里山コスモスブログ

シュロ(棕櫚) 唐棕櫚と和棕櫚&別科植物匂棕櫚欄





上5段:雄株    下:雌株の雌花序


上:冬期の葉 孔雀の羽のよう

上:雌株に生った熟果   下:ワジュロ


上:ワジュロ雌株 黍(きび)状の花序  手に取って観察できず。
下:ニオイシュロラン

シュロ ヤシ科 ヤシ属の総称で、ワジュロ、トウシュロ等がある。幹は分岐せず、褐色の繊維質(シュロ毛)に覆われている。葉は大きな扇形で基部辺りまで深裂している。雌雄異株で雄株に雄花、雌株には雌花と両性花がつく(未観察)。花被は3片、雄蕊6個、雌蕊3個。雄花には退化雌蕊がつき、雌花には退化雄蕊がつく。果実(液果)は球形ないし楕円形で秋冬に藍黒色に熟す。
ワジュロ Trachycarpus fortunei 葉の裂片が長くて折れ易く、折れ曲がって垂れているのをよく見る。
トウシュロ Trachycarpus wagnerianus 葉の裂片がやや短くて折れ難く、綺麗な扇状を保っている。

見かけ以外の相違点は不勉強。シュロではないが、名前が紛らわしいニオイシュロランもたまに庭木に栽培されている。
ニオイシュロラン (匂棕櫚欄 ラクスマニア<リュウゼツラン>科 センネンボク属 常緑小高木 原産地ニュージーランド) 和名は花序がシュロに似て、芳香があることによる。葉はシュロとは全く異なり細長い剣状。


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