西浦、というか久々のサーキット走行

宣言通り、西浦走ってきました。なんとか間に合ったので11時枠を変更して9時枠で。

昨日（12日）まで実家に帰省していたので、台風を避けて走れるのは今日しか無かったんですよね。明日（14日）は降らない予報でしたが、風は強そうだったので無し。なので、12日の夜に自宅に戻ってすぐに風呂に入って寝ました。4時半に目覚ましをかけて・・・結局2度寝をかましてしまって起きたのは5時過ぎ。「6時過ぎに出れば間に合う！」と朝飯等準備を進め、なんとか6時10分に自宅を出ました。が、サーキット走行が久々すぎて、サーキット用の荷物（工具とかね）をまとめるのに手間取り、いつも5分で済ませる内容を20分くらいかかってました。この4,5ヶ月のうちに車庫が雑然とした荷物置き場になっていたのが最大の敗因ですね・・・

675を車に積み込んで、完全に名古屋を出発したのは6時40分？45分？ってところ。R23は概ね空いていたのですが、1車線になってからサンデードライバー？の40km/h走行とかでちょっとイライラして、結局西浦に到着したのは8時10分。うん、ギリギリ用意できるはず！ということで、受付で9時枠にしてもらいました。

この写真を撮るのも久しぶりですねｗ　実は電光掲示板をよく見ると8時59分58秒。「それでは9時枠の走行を開始します」の場内アナウンスが流れている瞬間の写真です。久しぶりすぎて写真を撮るのを忘れかけていたんですｗ　見ての通り周りの人たちもピットレーンに並んでいないくらいなので、こちらもついのんびりしてしまって遅れてしまいました。結局走り出したのは5分以上経ってから（ポンダーの記録からすると9時7分らしい）。とりあえず今日はリハビリ走行なので、車体と身体とがちゃんと動くかの確認です。なので、20周も走ったら十分だろうという考えもありました。

走り出してすぐに感じたのは、バンクの違和感。というか、なんだかハンドルが切れ込む。特に右がイメージ以上に切れ込む。セパハンに乗るのが4.5ヶ月ぶりですし、体が馴染んでないだけかも？と思いながらも、ちょっと気持ち悪い。慎重に走ってインラップ次のラップは1分4秒。1周で1秒ずつ縮めていくか、と思った2周目（ポンダーの記録ではインラップが1周目なので3周目）。ストレートがなんだか伸びない。1周目は元気に加速していて「プラグ交換の効果か！」と思っていたのに。で、切れ込みのこともあり慎重に走っていると、2ヘア立ち上がりでアクセルを開けるも回転が上がらず。幸いにして慎重に走っていたのでバンクも浅く、そのまま惰性で起き上がることはできました。ただ、すぐにエンジン停止。ガス欠の症状そっくりです。そしてもう一つ幸運なことに後続がいなかったので、良くないこととは思いつつ、まだ残っている惰性でイン側の芝生へ（2ヘアを立ち上がってアウトに行っていたところから、路面を横断してインに移動しました。ホントはやるべきではない行為だと思います）。エンジンを再始動しようとしてもかからないので、ここから芝生の上を押して歩きました。そのうち赤旗が出て、ドナドナ車両に来てもらいました。芝生の上を押しているときも黄旗が出ていて、もう皆さんにえらい迷惑をかけてしまいました。申し訳ありませんでした。

エンジンが停止した原因は、整備不良です。タンクを取り付ける際、燃料ポンプの出口とフューエルホースを繋ぐコネクタがちゃんと奥まで刺さってなくて、走行の振動で外れてしまってました。芝生の上を押しているときにガソリンの匂いがしていたので、もしかしたらと思ってタンクを持ち上げたら完全に外れていました。ガソリン漏れは大事故になるのに、この整備不良は猛省せねばなりません。

で、コネクタをきっちり差し込んだら問題なく始動。うーん・・・こんな整備不良をやらかす人間が残り時間に走っていいものか・・・と悩んだものの、今回はコネクタが「カチッ」というまで間違いなく差し込んだし、エンジンを掛けてしばらくしても漏れは見られないし・・・ということで、走行の残り時間が15分ある(他に転倒による赤旗もあったので終了時間が延長していた)のを良いことに、再びコースイン。

コースインして2周は先程と同じくらいのペースで走り、今度は変な症状は出ていない(ストレートの加速とか)ので大丈夫と判断。ペースを徐々に上げていきます。と言っても半年近いブランクがあるのでタイヤのグリップに挑戦するような無理はしません。とりあえず加速と減速だけはきっちりして、コーナリングの感触を確かめ・・・やっぱりなんかおかしい。ストレートエンドではわかりにくいんですが、S字の進入や1ヘアの進入の際にブレーキングでチャタのような跳ねる感触があり、ブレーキをリリースするとチャタは収まるんですが右コーナーへの切れ込みがなんとなくきつい気がする。何度走っても同じような傾向があるので、「もしかして転倒の影響でフロント周りが歪んでるかな？」と疑い始める。パッと見は歪みはなさそうだったんですけどね。疑い始めるとますます突っ込めなくなってくる。なので早めのゆるブレーキでチャタが出ないようにして、バンクの違和感はフロントタイヤのグリップを確かめながら深く倒さないようにして・・・とちょっとずつペースを上げていきました。なんで途中でやめなかったのかって？やめようと思い始めたタイミングで59秒8が出て、「もう一周だけ走るか」と走ったら59秒2が出て、「あー、もう一声！」と走り続けてしまったのです。タイムが見えるとつい・・・

で、今日の成績とタイヤの状況。こんなコンディションで58に入れたから何だというのか。次回に続かない58秒の気がします。が、気分は良いｗ　現金なものです。で、タイヤを見るも、前後ともに変な荒れ方はしていません。チャタとかはタイヤが今日の気候(気温32度)に合ってなかったわけじゃないようです。っていうかめちゃくちゃサラッとしてますが、変にこじらない走り方をしたのが良かったのかもしれません。

では、チャタとか切れ込みとかは何だったのか、となるんですが、タイヤの写真を撮ろうと正面から見てみたとき、若干の違和感がありました。この写真でもわかるんじゃないでしょうか。なんとなくフロントタイヤが左に傾いているような気がします。もちろん、フロントカウルが真っ直ぐに付いていない可能性もあります(取り付けステーを無理やり曲げたりしたくらいだしｗ）。フロントを持ち上げているスタンドが真っ直ぐに向いていないので目の錯覚を起こしているのかもしれません。でも、この目の錯覚程度にタイヤが傾いているのだとすると、今日の現象は説明が付きます。違和感があったのは全部右コーナーの進入でしたし。いや、でもストレートは真っすぐ走ってくれたんですよね。ウォブルとか出さずに。うーん、そんなことがあり得るのか否か。

来週末(20日)にディーラーに修理(ブレーキランプ周り)に出すことにしたので、その時に一緒に見てもらおうかな？