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ジェイクとエルウッドの大人模型部

仕事もするけど趣味もやる! 充実した大人ライフを送る、数多の大人模型ヤーの掃き溜め「大人模型部」へ、いらっさい!!

旬に媚びる (バンダイ1/100ガンダムアストレア タイプF)

2009年08月22日 22時44分34秒 | 部活動
買ってますかぁ! 積んでますかぁ! 燃やしましたかぁ!?

どうも、MGエクシア イグニッションモードの初回限定価格はもちろん購入済みの、ボクです!

何ですか、親にガンプラ隠されて、怒りのあまり家に放火したガンプラマニアが居たらしいすね(笑)。
つうか、たかだか模型じゃんか、ねぇ? 放火は無いだろ、放火は?
また買って作りゃいいじゃん(笑)。そういうイタチゴッコの果てに親も諦めるンじゃないかね(笑)?

果たして彼がMGエクシアを作れたのかどうかは、まぁ、どうでも良いんですが(笑)、ボクはまだ作ってません。

理由は簡単で、作り終えたり作りかけのキットがあるからです。

因みに作り終えたやつ↓。

       

ガデッサとかなんとかいう(うろ覚え)ヤツですが、デザインが気に入ったんで。

もちろん相変わらずの素モデリングですが(笑)。蛍光色を塗ってみました。

で、最近は正価の半額という激安価格ででゲットした赤いエクシアモドキに手を出してまして、ちょうどもうすぐ完成しそうなんですよ。

ウィングガンダム他はまるで進んでないけど、赤いエクシアモドキはこんな感じで興が乗りまして、完成にかなり近付いて来ましてね。

  

MGエクシアが(一部で)話題なんで、捻くれた大人模型ヤーなりにこの旬なアイテムに媚びるべく、今回は赤いエクシアモドキをご紹介しようと。

いずれはMGアストレアとかこの赤いヤツも発売されるんだろうけどね(笑)。

『ガンダム00』に出て来るMSでは一番最初にデザインがオープンにされたのが主役機エクシアだと記憶しますが、デザインで目を引くのが胸の太陽炉と四肢や横腹にあるリボンケーブルですよな。
個人的にはあのリボンケーブルがなかなかカッコいいんじゃないかと思いますが、1/144でも1/100でもその再現がイマイチなんじゃないかと。

MGは透明のホログラムみたいな素材を使ってなかなか凝ってるみたいですが。

せっかくのおしゃれポイントが、もっさい色味のゴムパーツでスケール感とかも台無しっぽくないすか?

最初にHGサイズを作った時からあのもっさいパーツを何とかしたいと思ってまして、たまたま東急ハンズにあったホログラムシール(350円くらい)を使ってきました。
そんな訳で家のエクシアやデュナメスにはホログラムシールが貼られてます。
   

今回のエクシアモドキにもこのホログラムシールを使おうと。
00では初の挑戦になる1/100のスケールといい、赤い成型色といい、何か妙に似合いそうだしね。
シールの基本的な使い方は簡単で、ゴムパーツの表面にただ貼りつけるだけなんですが(笑)。艶消しコートとかする場合は、コートしてから組み込む必要があります。

因みに改造するとこなんて特に無いすな。
肉抜きの穴が腕とかリアアーマーで目立つから、気になるなら埋めたら良いんじゃないの? っちゅう所かな。
それと主観ですが、とりあえずノッペリしていた腕や太もも等には筋彫りの追加とかしときましたな。
太ももの後ろにもモールドを勝手に入れたりしました、すいません(笑)。
あと首が気持ち短いんで、ちょっと延ばしました。
あ、腕とゆうか肩とゆうか、ちょっと外に出すぎな感じだったんで調整しましたな、そういや。

まぁ、↓ こんな風に、概ね適当にやっときました。



で、最後はいつも通りの白縁取りをば。
このアストレア タイプFを選んだ理由には、金のスミ入れや白縁取りが成型色に結構似合いそうというのもあるからなんすな。

ゆえにほぼ成型色で、ほとんど9割方塗ってません(笑)。
フリーハンドで適当にやらかした筋彫りが失敗した部分だけ、成型色と同じ色を塗りましたが。

で、これで完成。どうですか?



白縁取りに金色のスミ入れ、そしてホログラムシールがなかなか似合う、赤い機体が出来上がり。

武器も適当に塗り分けて、縁取りしときました。

携帯のカメラなんで画質とかは無茶苦茶です(笑)。

いつかちゃんと撮影しても良いけど、めんどくさいからやるかどうかはわからんね。

盆休みにテレビ観ながらチマチマやったんで、休みは丸々潰れましたが(笑)。
そこそこ思うようには出来ましたな。
ヤフオクに出すには多分、これじゃまだまだなんでしょうがねぇ(笑)。

実際、今回のような素モデリングなら誰にでも出来ます、ホント。

特別な工具とかも特に要らんから、チマチマ作ってみたいと思った人には是非試して頂きたいもんすね。

成型色が赤とかだと良いよね、楽で。



あ、ウィングガンダム等はまたやりますんで。

たまには大人も頑張ろう (MGウィングガンダム "ver.ka" )

2009年02月11日 01時30分26秒 | 部活動
さて、間髪入れまくりで、前回の続きですよ。

MGウィングガンダム "ver.ka" なわけです。

アレで続けなきゃ流石にどんだけいい加減だっちゅう話だからね。
『しょうがないから』続きをやらせて頂く、ボクです。

しかし、6年前のキットを引っ張り出してアレが違うだのココが変だの言うのもどうなんかね、人として。

当時としてはなかなか意欲的な傑作だったんだろうし。

バンダイにしてもver.kaの人にしても、6年も前のキットを今さらほじくり返さなくても良いじゃないかと。

もうほっといておくれよぅ、そっとしといておくれよぅと。

いや、言われてないけどね(笑)。

そもそもこんなブログ、中の人はおろか誰が見とるかっちゅう話だからね(笑)。

でも、例え6年かそれ以上を発売から経過してようが、今だに店に売り物として並んでんだからねぇ、コレ。

何かの拍子に、ボクみたいに買っちまう方の為にも、たまには真面目にやりますよ続きを。大人だし。

前回は取説どおりに上半身を組み上げたあとたまたまデザイン画と見比べた結果、幾つかの疑問が浮かび上がったワケですが。

ぶっちゃければ大人らしく『すんません、目の錯覚でした』とか言いたいワケですよ(笑)。

でもね、多分ココを押さえるだけで、かなりかっこよくなる気もするしね。

せっかく金出したんだし、かっこよくしたいじゃない?

難易度付けるほど難しくもないから君ならもっと上手くやれるぞ多分(笑)。

偶には皆様のお役に立つのも悪くないんで、より判りやすくするために今回は掲載写真にも少しだけ手を入れてみました。

もちろん気まぐれ(笑)。工場長ほど懇切丁寧にはなってないから(笑)。

で、前回違う違うと喚き倒していたんだけど、具体的にどの辺りなんだよと。

まずは上半身。ってゆうか、多分このキット、改修の殆どが上半身と腰部くらいでしょう。

その辺りを今回はご説明しとこうと思うわけですが、実は前回の写真を見れば判るんですが既に改修を行っているのが、首の短さです。

両肩の隠し武器(無理に隠すほどに意味あるのかね)のブロックに挟まれるのよ、素組みのままだと(写真参照)。

《デザイン画》  《キット素組み》  《改修》 

首パーツ( )を根元から切って、1ミリプラ板2枚重ねた小さなブロックを挟んで再度接着しました。

2ミリ伸びるだけで、デザイン画の頭と首のバランスに近付けます。

これで終わりなら良いんだけど、『赤い首輪』が素のままだと短か過ぎて、バランスが悪くなるんすな。

なんで首輪も伸ばしときます。  

これも簡単。首輪パーツ(A31)の四隅に出ている部分をキレイに切り取り名実共に首輪にしたらK16パーツに瞬着でくっつけるだけ。

切り取った部分の厚み分だけ、首輪は伸びるわけですな。

伸びシロは1ミリくらいあるから、長くした首の違和感もかなり抑えられるんじゃないかね。

首輪パーツそのものの厚みもアートナイフでカンナ掛けて薄くしとくと良いんじゃないすかね。



因みに首輪の裏側は、ダムカラーのシャアレッドで塗りました(表は成形色のまま)。

頭を付けると見えやしないんだけど(笑)、影になる部分を塗ってみるというのは今回試してみたい小技に関係しています。

成形色はもちろん活かすんだけど、まるで塗らないっちゅうのは基本的に無理ですからね(笑)。

塗りが入る以上、効果的且つ効率の良い『塗り』にしたいと。

まぁ、その辺りの話はもう少し先で語る話なんで(笑)、改修を続けましょうか。

次に気になるのは両肩のブロックですわ。

白青赤となかなか派手な配色に黄色が良いアクセントになってますな。

気になるのは青い部分の先っちょが丸いことと、パーツの間に隙間が出ること。

 
  
