ショウキウツギ or アケボノウツギ (鐘馗空木 スイカズラ科<APG リンネソウ科> ショウキウツギ属 学名Kolkwitzia amabilis 原産地:中国) ツクバネウツギとよく似ているが、萼の下部から子房、花柄にかけて髭が密生している。葉は対生、葉身は楕円形で先が尖る。枝先或いは葉腋から花序を出し多くの花をつける。花は2個づつ対になっている。花の形は漏斗状で花冠の先が唇形に深裂、上唇が2裂下唇が舌状に3裂。花色は外側が淡桃色で内側が白色で黄味帯び、下唇に網状紋。同形大の萼5片が平開している。
鍾馗(しょうき):中国の民間伝承に伝わる道教系の神で、日本では魔除けや学業成就の神として、端午の節句にこれの絵や人形を奉納したりする。鍾馗像は長い髭を生やし、中国の官人の衣装で剣を持ち、大きな眼を見開いている姿である。