セイヨウザイフリボク <ジューンべりー> (バラ科 ザイフリボク属 落葉小高木 別名:アメリカザイフリボク) 花期は4月、花芽がカラフルに展開し、総状花序に白花を咲かせる。花柄は長く、花弁は5、緑色の萼5、雄蕊は多数(16~20ほど)、花柱は私の観察では2本あり、各々2つに分かれているように見えた。ザイフリボク(采振木)の名は花弁が細長く武将が使用する采配に似るところに由来する。外来種なので西洋を冠する。果実は長い柄につき、ブルーベリーをひと回り小さくしたような球形。6月初めには次第に赤紫色~黒紫色に熟し白い粉をふいてくる。中には小さな種子が含まれる。生食よりはジャムに適するように思う。在来種のザイフリボクは果実が9月に熟す(未見)。
*軍配・采配:どちらも軍を指揮するための団扇状の道具。軍配は総大将クラスが、采配はそれ以下の武将が使ったということである。
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