青パーツは先っちょを尖らせるのと、もう少し外に延ばしたいので、プラ板とエポキシパテを使いました。

ポリパテは臭いがキツいんで使いたく無いもんで。

組んだ後から手直ししようとしたんですが、意外とキツめにパーツが付いた分、無理やり引き剥がしたら破損(笑)。まぁ、手直しできるでしょう。

とは言っても、この改修をする時点で必然的に『色塗り』は発生しますんで、成型色の再現は必要と予め覚悟しといていただきたいですな。

基本は成型色を活かすわけですから、当然『塗り』の部分も成型色を再現する必要は出るんでね。

余談ですが、2003年製MGというのは、けっこう左右パーツを張り合わせるという仕様が多いんですな。

このキットでも頭は中央に合わせ目が出てしまいます。

その辺りのリタッチにも成型色の再現が必要になるんで、ある程度の色は揃えておいたがいいでしょうな。



最後は後ろ。バックパックですな。 


途中ですが、写真を参考にしてくださいな。



要は羽の取り付け位置を下げるのと、メリハリはっきり付ける感じにしたほうが良いんじゃないかと。

今回は中途写真ですが、次にはちゃんと直ってますんで(笑)。

まぁ、今回はこんなところですかな。

『塗り』も含めて次回に引いときます。

実は今回、その『塗り』をしたいが為に、成型色を再現するための色を揃えた方がいいとか言ってるわけですが。

上手くいくかどうかはどうなんだろ(笑)、わかんないけどね。

でも多分、そこそこ面白いアプローチにはなるんで無いかね。

じゃ、ま、そういうことで。

地下活動2

2009年02月09日 22時09分51秒 | 部活動
唐突で何なんだけどアレですよ。

レビュー。

例の世界最大の仮想空間ショッピングモールで懇切丁寧に綴られている数多のザ・レビュー
此処だけの話だけど、アレを鵜呑みにするのはやめれ。話半分、つうか1/3位で聞いといた方が良いですよ。

ホンマどえらいメに合うから。

つうことで、どえらい目ぇに合(お)うてます。
ボクです。

今回の部活は前回からの続きやありません。

TAの続きとちゃうなら今回は何用やと言うと、お気楽に作れる『究極の色プラ』にして『素組みで作らねば失礼に値する』とまでカスタマーに言わせしめる、『MGウィングガンダムver.ka』の御紹介でございます。



今さらver.kaかよ?
しかも『噂の赤』でなくて『ウィングガンダム』かよ!?

心無い突っ込み、ありがとうございます。謹んでスルーさせて頂きます。

そもそもTAは小さいくせにアレコレ手を掛けさせる難儀な奴っちゃと、製作を始めてすぐに気がついてしまいました。

色は当初スプリッター迷彩を考えてましたが、モデルが小さいので(取り敢えず)単色で塗って気に入らなければパターンを追加しようと。

暗く見える部分、影になる所から筆で塗り出しています。

今はこんな感じ。↓

   

真っ暗でしょ(笑)。塗装の進捗度をイメージすると2%くらい?。
暗→明に塗り重ねていくんだけど、イメージではもっとずっと白っぽくなる予定なんで、今塗ってる色はほとんどが表面に深みを与える為の捨て石になるでしょうな。

そんなこんなで不安が過ぎったわけですよ。

年末年始の貴重なまとまった連休深夜を粗方費やしてもこの進捗率では『絶対』完成しィへん。

せっかくの休みやし安易に6時間くらいで完成するような、それでいてそこそこ見栄えがするヤツを作り、この年末年始の成果として晒し、お茶を濁しときたいと。

まぁそんなワケでTAはほったらかして購入したのが、『MGウィングガンダムver.ka』でした。

背中を押してくれたというか、背後から唐突にドロップキックを食らわせたのが、例の世界最大の仮想空間ショッピングモールで懇切丁寧に綴られている数多のザ・レビューでございます。

評価の高いこと高いこと。
これはきっと素モデリングで十分なんかも。
デカール貼るのがぶっちゃけ面倒(めんど)いくらいの、概ねお気楽に作れるキットに違いないんかも。

買え!、買うべし!、買っちまえ!!

見知らぬ皆様の余りのべた褒めに立ち暗み、意識が戻った時には『まんだらけアメ村店』の下品な紙袋を提げて玄関前に立っていたスタパ斉藤、じゃなくて、ボクでした。

2100円のレシートは棄てましたが。

そそくさと中途半端なTAを箱に戻し、いそいそとニッパーにアートナイフ、100均で買った刷毛塗りタイプの瞬着。
ガンダムマーカーの金とメッキシルバーに、スミ入れ用のリアルタッチペン数本という、いつもの素モデリング用ツール類を用意して、ごっつい箱を開けました。

中身は『色プラ』てんこ盛り。

ビニール袋から取り出したパーツを適当に確認し、先ずは紙質の良い取説を読み流しました。

目算で製作時間は午前0時から始めて4時間×3日って感じ?

いやぁん、お気楽ゥ。

そんな安易な気分で取説の指示通りに作業を始めたボクでした。

軽く3時間が経過し、上半身が大体完成しだした時、それは起こったのでした。



あの時、取説のデザイン画に目をやらなければ、予定通りの時間で安易に完成させることが出来たのにィィィ!!




話を突然変えますが最近のバンダイのキャラクターモデルって、素モデリングでのクオリティーがどれも高いですよな。

HGにしろMGにしろ、色塗りさえも拒絶するほどの色分けや、改修不要の合わせ目ほぼ0な合理的パーツ分割で、概ね誰もがそこそこの仕上がりを約束されてまいますよな。

組立て時の注意点なんて、パーツを『手でもがない』ことくらいでしょ?

特にガンダムSEEDだの00だのという新作は、破綻の無い模型化を前提に元のデザインが起こされてる気さえしますわな。

良く言えばハズレはない(デザインの好き嫌いは抜きで)。

悪く言えば作る面白さが無くて、みんなが同じ仕上がりになるものを作らされてる感がある。

クオリティを求めるエンドユーザーに応えんと頑張ってきた製作サイドの苦労が、10年以上の時間を重ねてこういう立体パズルな形に行き着いたんでしょう。

特に高額なMGなんぞは高い出費を要求する分、誰でもマスター級の仕上がりを享受出来ることを前提に、開発の歴史を歩んで来たと言っても過言じゃない気がします。

『大人組み』を推奨する当大人模型部ではそれを批判する気はサラサラ無いんですよ。

ただ今この時に気が付いたというかね。

MGの全てのキットが、開発の志は同じでもマスター級の仕上がりが約束されてるワケじゃないのよ(笑)と。

組み立てに際しても、ある程度の創意工夫を造り手に要求するような時期が、MGと言えども初期の頃はあったのよと、思うわけです。

で、2003年にリリースされた『MGウィングガンダムver.ka』というキットはというと、製作側と造り手とのコラボがあって始めて完成品として成立する感じなんですな。

要はね、素モデリングだけじゃぁ、かなりいたたまれない結果になると………。

正直言うけどね。軽くやっつけれるチョロい相手と思ってましたよ、ええ。

レビューでは誰一人としてデザイン画は見るなとも、改修したほうが良いとも、舐めて掛かると大変だとも言わなかったしさ。

ところがどうよ。違うじゃん!! デザイン画と違うじゃんか!!

