シマトネリコ (モクセイ科 トネリコ属 常緑高木 常緑) 葉は奇数羽状複葉で小葉は4,5対。小葉の葉柄が葉軸につくところが赤褐色を帯びている。枝先に大きな円錐花序を形成し白色の小花を密につける。花被片は4片に裂し反り返る。雄蕊は2本で葯は橙色、柱頭は黄色。果実は翼果で披針形。同属のアオダモと同様に材が粘り強く弾力性に富むので野球バット等に使用される。シマトネリコは沖縄のトネリコの意。トネリコは樹皮についた蝋物質を戸の敷居に塗って滑りをよくしたので“戸に塗る木”と呼ばれ、それが転訛したものと考えられている。