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里山コスモスブログ

樹木の四季500 ハギ (2) ヤマハギ & マルバハギ

ハギ(2) ヤマハギ & マルバハギ

ヤマハギ(マメ科 ハギ属 落葉小低木 雌雄同株 花期7~9月) 
 樹高1~2m。葉は三出複葉で互生、小葉は倒卵形、葉先は丸く先端が僅かに凹み(微凹頭)、主脈が葉先の先端を針状に突き抜ける。葉裏に伏毛。主枝、側枝の先は殆ど垂れない。
 側枝の葉腋から葉(三出複葉)より長く花軸(花序柄)を伸ばし蝶形花を総状につける。旗弁・翼弁は紅色、竜骨弁は青紫色で翼弁より長い。雄蕊10、雌蕊1、萼裂片(4裂)は萼筒の長さに比しやや短かい。
 果実は節果(豆果・莢果の一種で1節毎に分果となって果皮(莢)が分離し1個の種子を含む)
学名Lespedeza bicolor
属名Lespedeza 18世紀スペイン統治時代のフロリダ州知事Cespedesに献名したものでCとLを誤植か。
種小名bicolor   ラテン語 bicolor  bi+color2+色     (bi+cycle 2輪車)

マルバハギ(マメ科 ハギ属 落葉低木 雌雄同株 花期初秋) 
 樹高1~2mほど、葉は三出複葉、ヤマハギに比べ葉柄・葉身が小型。小葉は楕円形で葉先が丸く僅かに凹み(微凹頭)、主脈が針状に突き抜ける。葉裏に伏毛が密生。萼裂片(4裂)は萼筒に比しやや短かく先が長く尖る。枝先についた小さな葉(三出複葉)の葉腋から短い総状花序を出す。 
 花軸(花序柄)が短く花柄も極短いので小さな葉(三出複葉)の上に花が塊って咲いている風情。果実は節果(豆果の一種)で種子1個を含む。
学名Lespedeza cyrtobotrya  
種小名cyrtobotrya ギリシャ語 cyrtobotrya  
                          cyrto+botrya  湾曲した+総状の又はブドウ房状の




















TOP (目次)      画像・文 塩城 忠

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