けっこう一目見て解っちゃうくらい違うじゃんか!! 

パッケージアートはキット準拠なんで誤魔化したつもりなんだろうけどさ!

デザイン画と完成品が違うっちゅうんだって!!
そりゃね、今までボクがMGで組んだのは、∀だのストライクフリーダムだの、ノワールだのインパルスだの、要は最近リリースされた素モデリング推奨キットばっかりだったからね。

どれも切ったの貼ったが必要無かったからね、真面目な話。

お気楽なモノばかりを易々と作ってきたボクへの罰かね?

金払って罰当たってりゃ世話無いやん。

やりますよ。2100円勿体ないじゃん。
こりゃきっと神様が与えて下さった試練。

ボクにマトモな模型ヤーになれよという、天よりの啓示よ。

つうわけで、やりますよ、改修。
切るし貼るさ! あまつさえ塗るし、盛ったりもするさ!
勿論、成型色をとことんキープしながらもそれらをやり切る予定さ!

ああ、続くさっ!!


地下活動 1

2009年01月21日 00時52分28秒 | 部活動
毎日寒いすよなぁ。
最近は模型、作ってますか?
『なかなか作る間さえも作れないよトホホ』とお嘆きの貴兄に贈る言葉はもちろん、
『ボクもですトホホ』。

つうわけで、あ~どうもボクです。

世知辛い世の中と言いますが、今の世は辛さも50倍だね(笑)。

さて、そんな世の中はさておき、以前に粗大鉄を作るとかどうとか言っときながら随分経ちますが、果たしてボクは作っているのか?
下品なエロ系の宣伝コメントもなされるがままに放置し、さながら始めの頃の『Rookies』の野球部のように全くやる気が無いのか?(時事ネタ)

そんな極々一部の憶測にお答えすべく、久々の更新記事でございます。

まずはアレ、粗大鉄は作りましたよ、途中まで。

これが証拠(笑)。
いや、粗方は出来てんだけど、スノー縁取り他はまだ殆どやってません。

理由はめんどいから。

だって思ったよりデッカいしねぇ。これで1/144て、どんだけデカいのよ。
トップコートの缶、何本使うのよ(泣)。

だから今のところは素です。色分けは結構したけど、基本は素のままで、うらめしそうに立ってはります。
その内に気が向いたらちゃんとやろうと思いつつ、まだやってませんな。

で、その時から今に至っているわけですが、ここまでの空白期にも実は幾つかコソコソ部活をやってたんすよ。
そのコソコソがそこそこ溜まってきたんで取り急ぎお伝えしときましょうと。

先ずは旬ネタになるはずだった、『HGダブルオーガンダム』。

メーカーをスポンサーに持つ模型誌では当たり前ですがキットベタ誉めです。

異常なほどの可動範囲も広いし、無改造の大人組み(小改修の素モデリング&部分塗装してコートと縁取りで仕上げる工程をさす造語。今造りました。)で十分です。

どうも両肩のGNドライブだけが微妙に貧相で締まりが無い感じなんで、ネジ部品等を追加してちょっと弄りました。



設定画とは見た目が異なりますが、まぁエエがな。
色塗りは黄色のパーツと関節とクリアーパーツだけで、あとは殆どが素。お尻の褌だけちょいと裏側を直したかなという程度。
腕のデザインが設定画と異なりますが、見なかったことに。

で、セミグロスコートしてからスノー縁取りして、もう一回セミグロスコート。

いつもはつや消しを選ぶんだけど、何となくセミグロスでやってましたね。

スノー縁取りはつや消しコートのほうが目立つんだけど、セミグロスでもまぁ見えないことは無いから。

で、何故双剣が無いのかと言うと、誤ってタバコの火で溶かしたからなのよ(笑)。

火は怖いね。君も気をつけてね、っちゅう事でハイ完成。

既に長男の手に渡りましたので、今もこの姿かどうかは定かではありません。
もしも無事なら発売予定のオーライザーなどを付けてやりたいような、邪魔くさいような(笑)

で、次にご紹介するのは『MGフォースインパルスガンダム』。
そこかしこでは投げ売られてますが、これ元々異常にキットの出来が良いんですよ。
大人組みeasy(部分塗装とコートに縁取りのみの工程をさす造語)で十分な仕上がりを請け合います。

1500円切ったら買いなさい(笑)。

デカール類は何もしてませんが本体は大体仕上がってます。



本体関節や変形飛行機なぞを適当に塗りわけただけだもん。

艶消しコート→スノー縁取り→艶消しコートで終わりました。

本当ならこの後にデカール貼ってから艶消しラストコーティングなんでしょうが、

確かこの時スプレーが無くなったんだよ。無いんじゃしょうがないからまぁエエかと。



合体変形するらしいけど、バラして飾ると場所取るしめんどくさいからそのまま長男にあげました。

今、この姿でいるのかどうかは定かではありません。
無事ならいつかデカールを貼ってやるつもりです(笑)。

次に作ったのは武者ケロロロボ。

色分けはそこそこまじめにやったつもりですが、写真はボケてるし、よくよく見たらかなり投げやりでした(笑)。

カエルが乗る白いバイクも手を付けてませんが。理由はお察しの通り面倒くさいから(笑)。

こんな時でないとメタルカラーのブロンズは出番無いしね。

 

これはシリーズモノ全てをコンプすると巨大ロボットに合体するというサプライズもあるらしいんですが。
こんなんあと4つも5つも作れるかいや(笑)。
もう良いわ、腹一杯なんで長男に渡したら返ってきちまったよ(笑)。

さて、ここまででかなり2009年に近付いてまいりました。

で、この年末年始からは何をやっているのかと言うと、まず1つ目は以前再販された『ガサラキ』というアニメに出ていた主役メカのタクティカルアーマー、『ライデン』を入手したのでチマチマ拵えてます。

何とこれ田宮のMMと同じ1/35スケールなんですな。

市街地戦闘用の二足歩行兵器だとか。戦車とかが入れない場所でもコソコソ行けてバンバン殺しまっせ、みたいな。

そんな設定を少しは意識もしながら、塗装前提で組みました。

組む事自体はかなり簡単なんだけど、頭の形が取説のイラストと比べると先っちょが微妙に変だったり、足首がやけにスカスカするんで、エポパテ盛ったり削ったり、ラジエターチューブを足首に巻いたりなどをしました。

腕に付ける武装も、後ろが貧弱なんで適当にネジ部品でボリュームアップしでます。
重心は後ろに行くけど、むしろバランスが取れて、特に自立にも影響は無いすな。

     

すべては、どうせ上から色を塗るんだからという事で、お気楽にやってます。

装甲にソレがあるのかどうかは知りませんが、所々にエポパテで溶接痕や鋳造表現も付け、六角ボルトも打ち込みました。

溶接痕なんかは多少毛羽立ってる感じでも、上からサフを吹いたら埋まるからそれっぽく見えますな。

     

まぁ、気に入らなければ、塗りに入ろうが手直ししますがな(笑)。

と、言うところで10000字という規定の字数になりましたんで、続きますわ(笑)。

じゃ、そういうことで。


『山田(仮名)』より、『粗大鉄』よりなおボイン (アルトアイゼン・リーゼ 1/144 壽屋)

2008年05月18日 23時50分24秒 | 部活動
静岡ホビーショーの興奮覚めやらぬ皆様、お久しぶりですな。
お元気でしたか?

