里山コスモスブログ

シマサルスベリ(沖縄のサルスベリ)



樹皮が剥がれた幹は白っぽい









上:シマサルスベリ   下:サルスベリ

シマサルスベリ (ミソハギ科 サルスベリ属 学名 Lagerstroemia subcostata 落葉高木 花期8月中旬~下旬<神奈川> ) 沖縄・台湾・中国南部に分布するサルスベリの仲間で、10mを超える高木に生長する(サルスベリは小高木~高木で樹高8mほど)。葉は対生、葉身は卵状楕円形で先が尖る。枝先に円錐花序を形成し白花を多数つける。花弁は6個、サルスベリより花径が小さい。果実(さく果)は楕円形で、熟すと6裂し翼のついた種子を散布するが、冬期長い間枝に残っている。
サルスベリとの違い:幹は直立し10mを超す高木に生長、葉先が尖る(サルベリは葉先が円or凹形、尖っても鈍い)、果実はサルスベリ(ほぼ球形)と比べ細長い。
属名Lagerstroemia スエーデン人Magnus von Lagerstroem(1696~1759)に因む。
種小名subcostata  sub下、副 costata肋骨 に分けてみたが? 肋骨(葉脈)が葉裏に凸出していることを指すのかと推測するが、結論として分からず。
Lagerstroemは東インド会社にディレクター(理事or取締役)として赴任、滞在中植物を採集しそれをリンネ(スエーデン)に提供した。カール・フォン・リンネは生物分類体系を作った人で、彼が命名した植物の学名の末尾に L. が付記されている。 (例) 学名Lagerstroemia  indica  L.  和名サルスベリ


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