッティングでどうこうできるレベルじゃない、なんて結論が出るかもしれませんが、あまり考えたくないので、今回は複雑なことはせず、とりあえずもう一度交換して使い直してみる、ってことになると思います。