今は何より『真木よう子』の乳に興奮覚めやらぬ、
どうも、ボクです。

ホビーショーで発表された諸々は、来月の模型誌でも紹介されるんでしょうが、

『知ったか』を気取りたいおませちゃんには、ぜひ秘密のあの工場などで色々ご覧になっては如何でしょうかね。

話題の『MGガンタンク』や『MGガンダムver2.0(アニメ版)』も見れたりしますぞぉ(笑)。

しかし、今回の『MGガンダムver2.0』には軽く驚きましたな。
ああいうアプローチにしたんですな(それ以外の手もなさそうやが)。

 

安彦版だと云う人もいますが、個人的に命名するなら1979バージョンっちゅう感じですよな。

外見はシンプルですが、アタシ脱いだらスゴいんです、みたいな。

自然なポージングが成立する設計らしいけど、相当な技術が込められてるみたいですな。

  

個人的にはPS2のゲーム用にリファインされた『ゲームガンダム』が、旧来のシリーズコンセプトの極大化って感じで一番好みなんですがな。

或る意味あれこそver2.0なんでないかね?

今までMGで再現されてきた1stの路線は『似非リアル路線』な気がしますが、今回のver2はアニメ画ベースによる0からの再構築(リスタート)っぽくもあり、フルフレームの再現としては既存技術の集大成っぽくもありって感じですな。

買うかどうかは分かりませんが、興味はそそられます。

では、ま、そろそろ本題。

前回に引き続き『山田(仮名)』ですが、
え~、あ~、

 

終わりましたよ、まぁ、こんで完成っちゅうことで(笑)。

組み立て自体は特に何が大変とかもなくて、概ね恙無く完成したんですがね。

一部パネルは塗りました。

『素モデリング』っつうても、気になるとこはこうして塗るほうが良いっしょ。
所謂『部分塗装』の範疇ですよ。

効率が良いというのも『素モデリング』選択の要ですからな(笑)。

とは言え、

『塗らず塗ったフリ』

こそが素モデリングの極意中の極意には違いないんですが。

トップコートは間を開けて2回、『つや消し』を吹くことになります。

開けた間の作業は『縁どり強調』に充てました。

前回の『ガソダム(ヒュッケバインMⅡ)』で行った苦し紛れな縁どり強調が、意外と好い感じだったので、『山田(仮名)』にもやってみようというワケですな。

実はこの作業にはちょっと悩まされました。
技術云々や手間云々ではなくて、それ以前のアプローチの手段に悩まされたわけです。

何せ今回の『山田(仮名)』はオモチャカラーなんで。

前回のガソダムのように下地が概ね紺一色に対しての『スノー』一つなら何とかなるもんなんでしょうが、お洒落さんですからなぁ、『山田(仮名)』は。

手近のクレヨンでも使うかとも思いましたがイマイチ粘度が強いし、色々悩んだ結果、やっぱ『パステル』に手を出さなアカンかと。

 
100均で『アイシャドウ』も買ってみたんですが、ラメ入りやったんでイマイチ使えない感じだしね(笑)。

最初に軽く均等に吹いたトップコートが乾いたら表面がざらついてお化粧ノリが良くなります。

化粧を終えたら仕上げに再度トップコートして終わりというのが手順なんだけど。

耐水ペーパーで粉にしたパステルですが、コーティングした表面なら食いつくかと思ってたけど、意外と食いつかないのよホホホ。

 

トップコートスプレーの勢いで結構吹っ飛ぶもんなんすなぁ(笑)。

わざわざグレー系のパステルなんかも用意したんですがね。

白い部分にはもう少し濃いめの青とかを使った方が良かったかもとか、吹き方も考えたほうが良かったのかもとか。

幾つか課題も残りましたが、『山田(仮名)』はこれで一応完成っちゅうことで。

いかがでしょうか、

赤は薄手の赤を。青には薄手の青を。それなりにパステルは使い分けてみたんですがね。

携帯カメラだから見苦しい感じですな、や、申し訳ない。

邪魔臭ぇんだよね、わざわざデジカメ出したりフィルター掛けたりするの。

 


変形後の『田山(仮名)』も見といていただきましょうか。

  

さて、ここからがいよいよ本編(笑)。

とりあえずこの『素モデリング啓蒙活動』シリーズも、カトキビルガー高機動型に始まり、ガソダム=ヒュッケバインMKⅡ、『田山』変形する『山田(仮名)』=R‐1ときて、いよいよこれがラストステージ、大詰めとなりました。

今までにご紹介した三バカの雄姿を一応お見せしときますか。

並べると一目瞭然なんだけど、これほどデザインコンセプトが一貫して無いっちゅうのはどうなんかね(笑)。

『山田(仮名)』君は浮きまくりですな。ヤンキーの中に一人だけビジュアル系みたいな違和感が(笑)。まぁ、ええけどね。

  

ラストを飾るのは、この「スーパーロボット大戦OG」ではかなり人気の高いアイテムです。

高いといえば値段も鬼高なこいつのために今まで貯めたポイントは綺麗に吐き出してしまいましたがな。

多分、80%(パー)いつも以上に時間掛かりますよ(GW中にヤッターマン見た影響)。

因みにこちらがラスボスです(↓)。



お名前を『アルトアイゼン・リーゼ』と申されます。

何でも『クズ鉄』という意味らしいですね。

箱のデカさも2割増しですんで、どっちかっちゃあ『粗大鉄』っちゅう感じですなぁ。

これを選んだ理由ですが、店頭に飾られた完成見本を見る限り、今までやってきたことを丸ごとやるのに一番反映しそうに思えたのと、最新作だけにより組みやすくなってるんじゃないかなと。

お手軽さを強調するにはエエがな、みたいな。

キャラクターモデルを扱ういろんなサイトを見ていると、製作される管理人によって組み始める箇所がいろいろ異なるようです。

各人の経験則に準じて、最も効率的な方法が選択されているんですな。

因みにボクはと言えば、説明書通りにやるんすよ。

そうするのに特に理由や拘りは無いんですが、ただ単純に説明書の順番に従えば組み上がるというわかりきった結果があるからです。

組み始める前に、今回は時間を掛けるという前提があるので、先ずは全部のパーツを見てみました。

合わせ目が目立つとこが無いかもざっと確認です。

コレとコレが合わさるんやろなとか、大体同じ一枚のランナーに纏まるもんなんでアタリは取れるもんです。

しかし異常なパーツ数ですがな。チラ見くらいじゃぶっちゃけ分かりませんな。

『ダテにポイント使わせて無いやろ』みたいな、声も聞こえるようですな。

色塗り前提の人は、パテ埋めとかも組み立て時にやれちゃうけど、『素モデリング』だとなかなかしんどいしね。

あまりに合わせ目が目立ったり隙間が開きすぎる箇所は、成形色に近い色をラッカーパテに混ぜて埋めるとかしないとアカンのかもね。

最新作だけにそこまでやらなあかんほど、精度が甘くはないでしょうけど(希望)。

話、逸らしていいですかね。

今ふと気が付いたのは、バンダイのガンプラやと、必ず一枚は多色成形、つまり3色くらいのパーツが一枚のランナーに張り付いたりしてますが、今まで組んできた壽屋のこのシリーズはどれもがランナー一枚につき一色です。

唯一、カメラアイや顔の一部だけ予め塗装がされていて(バンダイならシールになるんでしょうな)、このシリーズ共通にして他社では見られない特徴になってはいますが。

一枚につき一色が結果的にボリューム過多なランナ枚数と、必ず使わないパーツ(無駄にダブるパーツ)を生みます。

壽屋さんも出来れば多色成形の導入を考えて欲しいものですな。

バンダイから例の射出機だか何だかをレンタルとかできたら良いのに。

最近は原油高などのネガティブな言葉が連日踊る世の中ですし、趣味とは言え、資源の効率的活用はメーカーの垣根を超えて考える点ではありましょう。

とか言ってたら、バンダイが単独でこんな事を始めましたな。

まだ具体的な市販にまで落とし込みはできて無いみたいですが。

IRとしては案外効果あるのか分かりませんが、何とかこれは市販まで漕ぎ着けて欲しい気がしますよ。

また、こういう事は各メーカーでも積極的にやってもらいたいもんですな。

再生材利用故に色プラがなくなり、『素モデリング』が困難になるとしても良いんじゃないでしょうかね? 良いかな?

