鈴鹿ツインサーキット 朝練【5/8】

もう2週間前ですが・・・5月8日に鈴鹿ツインサーキットの朝練に行ってきました。

この日は土曜日ですが、感覚的にはGWの最後、という感じ。今年のGWは西浦でさんざん遊びましたし、バイク活動的には結構満足だったのですが、違うサーキットも走っておきたいなと思っていたところ、ツインサーキットの朝練枠があったので行くことにしました。実は8日と9日とどちらも朝練枠がある珍しい日程だったのですが、「できれば土曜日に走って日曜日は休養にしたいなー、でも土曜日は週間予報で雨マークがあるしなぁ」と悩ましい思いをしていたところ、木曜日くらいから土曜日が曇り時々晴れ予報に変わり、金曜日になっても雨が降らなさそうな雰囲気だったので、金曜日に8日の予約の電話をしました。(ちなみに木曜日はサーキット側が休業日だったので繋がらなかった)

朝練は7時開場で8時から枠がある、早起きさん向けの走行枠。私には鬼門みたいな位置づけなんですが、ツインサーキットを走るには事実上これしか無いので、頑張りました。(ラパラは行く気が起きないし、早朝受付だし。金トレは平日だし)と言っても、GWの西浦活動がいずれも朝イチ出勤だったために5時に目が覚める癖がついており、辛さは幾分マシでしたが。マシとは言っても1枠目の8時25分枠には厳しいと思い、MOTOクラス2枠目の9:40枠と3枠目の10:55枠の2枠を走る予約でした。

現地到着は8時10分くらい。この時点での空は快晴。気温は記録に残していませんが、この日の最高気温が21℃程度だったので、20℃を切るくらいだったように思います。寒くもなく、暑すぎず、ベストと言えるコンディションだったかと。台数も、いつもの朝練と比べると少なめ。MOTOクラスは10台ちょうどくらいだったんじゃないかな?うさぎクラスとかはちょっと多そうでしたが、それでもフルグリッドではなかったように見えました。みんな、週間予報の雨マークを避けて日曜日の予約をしたからじゃないかと思います。

さて、車両の準備を進めます。鈴鹿ツインサーキットは去年の11月以来半年ぶり。その時も結構久しぶりの走行でしたので、鈴鹿ツインサーキットはこの一年で2,3回しか走ってないことになりますねw コロナのせいというのもありますが、せっかくの年会費を払っているのにもったいない・・・。そして久しぶりといえば発電機。ツインでは電源のあるピットがわずかしか無いため、駐車場で店を広げなければなりません。そのために発電機を買って車に常備しているのですが、それ以外で使う機会がないのでこちらも動かすのは半年ぶり(西浦で2,3回使った記憶もありますが)。久しぶりすぎてガソリンが残っているか心配でしたが、なんとかメーターの半分ほど残っていたのでホッとしました。発電機も携行缶と同様にガソリンスタンドで入れるのに気を使うようになりましたからね。ともあれ、9時前には走行準備完了して、のんびりと走行時間を待ちます。

さて、1枠目。久しぶりということと、西浦でリアの左を使い切っている状態なので、ひとまず慎重に走り出し。1周目(コースインしてからコントロールラインを通るのをスタートとしての1周目)が8秒0。その後は7秒前半で5,6周回ります。MOTOクラスの規定が「8秒をコンスタントに切る」なので、「お前、遅いから次の枠から下のクラスで走れ」と言われずに済んだ、なんて思いながら周回。以前は規定タイムが10秒でしたが、8秒になってからは緊張しますね。気を抜いて走ると8秒は切れないので。しかし、4秒台中盤でコンスタントに走ることが目標の私にとって、7秒で周回というのも甘いといえば甘い。走りながら甘いところをチェックしていくと、
①「2コーナー」苦手コーナーの筆頭。だからしょうがないw
②「第1ヘアピン」昨年の11月の記事にも書きましたが、切り返し後のバンクスピードが重要なコーナー。一気に目的バンク角までバンクしないと、ラインも大回りになるしアクセルを開けるタイミングも遅くなっちゃう。けど、それが難しい。
③「S字1つ目(左)」なんとなくミドル~アウトからの進入をしてしまっていた。今までの経験上、インベタ進入のほうがタイム出るのを忘れていた。
④「シケイン(Zコーナー)」進入時のブレーキングポイントが早い。50m看板までは加速してたはず。切り替えした後にアクセルを開けるタイミングも遅い。左に切り返しながらアクセルを開けて、向きが変わる頃には全開(一歩手前)くらいに開けなければ。向きを変えてからアクセルを開けていた。
⑤「レイクサイド」リアの左がないからアクセルを開けきれないのは仕方ないか。
⑥「第2ヘアピン」右にバンクしたままコーナー頂点までブレーキング、というのが西浦の1ヘアや3ヘアと酷似。つまり今一番トラウマが思い出されるコーナー。これも仕方ない。
⑦「最終コーナー」これが一番謎。別途記載。
・・・・・ほぼ全コーナー書き出してしまいましたが、この内すぐに修正できたのは③くらい。①と⑥は苦手であることを苦手と意識した上で、上手く走れていた時を思い出しながら走りを調整していき、後半はちょっとマシになったと思います。②は手前の左コーナーからラインを意識すると、ちょっとマシになりました。この左コーナーを中途半端に曲がりきらないうちに車体を立てようとすると1ヘアに余裕ができなくなるんですよね。この左コーナーから車体を立てるのを1テンポ遅らせる、もしくはしっかり深くバンクして曲がろうとすると、その後1ヘアに向かうラインに余裕ができると思っています。森さんは直線的に1ヘアに向かいますけどね。あれでなんで1ヘアが曲がれるのかわけがわかりませんw ④は枠の後半でコーナリングスピードは徐々に上げていきました。アクセルを開けるタイミングも、上に書いた理想のイメージに徐々に近づけていきました。そっちはまぁまぁ対応できたと思いますが、進入がいまいち。いまいちと言うか・・・強くブレーキングせず、ブレーキを軽く当てる程度の僅かな速度調整のためのブレーキで対応できたんですよね。本来なら「速度を落とさずに走れるようになってよかった」というべきなのかもしれませんが、速く走ってたときはもっと裏ストレートエンドはガッツリブレーキしていたように思うんです。なんで8日はあんな緩いブレーキで曲がれたんだろう? ブレーキングポイントが50m看板よりもはるか手前だったからかもしれません。ちなみにこの緩いブレーキで曲がる感覚は、250ccの人の真後ろをトレースしていた時と同じです。なので、裏ストレートで速度が乗っていなかったということなのかもしれません。だから、Zコーナーは速く走っているように見えますが、裏ストレートではタイムをロスしていた可能性が高いです。これら、①,②,③,④,⑥を調整してみたところ、5秒2~4で周回することができるようになりました。一つのコーナーでは0コンマ数秒しか稼げてないと思うんですけどね。積み重ねると1~2秒アップできるんですね。

