Woodのぼやき

大阪府枚方市の宇山サッカークラブでコーチをしてます。失礼な発言も多々ありますが、ご容赦ください。

教えること、身につけさせること

2012年02月23日 | サッカー日記
間もなく4年間コーチをしてきた子どもたちが卒部していきます。3~4年間コーチした子どもたちを送るのはこれで3度目になりますが、毎回、この時期には色々と思い出しては後悔の数々です。今回は過去最大数の29人という子どもたちが卒部することになり、今まで(大体20人弱)と少し違った感慨があります。

3年生のときに彼らの担当になったときから4年生にかけて、人数が増えて、30人弱。一時は30人になりました。私の目標は、せっかくサッカーをやろうと宇山SCに入ってきた子どもたちなので、出来る限り退部者を出さずに、可能な限り強いチームを作ろうというものでした。強いチームを作ろうと厳しい指導をすれば、練習について来れなくなる子も出るだろうし、強いチームにするには、ある程度高い目標を持たせて、それに真剣に取り組む姿勢を身につけさせる必要があります。

結果としては、ほとんどの子が退部せずに卒部を迎えるので、この点は良かったかもしれません。強いチームにする点については、もっと出来たのではと、今反省モードに入ってます。最近、強いチームと試合をすると、なかなかポゼッションをあげることが出来ません。3・4年生の頃に教え込んだはずの基本が、きちんと身についていないことが大きな原因です。

ボールをキープするには、相手から遠いほうの足でボールをコントロールする、相手とボールの間に体を置く、体の横幅を使って、相手から出来るだけ離れたところにボールを置く。6年生に、相手からボールを奪われないようにするには? と聞くと、そのような回答が返ってきます。3・4年生の頃に教えたことなので、みんな分かってます。けど、試合でそれが出来ているかというと、...。こういった基本的なことは、教えることは教えたけど、身につけさせるには至らなかったなというのが、大きな反省点です。

基本をないがしろにしたわけではありませんが、分かっているつもりで放っておいたつけが強いチームとの差になって出てきます。教えるから身につくまで徹底するところまで出来なかった事が、この4年間の私の大きな反省点です。それで、最近の練習では、もう一度基本を見直すことを子どもたちに言い続けようと思ってます。彼らが今後も大きく成長するように。



これからが、本当のサッカーをやるときです。がんばって下さい。


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