話が逸れたついでに、この『粗大鉄』。

どうも組み立て説明書が見づらいんですよな。

もう少し分かりやすい形に出来んもんかと。せっかく良いもん作るのにねぇ。

購入者の拡大を考えるならメーカーとして相応の工夫もするべきなんでしょうがな。

重ねてきた歴史の差も有るんでしょうが、その辺はバンダイの方がリサーチを含めて企業努力に怠りが無い感じです。

壽屋にも頑張って頂きたいもんですな。

・・・・・えらく脱線しまくりましたが、さっそくやりましょうかね。

そうね・・・。

え~と、・・・来週末くらいからね。・・やりますよ、ええ。

じゃ、そういうことで。

環境問題は山田(仮名)におまかせ? (リアルパーソナルトルーパー TYPE R-1 1/144)

2008年05月07日 00時01分22秒 | 部活動
大型連休も終わりましたなァ。

子持ちなアナタも、連れ有りなキミも、まとまった休みだけに或いは仕事してるよりハードな日々だったんじゃないすか?

身よりのない未来老人計画を邁進中の素敵に一人な貴殿には、掛ける言葉も無いすな
(笑)。

頑張って納税義務を果たしながら、そのまま初志貫徹して頂きたいもんですよ。出来れば年金受給資格直前辺りで、餓死か何かがベリーベスト(笑)。

そう言や、連休中も傍迷惑なお風呂場自殺が何度かありましたな(笑)。
途中で怖くなって逃げ出したため、急遽俄かテロリストに変身した方もおられたそうで。

サンポー○だかを使うんでしたか。

『緑の日だけにグリーンだよっ!』、みたいな(笑)!!

体を張った痛いジョーク扱いですが、考えてみりゃ模型も塗装が入ると、溶剤が部屋に充満しますからな。換気も追いつかない場合がありますしな。

これも下手すりゃ死にませんかな(笑)。

シンナー中毒で逝くとどんな色に染められるんかは分かりませんが、発見されたときにそこら中に作りかけのガンプラが転がってるわ、録画したガンダムがテレビに映ってるわ、なんて光景が報道されたら(笑)。

あまつさえ死体が30過ぎのおっさんで文化住宅一人暮らしかひきこもりとかだったりしたら(笑)!

ガンプラ発売中止とか、模型の色塗り全面禁止とか? ワイドショーでしたり顔のコメンテーターが言い出したりしませんかな。

退屈しのぎに話題になった挙げ句、またまた場当たりで高圧的な審議を国会でやらかすんじゃないの?

『地球温暖化の観点からも由々しき問題』とか、人間そっくりなチンパンジーがモゴモゴ言うんじゃないの?

対抗勢力が石破ちゃん一人じゃ心許ないよなぁ(笑)。

ってか、猿を国家元首に据えてる先進国って辺りの方が、至って由々しき問題じゃね?

何が言いたいかっちゅうと、『大人模型ヤーは国会議員を目指せ』じゃなくて、『大人なんだから何事もほどほどにしとけよ』っちゅうこってすよ(笑)。
あと『素モデリングで許してくれよぅ』っちゅう願望も入ってますよ(笑)。

くだらない前振りはいつもの事ですが、どうも、ボクですっ!

前回から始めました、壽屋のスーパーロボット大戦OGシリーズ。
1/144スケールのクセにMG並みの値段設定には誰しもドン引きしますが、ジ・アニメージのデザインがオリジナルっぽく見えるくらい、化け物かと罵られた某連邦軍モビルスーツにクリソツなそのパチモン臭含有加減に、個人的にはメロメロでございますよ(笑)。

色塗りほぼ無用なコンセプトを実現するため、必然的にパーツは色毎に細かく分割され、数える気も失せるパーツの量には気圧されたりもします。

しかしそれでも『色塗り不要』が実現されるなら、それもええかと。

そんな『色プラ』好きを惚れぼれさせるのがこのシリーズ。

皆様へのご紹介もこれが3度目、3体目でございます。

つうわけで、今回はこれ→

『リアルパーソナルトルーパー タイプR‐1』
Rの1号さんというお名前ですか、って、名前かそれは?

どうにも呼びづらいんで、親しみを込めて『山田(仮名)』にしときましょう。

組み立て説明書をよくよく読むと、なんでもこの『山田(仮名)』は3兄弟だとか。

しかも3兄弟が合体して、1体の巨人になるんだとか。

凄いね、さしずめ『大山田』やね(笑)。おまけに個人的嗜好ではカッコ悪いからね、『大山田(仮名)』。


まぁ、そんな合体はさておきまして、この兄ちゃんだか弟だかは分からない『山田(仮名)』ですが、彼は単体でウェーブライダーに変形までするんですよ。

ガラリと形が変わるんで、これは『田山(仮名)』とでも呼びますか、呼ぶ必要無いんだけど(笑)。

キットは『山田(仮名)』形態はおろか、『田山(仮名)』形態までも再現しようと試みた意欲満点な作品です。

しかも色塗りほぼ不要ときたら、手を出したくなるのも無理からぬ話じゃないですか?

よーし! やるぞ『山田(仮名)』! 待ってろ『田山(仮名)』!
パーツ数が多くてもへっちゃらだっ!
ちゃちゃっとやっちまうぞォ!

 

……『山田(仮名)』よ、いやさ…壽屋よ。
何なの、この中途半端で残念な色プラは?

しかも予め彫られたパネルラインはぶっといし。

前回のガソダム、もといヒュッケバインの方がデキ好くないか?

作る側でやる色分け多くないか?


ガッカリだよ。
度合いを分かりやすく説明するなら、付き合い出してやっとホテルまで連れ込んだ女から今日は生理なのよとか言われるくらいなガッカリ度だよ。

いや、まぁね。
それでもヤりますよ、一応。

ホテル代勿体ないし、じゃなくてキット代勿体ないし。

ヤるか、ハァ~。

  

っちゅう事で、テンション激落ち状態ですが、ヤっちゃいました、ここまで。


今回、ポスカ極細を特に多用してます。

オレンジ、水色、黄色に赤と、派手めで普通使わない色ばっか(笑)。

何となくなんですが、『山田(仮名)』のもともとの色使いなら、違和感無いかもとか思いましてね。

これは前回とかでもやってるんですが、スーパーロボットってリアル系じゃぁナイじゃないですか。

もう、どんな風でも良いっちゅうか、良いよ大体で、みたいな(笑)。

何かそんな曖昧さがありますね。さしずめヤマト的な曖昧さ、イコール許容範囲の広大さが魅力の一つのような気がしますね。

って、勝手な都合のいい解釈ですが(笑)。

実際どうすか?→  

まだ色塗りしないといけない箇所はあるんですが、あんまり違和感ないでしょ?

この後もスミ入れしたりトップコートしたりするんで、さらに馴染んで行くんじゃないすかね?

前回ヒュッケバインでやったのと同じように、田宮のウェザリングセットを一番最後に使おうと思ってますが、それは次回にてお見せしますわ。

じゃ、そういうことで。

GWデビューは 『素モデリング』 でガソダムなどを (ヒュッケバインMK‐Ⅱ 1/144 壽屋)

2008年04月29日 22時21分59秒 | 部活動
前回の記事からどれくらい過ぎたか何ぞは全く興味ありませんが、気が付けばもう黄金週間はすぐソコでないの?

お父さんは今年のGWはもう予定などは立てましたか? 模型造りなんぞであたら大事な時間を無駄になぞせず、ご家族揃って遊びに出ることをオススメしますがね。

自宅警備員連中は親の金で模型作る間あったら近場でバイトでも探しやがれ、ってか就職しやがれってんだよっ、バカったれ(笑)!

つうわけで、どぅも!、社会人として成人ニートだけは好きになれないのがボクです!

生活保護まで受けてるバカ野郎は取りあえず趣味なぞ楽しんでちゃダメでしょ?

まぁ、そんな話はどうでも良いんですが。

さて、仕事柄、平日はテレビをあまり見れないだけに、ほぼ唯一楽しみにしていた金曜夜の 『未来講師めぐる』 が予定回数をクリアーして、終わっちまったよ、トッホッホッ。

フカキョン可愛いわ、周りのメンツは濃いィわで、毎回毎回楽しみだったのによ。

でも、後番組の 『キミ犯人じゃないよね』 もかなり面白い!
要潤良い! 素晴らしい(笑)!!

