Woodのぼやき

大阪府枚方市の宇山サッカークラブでコーチをしてます。失礼な発言も多々ありますが、ご容赦ください。

2011年度卒部記念ビデオ

2012年03月18日 | サッカー日記
昨日、お別れ会がありました。私にとっては3年生から4年間担当した学年なので、たくさんの思い出があります。今年は過去最高の29人を送り出すことが出来ました。退部者を出さずに、出来るだけ強いチームを作ることを目的にやってきたので、29人が最後まで頑張って卒部を迎えたことは、一応の成功だったと思います。

強いチームにするという点では、私の目標としていたレベルには少し足りませんでしたが、それでも地域の子供だけで構成されたチームが上げた成績としては、かなりのものであったと思っています。
6年間で獲得したトロフィーは50個。



大会記念写真も


この学年を担当するようになった3年生のはじめ、旧担当コーチからは、こいつらは弱いよといわれて引き継いだチーム。3年生のときは、アジリティ(敏捷性)を高めることとドリブルなどでのボールコントロールをしっかり身につけることを中心に練習しました。そして4年生になってすぐの神鍋の大会での優勝、新人戦での準優勝、それなりに強いチームに出来そうな土台はできたと思い、徐々にパスサッカーに移行。ちょっと早かったかなという感もあります。

4年生の後半からは、4人が上の学年でプレーすることになり、残りのメンバーで頑張って、そこそこの成績を収めました。人数も30人近くに増えたので、ゲームに出れない子も多く、A/Bに分けて活動することが多くなりました。5年生の小学生大会では、中央大会に進出し、大阪府でベスト16。活動がどうしてもAチーム中心になる中、6年生になってからはAチームは若いコーチに任せ、Bチームを見ることに。彼らを育てることを最後の1年の目標にしました。

Bチームでも4種リーグに参加し、いくつかの大会にも参加し、彼らの成長も感じることが出来ました。後半はチーム事情でAチームも見る事になりましたが、知事杯や大きな大会にはBチームの主力選手がAチームに混じって活躍できたことは、本当に喜ばしいことでした。

さて、昨日行われたお別れ会、全員にスピーチをしてもらう時間は無いと思い、今年はAチームとBチームの子供たちに出し物をしてもらうことにしました。色々練習したようですが、内容は...。
お別れ会式次第



子供たちの出し物






私からは、彼らの6年間を14分程度のビデオにまとめて上映しました。ビデオを編集する際には、過去の楽しかった思い出がよみがえり、思わず涙ぐみそうでした。そういった思いを込めたビデオです。

直接、YouTubeで見たい方は、ここをクリックください。少しだけ大きな画面で見れます。
[2011年度 卒部記念ビデオ]





今、子供たちに伝えたいことは、遊び心を持った人に成長してほしいということです。これは、かく言う私が大事にしていることでもあります。サッカーの試合の合間のOFFのときに、プロレスごっこや自由に遊んでいても、人に迷惑をかけない限りあまり怒ることは無かったと思いますし、逆にさそり固めなどで率先して遊んでいたときもあります。サッカーだけ一生懸命やるサイボーグみたいな子ではなく、子供らしさを失ってほしくないとの思いで、彼らの成長を見守ってきました。

ビデオの中にも、子供らしさ⇒少年の心を忘れない⇒遊び心のある 私の大事にしている点がちりばめられていると思います。サッカーはサッカーとして、遊ぶときは遊びに、目の前のことに全力で取り組む人に成長してください。

最後に、人としてあたりまえのことはもっと身につけてほしかったですね。私のしつけがゆるかったかも。お別れ会の2次会では和やかに送りたかったのですが、最後に怒ってしまいましたね。これが私が怒る最後になると思いますが、もう中学生になるのだから、あまりにレベルの低いことで怒られないようにしましょう。

まだ3月いっぱいは、時間があれば練習に来てください。
では、次のステージでの活躍、祈ってます。


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