そして問題なのは⑦の最終コーナー。曲がり方の問題ではありません。いや、曲がり方が上手く曲げられていないとは思っていますが、本題じゃないという意味で。ここで感じた問題は、「立ち上がり時、同じポイントでLapShotの表示を見ると、前の周から1秒早く立ち上がれた(4秒台に入る!)と思った周回でも、コントロールラインを過ぎると1分5秒2の表示で前の周とほぼ同じ」という問題。LapShotの表示を見るタイミングが違っていた可能性もありますが、これまで長く走ってきた経験で「この場所ではこのタイミングで表示を見る」という場所はほぼ固定していて、それでその周のおよそのタイムを予測しているので、定点観測のポイントがずれるってことは考えにくいんですよね。なのに、最終立ち上がってコントロールラインを通過するまで直線を加速するだけの区間で1秒弱(0.7or0.8秒)の差が出るってこと、あるんでしょうか?あるとすれば、アクセルの開け方、開けるタイミングの違いくらいなんでしょうが、いまいちしっくり来ません。上級者になると、エンジンの駆動をリアタイヤに効率良く(ロス無く)伝える方法だとか、回転数を落とさない効率の良い加速の仕方(JSBのトップライダーが鈴鹿のストレートで蛇行するやつ)とか、色々あるそうですが、そんなレベルじゃないと思うんですよね。とにかく、最終コーナーを効率よく立ち上がることで最低でも0.5秒短縮できそうな感じで、なんとかこの謎を解明しなければと思っています。

コース攻略の話が長くなりましたが、以上が1本目の話。これがほぼ全周クリアで(似たようなタイムの人ばかり10人なので、詰まったのは3,4周くらい?)、クリアラップって自分の全力で走るので体力使うんですよね。かなり疲れました。というわけで、2本目はグダグダ。7秒は切れたけど、頑張っても6秒前半。ホント体力ないです。

で、この日終了後のタイヤとこの日のベストタイム。リアの左はともかく、右をもっと減らせるかと思ったのですが、意外と減ってないですね。西浦で走った後とあまり変わっていない気がします。フロントの右が若干反ってきているように見えるのは影のせいか?実物を見ているときはこの写真のイメージほど沿っているようには見えなかったんですが。でも、2ヘアのブレーキングを何度も練習して、西浦の1ヘアや3ヘアのトラウマを消そうと努力していたので、その成果がこのタイヤの反りだと思うと、俺頑張りました!って気持ちになりますw タイムは上で書いたように、1本目の後半で連続して出たタイム。時計で刻んでいるかのように5秒2~5秒4で5周走っていて、走りが固まっているといえば若干かっこよさげですが、実際は上の最終コーナーのところで書いているように他でタイムアップしたと思って4秒台を期待して立ち上がったのに5秒2となって、色々がっかりでした。ホント、最終コーナーに何があるんだろ?

そんな感じで、まだ4秒台に入れられていないので調子が戻ったとは言い難いですが、次走る時、タイヤが新しければ4秒台に入れられるだろうなという感触は得られました。そういう意味では、まぁまぁ楽しめたかな。疲れたけどw 西浦のokwさんが朝練を走ろうと計画中らしいので、簡単に追いつかれないように練習しなきゃ、と思ってますw

※おまけ
ちょっと写真が傾いちゃってますが、中勢バイパスの現在の北端である野町西交差点(リンク先はgoogleマップです)。写真では見切れていますが、工事期間の看板に「令和3年6月30日まで」と書かれていました。もしかして7月1日にはR23の北玉垣町と接続したバイパスが開通するんでしょうか?この区間が開通すると、5~10分は早く到着できるようになると思うんですよね。期待しています!
(追記)
もうちょっと調べたら、この区間の開通時期が令和5年度ってなってた。(津市のサイトにあるPDF)まだまだ先だなぁ。
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