『亀は意外と速く泳ぐ』 という意味不明なタイトルのスラップスティック映画にも、実に重要且つおいしい役で出てましたわ。
この映画はかなり面白いんで、特に 『時効警察』 ファンは是非観て頂きたいもんですな。

要潤ファンも必見! 今やってるドラマを見るにつけ、 『亀は…』 の要(ヅラ)潤を思い出しては笑えちゃいます。

さて本題。

前回やりましたのは壽屋謹製ビルトビルガー高機動型、1/144であります。

コイツと来たら 『素モデリング』 で十分見栄えが良いんですが、なんか 『手』 だけはちょっと気になったんで、メタルカラーのアイアンで塗りました。このくらいの部分塗装は 『素モデリング』 の許容範囲内っす。

軽く磨いたら後はトップコート吹いて終わりですかな。

まあ後は野となれ山となれ。

長男に弄くり回された上で成仏して頂きたいもんです(笑)。

  

そんな訳で、事前に(つまりは仕事中に)トップコートつや消しを購入。

ついでに、心斎橋に移転した 『まんだらけ』 を思い出し、仕事帰りに立ち寄りました。

ここはキャラクター模型も結構売られていて、モノによってはまあまあ安かったりするんでね。

閉店間際なんで、テキパキ模型が積まれたコーナーに直行。

あるわあるわ、意味不明に高いのから、なるほど安くして当たり前なヤツまで(笑)。

多少箱は傷んじゃいるけど組み立てさえやっちゃえば、箱とかは捨てるしね。要は中身さえちゃんとあれば良いんですよボカァ。

おお、スーパーロボット大戦OGのキットも複数発見!
安いのは無いかと探してたら、 『ヒュッケバインMKⅡ』 という、確か壽屋のHPには無かった珍しい奴を発見!
パッと見はまさしくガン○ムMKⅡみたいな顔と色味のロボットで、何でか知らんがお値段もちょい安め。

素モデリングでパパっとやれそうな、と、考えた瞬間気を失った俺。

ふと正気に戻ったときにはまんだらけの紙袋を下げて、自宅の玄関に立ってましたわ(笑)。

持ち帰ったのはこんな箱→ 

しかしアナタ、こりゃどう見てもガンダ○でしょう? 良いの? 許されるの?

天下の壽屋が、こんなアニマージ以上にバッタチックなの出しちゃって?

良く良く箱を見たら、シリーズのナンバリングが前回購入のビルトビルガー高機動型と大して変わらないくらい近い。

なのに何でHPには載ってないの?

疑問に疑問が上書き保存され、謎が謎を呼ぶ怪しい奴、 『ヒュッケバインMKⅡ』 。

色々事情があるのかしらん。しかしまたしても作るのには無関係なんで気にせずやります、 『素モデリング』 。

切り出したパーツはヤスったり鉋掛けたり、スミ入れしたりも同時にチマチマやっていきましたよ。

因みに鉋は結構マメに掛けといた方が良いですよ。エッジを立たせたほうが良い箇所多いし、あとあと施す縁取り処理の具合は、組み立て時の鉋掛け如何に因りますんで。

色味が紺なんで、ところどころのスミ入れに、また赤の極細ポスカを選びました。

まったく設定無視っすけど、なかなか面白い感じ出てるっしょ?



金色のガンダムマーカーも結構面白いアクセントに使えたりしますんで、お試しください(笑)。

組み立ては、フンドシ辺りのパーツ(K30、31 )だけはやたら脆くて困りましたが、他は特に問題もなく『素モデリング』は恙無く完了。

しかしこのままだと如何にもプラスチックな光沢感で超ガッカリ。

ビルトビルガーのように色使いが派手じゃない分、この光沢感がモッサリ感を上塗りしまくり。

  

かと言って汚しを大袈裟にやらかすようなアイテムやないんで、先ずは適当に手足やらをバラしてつや消しコートを掛けました。

いつもならこれで終わるんですが、艶は消えたがモッサリ感はまだ残ってるっぽい。

どうしたもんかね、このモッサリ感。これではパチモン臭も消せやしないかも?

と、思ったその時ふと、田宮のウェザリングマスターセットにある 『スノー』 が脳みそのその辺あたりにパパっと。

トップコートの乾燥した表面は軽くざらついているから、パステルも乗りやすかったです。

『スノー(NO.Bのセットにあります)』 を付属の専用ブラシに付け、立てたエッジ周りに向けて軽く擦らせると、みるみる縁取りが出てきます。

これ、なかなか様になるんですよ。

スノーっちゅうたら言わゆる 『白』 な訳ですが、ベースが暗色だと、こういう使い方もあるんですな。雪の情景にしか使っちゃイカンとゆう決まりは無いんで、オススメします。

  

今後の模型造りで、また一つ表現の幅を3㍉くらいは安易に広げることができました(笑)。

このテの、スケールが在るんだか無いんだか分からない、どんな場所で使われているのかも不明瞭な 『スーパーロボット』 には、変にリアルな汚しをするよりは、グロスに仕上げたり、こんな感じで仕上げる方が案外良いかも知れませんぞ。

其処彼処にちょっと目立つ合わせ目も在りますが、そこは 『素モデリング』 故の限界という事で、勘弁してください。

多分、ラッカーパテに、成形色に近い色を混ぜたものを使えば合わせ目消しはできそうですが。

今回はその色が無いんで、わざわざ買ってまではやりませんのよ、コストパフォーマンス悪いから。

ボクも大人ですから潔さが大事(笑)。

従ってこれで出来上がりましたよ、ガソダムMKⅡ!
以後は大人模型ヤーは、このヒュッケバインをガソダムと呼ぶように。


ほぼ無塗装で組んで、スミ入れしてつや消しコートすると完成するという 『素モデリング』 っちゅうやり方は、
完成後の見栄えを考えるとアイテムも選ぶもんなんですが、幸いこのスーパーロボット大戦シリーズはどれも色プラの徹底感がかなり良く、
またたとえ素であっても完成度はそれなりに高いので非常に適していると思います。

下手に全塗装を選んだりするとパーツのはめ込みがキツく、いちいち塗膜剥いだりしないと組み上げ出来んし、
マスキングも大変でたまったもんじゃねえや~と言う本音は、腹に収めて口は噤んでおくように。

大人模型ヤーのマナーですんで。

因みに、 『素モデリング』 における必要工具はニッパー、アートナイフ、紙ヤスリ、瞬間接着剤くらいで、スミ入れや小さい箇所の塗装にはマーカー類と、タッチペンマーカー、ポスカの極細くらいですか。後はつや消しコーティングに水性トップコートスプレー缶の 『つや消し』 を使う位なんです。

この缶スプレーは、1アイテムに1本は必要になると思いますが、その他の工具やマーカー類は一度揃えたら、当分は使えますよ。

因みにつや消しコートは、写真ではあまり伝わらんかもしれませんが、実はぶったまげるくらい似非プロ作例の効果絶大です。

試しに少し大きめの画像で見てみましょうか。

左が「Before」、右が「After」です。

 

トップコートは 『素モデリング』 の要潤、と覚えていただきたいもんです。
実際これは自分で実践して確かめんと分からんしね。

スプレー使うには特に技術は要りませんよ。

風通しの良い場所でよく振ったスプレー缶を、近すぎず遠すぎずの位置に構えて(全体に均等に)吹き付け、後はひたすら乾くのを待つだけです(地べたには新聞を敷くとかしといてくださいよ。こんなん常識レベルやからね)。

こうして一度コートしたなら、是非とも追加で挑戦されることをオススメしたいのが、今回試した 『スノー』 によるエッジのクッキリ縁取りです。

これは成形色が暗色でなくても、

例えば赤青黄色などの原色でも効果があると思いますんで(もちろん成形色が白なら全く意味ないぞ、多分。クリーム色なら良いかも)

彼方此方に縁取りをする必要はありませんが、メリハリを付けたい箇所を適当に選んで、お試しください。

上手くやれたら、なかなか良い感じになるもんです。

子供さんも渋々空気を読んでカッコ良いと言っちゃうかもよォ?

