サラサモクレン(更紗木蓮)
学名Magnolia × soulangeana 仏oulange-Bodin (1774–1846) が、 Magnolia denudata と Magnolia liliifloraを交配して作出した交配種。
ハクモクレンとシモクレンとの交雑種で両者の中間的形質を持つ。花期はハクモクレンとシモクレンの中間、展葉前に開花。花色は花被内側が白色で、花被外側基部から先にかけて濃赤紫色から次第に薄くなり先端で白色になる。つまりグラデーション(ぼかし)が入る。
ニシキモクレン(錦木蓮)
学名Magnolia × soulangeana (=サラサモクレンの学名)
サラサモクレンと同じくハクモクレンとシモクレンとの交雑種で両者の中間的形質を持つ。花色は花被内側が白色、外側が淡赤紫色~濃赤紫~桃色と多彩である。開花時期はハクモクレンとシモクレンの中間で、展葉前に開花し、花期の間に葉芽が展開する。花被片は6~9、最外側の3片は内側の花弁に比しやや小さい。
キモクレン 北米原産で現地ではyellow cucumbertree黄色いキュウリの木 と呼ばれている。園芸品種として本種とハクモクレンとの交配品種がある。
学名 Magnolia acuminate
種小名acuminate acuminate 葉先が尖る鋭尖頭の意。
TOP (目次) 画像・文 塩城 忠