上:装飾花は萼が変化したもので5裂している。 下:花冠が5裂している。 カンボク (肝木 スイカズラ科 ガマズミ属 落葉小高木 花期5,6月 果期10月頃) 葉は対生、葉身は広卵形で3裂するが深裂、浅裂、単葉と変異が見られる。花の周囲に萼が変化した白い装飾花、中心部に小さな両性花が多数咲く。果実は球形で1cmほどもあり意外に大きく感ずる。秋に透明感のある赤色に熟す。昨秋完熟実を一粒食ってみたが酸味が強かった。小鳥が好むのかどうか知らないが、葉が落ちた後も長く枝に残る。