まぁこんなことで父の威厳復権には何の役にも立ちませんがな(笑)。

そんなわけでGWにプラデビューを、たとえ気の迷いからでも考えている方々には、まずは 『素モデリング』 デビューからお考えになられることをオススメします。

お子様と一緒にやれたりなんかしたら、ガンプラ一家やないけど、なかなか良い家族サービスの1日になるんじゃないでしょうか?

奥さんにはのんびり横になってもらうかしてね。

チマチマやっても2日もあれば、よほど分を弁えないアイテムを選ばない限りは、完成するはずです。

バンダイのMGなら、ナンバリングが100番辺りのキットはどれも色塗り皆無のアイテムで、おまけにスミ入れできる部位も多々用意されてますしね。

カッコ良く仕上がったら、大人らしく、惜しまずプレゼントしてあげたらいいでしょう。 『こどもの日』 でもあるんだし。

因みにプレゼントした以上は、そのあとそのキットがどんな末路を辿ろうとも、無関心を装える度量は維持しておかれることをオススメします。

所詮はプラ素材(笑)。ロボットごっこ的な扱いで容易に原型を留めない姿に成り下がりますんで。
 
それもまた好し。だって新しいのがまた買えるじゃんか?!


※ スーパーロボット大戦のシリーズをデビュー作にお考えの方に注意事項っす。

アイテムにも因りますが、やたらアチコチ尖ってる所が多いんですよ。

もうピンピンですから!

ズバリ指に普通に刺さりますから。
あまつさえ切れますから、ガキの皮くらいなら。

苦労の末完成した逸品を子供さんに贈るつもりなら、怪我の無きようくれぐれも気をつけてください。

渡す前に尖ったところを丸くするくらいの覚悟をしていただきたいもんです(台無しになるけどな!)。

他人様のお子様まで責任取れないからね。

次回もこのシリーズで『素モデリング』を楽しみたいすなぁ。楽だし。

じゃ、そういうことで。

刀繋がりと喰わず嫌いと壽屋 (ビルトビルガー高機動型 1/144)

2008年04月08日 00時08分32秒 | 部活動
さて、赤身はここまで出来ましたよ。



肩の幅増しをしただけなんだけど、前回の状態より下半身とのバランスが少しは上がったように見える(少なくともボクには)。
思い付いたのだが多分胴体(腹の辺)をあと1ミリ程伸ばせば、もう少しバランスが良くなるかも。
でもまぁ、これで十分だろう(笑)。
後まだ腕のショボいディテールを直すのが残っているしね。
しかしこのアストレイに限らず、ちまちま手を入れていく程に思う形に近づいていくっちゅうのは良いもんですな(近づかないと困るんだが)。

キット自体は古いものに入るんでしょうが、大人模型ヤーでロボ好きな方にはこれはちょっとオススメしたいすね。

さて前回、こんなもんで切った貼ったの赤身をしばらく停止して別のキットをやろうと確かに言った。
ええ、言いましたよ。言ったとも! 確かにこの口がそう言った。

そんな訳で、言ったからにはやる気にならんとアカンとか思えて、ペーパー鑢が足りなかったんとで、週末、近所のジョーシンへ愛車パオを走らせました。
玩具コーナーをタラタラ見て回る足が止まったその先には、鑢ではなく別のもんがありました。

別のもん(笑)→

………いやあ、実は前から気になってはいたんですよ、壽屋のこの路線。
以前、同社製アーマードコアのキットは2つ程、素モデリングしました(名前も良く覚えてないんだけど、青いのと白いの)。
それは値段もさることながら、異常にパーツが細かく、しかもアホみたいに多い。
組み立てに掛かる時間を作り応えとするなら100点満点なんで、手を出して初めて実感出来る話なんだが、3000円近い投資に対しての費用対効果を満喫度とすれば高いとは思うんだよね。
デザインも嫌いじゃ無いんだけど組み上がりまでの時間とかを考えると、相当やる気にならないと作る気にはならない。
そんな事を考えながら手にとってみたのがアレ↑でございました。
どこか質素というか淡白なパッケージがアレだね。敷居の高さを感じちゃいますがね。
開田裕治画伯の手になると知ったのはかなりあとではありますが。
『スーパーロボット大戦オリジナルジェネレーション』っちゅう、長ったらしいシリーズ名に出てくるロボットだそうです。
『スーパーロボット大戦』っちゅうんは、もともとスーファミ辺りから続いたシミュレーションゲームで、手駒に使うのがテレビアニメに出てきた様々なスーパーロボットだったりするもんだから、結構コアなファンが多かったりするんですよな。
シミュレーションゲームだし、何か邪魔臭そうなんでボクはやったこと無いんだけどね。
そのシリーズに出てくる著名&版権の紐付きロボットではなくて、オリジナルデザインのロボットが、壽屋からリリースされているアレ↑なんですね。
ある意味スピンオフな位置付けなんでしょうな。
この記事を書くに当たりメーカーページを調べたんですがね、バンプレストと壽屋。
ゲームには興味無いんで流し見したところ、著名なメカデザイナーが競作してオリジナルなロボットを出してるんですな。
で、そのプラモデルが壽屋からリリースされてるっちゅう事です。
既に20種近くもキットが出てたとは驚きました。
買うまでには興味がいかなかったから見過ごしてたけどなかなか確固たるシリーズになってるんですなァ。
今回買ったビルトビルガー高機動タイプは、以前発売されていた重武装型から外装を剥いだタイプらしいですわ。
脚辺りがどことなくユニコーンガンダムに似てるなと思ってたら、やはりカトキハジメの手になるデザインのようです。
何となく分かるもんですな(笑)。
箱の中身はアーマードコアと同じように、異常な程のパーツ数(泣)。
色分け部分を全部別パーツにすれば素モデリングでも見栄えがするだろうという、当たり前だけどなかなか普通は踏み切らない事を、壽屋というメーカーはやってのけるんですな。
何ちゅうか、熱意を感じさせるこだわりを、異常なパーツ数から感じますねぇ。
バンダイなら一体化してるであろうパーツが、とことん分割されまくってます。
このランナーの数だけ見ると、購入者の3割くらいは作る気持ちが折れるかも知れない(笑)。
ボクは素モデリングで軽くやっちまおうという気持ちがあったから、取りあえず組み立てに取り掛かれました。
パーツの合いが悪いとかいうネガティブな箇所も特に無く(一部はめ込みがキツい箇所は有りました)、切り出したパーツの表面処理とスミ入れに時間掛けながらタラタラと始めました。
いつ終わるのかという不安に駆られるくらいのパーツ点数なんですが、綺麗に色分けされているパーツが組み上がり、肩から腕、足から脚へとカラフルに組み上がるんで、何とかテンションは維持出来ました。

  

多分、体を組み上げるのに8時間はかかったような。
バックパックや両腕に付ける武装まで終えるのには、あと3時間強は使ったと思います。

 

スミ入れなどはオミットすればもう少し時間を短縮できると思いますが、仮組して、サフェーサー吹いて、色塗ってみたいなことになると、ボクには掛かる時間は想像出来ませんな。

素モデリングで良いやと思えたのは、もともとの成型色がかなりよい色味で出来ていたからです。
取説に載っていたカラーの設定画そのままの色とスタイルで組み上がるのには、正直驚きました。

  

武装の一部と両脚のスネ、サイドアーマーのバーニア部分には追加塗装が要求されますが、実に僅かな箇所のみです。
MGのガンプラでもここまで綺麗に色分け出来たキットはそうは無いかも知れない(笑)。
しかも、ここが気になる、あそこが違うといった違和感も感じ無いっちゃあ感じ無い。

※ ちょっと脚が長すぎかなとは思えましたな。弄るなら胴体の延長かもしれませんが、単に延ばすだけで終わらなさそうで、バランスが難しいようにも思います。腹部を詰めて延ばすみたいな工作になりそう。

いやあ、素モデリングで組み上がりましたよ。
スミ入れはガンプラに使うタッチペンのオレンジ、イエロー、グレー、ブラウンと、赤いところはポスカの極細。
あとはワンポイントにマーカーの金とメッキ銀も使いました。

設定画の指定には赤でスミ入れなんて無いし、金銀の出番もありはしませんが、ヒーローっぽいデザインだけに、違和感はあまり感じませんな。思うに任せて塗りゃあ良いんでないかね。
ポスカは色数こそ少ないけど、プラスチックやABSにも乗るし、割と好みの色合いが出ますよ。
※以前MGのストライクノワールを素モデリングした時には至るところにポスカの赤を使ってスミ入れしました(↓)。

   

両腕の武装が重いかと思ったけど、だらける事なくポーズは取れます。

拘束された時間が適度なものと言えるかどうかは、実際に組んだ者しか解らんかも知れませんが、ボク的には満喫しました。
もし色プラでなく、塗装前提でこのパーツ点数&このサイズだったら、満喫以前に挫折したかも(笑)。塗装したい方はかなり覚悟した方が良いすよ。
このキット、パーツの表面をペーパー掛けたりしていて気が付いたのが、『ヒケ』が多いんですよ。
だからきちんと作る方なら、サフェーサーの工程は必須かも。
プラスチックの厚みは十分あるから、ヤスリまくりで整えるのも有りかも知れないけど。
サフェーサー塗ってから塗装となると、キチキチにはめ込まれる設計が逆にリスクになりそうですんで。

素直に素モデリング&トップコートで良いんじゃね?

因みに武装には刀も付いてますね。
弱いわ、刀。好きだぜ刃物(笑)。
日本刀というより、青竜刀か蛮刀って感じですな。
握り手も別で付いてますね。造形もなかなか良い感じの握り手です。
手は他にもグウとパアと銃の握り手が各々付属してます。
いずれはやるつもりですが、手は指関節を強調したり色塗ったりしといた方がメリハリ出るんと違うかね。
壽屋自体あまり知られてないというかマニアライクなメーカーっぽいイメージでしたが、意外と手を付けると、バンダイに勝るとも劣らないクオリティでしたな。
キットによって出来や不出来が或いは有るやも知れませんが、今回のこのキットに限ればそんなネガティブなことは全くありませんでしたよ。
案外ボクのような初心者にこそ向いてるシリーズなのかも知れません。
ただ好みのデザインの有る無しがねぅ(笑)。
あれもこれも猛烈欲しいわ揃えたいのよとは思えないなぁ。

どうでもいいことなんだけど、何故だかこのシリーズはドイツ語を使った呼び名を好んでいるようですな(笑)。
アルトアイゼンとかイッヒリーベンとかグーテンタハクとか。
この世界の公用語はドイツ語なんかね?
ドイツ語は学生の時、単位落としまくりな苦い記憶があるな。
その辺りがこのシリーズに手を出しかねた遠因かもね(笑)。
しかも全く使えた記憶もこの先使うアテも無いんだよな、ドイツ語。

そんな私的ドイツ語コンプレックスはさておき、喰わず嫌いで避けてたシリーズでしたが、作ってみると実は悪くはない、っちゅうのが今回の発見ですな。
むしろ値段分の作り応えはあるんで、オススメ出来るかも。
ネット通販に抵抗が無いなら、アマゾン辺りでの購入がお安いみたいですよ。
店頭購入をお考えなら、ソフマップとかが概ね30%オフのようです。
息子ちゃんへのプレゼントにもどうすか?
一般的認知度は0以下だけど、格好は良いんで、『パパが作ったオリジナルロボットなんだよ』とか、取り返しのつかない発言と一緒に差し上げてみては如何でしょう(笑)。
パパ殿の面目躍如になったりしてくれるかも。
ゴーオンジャーロボの方が良かったのに…、なんて捨て台詞を吐かれても、ボクは責任取れませんがな。

そんじゃ。

(注意!)アンテナとかの先が尖ったパーツは、そのまま尖らして再現されてますんで子供ちゃんにあげる場合は気を付けてあげた方が良いですよ。

赤身の下半身における2、3の事情 (HG ガンダムアストレイ レッドフレーム)

2008年04月02日 01時20分03秒 | 部活動
いやいや、久しぶりにダラダラと趣味の時間を満喫してますよ。いいもんですなァ。
どうもっ、ボクです。
ジェイクが居ない今となってはエルウッド(偽名)を語る必要も、文字数制限上要らんかなと。
仮にどのツラ下げてか、戻って来たら、また偽名に戻るんで(笑)、それまではボクですっ。
さて、そんなしょっぱい話はとっととぶっ飛ばして、『赤身』。
前回からの続きですな。


と、その前に、皆さんは模型誌の最新号は読まれましたか?
大人模型ヤー的には立ち読みより寧ろ、購入してじっくり読みふけりましたか?
ボク的にはモデルグラフィックス(略して『絵画』)のWM&ギャリア特集に心惹かれまくりつつも、『電撃』を購入。読みふけりましたよ。
『絵画』は良いんだ。良いんだけど、あんなペラペラぶりであの値段てちょっと。
駄菓子屋世代としては費用対効果悪すぎでしょ?
ホビージャパン(略して『日本』)はエロ記事にボリューム割きすぎで(笑)、個人的に『絵画』以上のスカスカ感(やたら宣伝多いし)。
ただでさえ模型誌って痛々しいのに、さらにエロエロ満載じゃあ、チェリーな坊や&オヤジしか買わないんじゃないのかね?
まあ、今の市場をガッチリ支えてるのは実際その辺りの方々なんだろうけどさ(笑)。
で、新作情報いろいろ載ってましたなぁ。
ティエレンやオーバーフラッグが、1/100スケールで発売予定なんて、かなり期待しちゃいますな。HGスケールはそろそろ膨満感やったんで、1/100には食指が伸びまくりですわ。
HGではイナクトやら、国連ガンダムやらが出るらしいけど、何よりもザクⅡ改がリリース予定っちゅうのが嬉しいすな。
好き嫌いが別れるデザインでしょうが、ボク的にはOKっす! 自分、全然受け止めます!
MGは何すか? 武者ガンダム? インパルス?
後者は合体変形のギミック再現なんでしょうが、バンダイ希望小売り価格高いんだろうね。
ユニコーンクラスの値段付けるんじゃ無い?
武者ガンダムで4200円辺り?
あんまりしびれ無いなぁ。
それより青身3版辺りをマスターなグレードサイズでちょっぴり希望。
ホビーショーと上期戦線を前に、バンダイもいろいろPRしてきましたな。
ボトムズのシリーズ新作でファッティーが企画始まったとかもありましたな。まだまだ先の話っぽいけど、赤肩で手仕舞ってわけじゃないようですが。

そういや、このところ壽屋のキャラクターモデルがかなり勢いありますよな?
AC4answerやゾイドやグレンラガン
バンダイの独占市場よりは良いだろうから、ガレキライクなキットをバンバン出して欲しいもんですな。
それと『模型』より『完成品の玩具』に入るんだろうけど、大人模型ヤー的にはどうなのかね、海洋堂の『リボルテック』?
5月予定のグレンラガンは相当良さげな感じ(本編の話は例によって存じません)で、自分、全然OKっす!
あとアセンブル防具ですか?
リボルテックの素的玩具。
往年のサイボ-グ一号っぽい雰囲気ですよなぁ。これも自分、全然OKっす! 込み込み680円くらいでお願いしぁっす!
営利やんとかプレデターとかはいいっす、要りませんから、そこそこで早々に萎んでください。
あの辺はもうあれこれ出過ぎなのよ! 全部買ってる人マジメでいるのかね?

まぁ、そんな余談は置いといて、赤身です。
前回は上半身をやりました。
今回は『下』の話です(笑)。
『下』で気になるのは、

① ちん○部分がチト短いのと、切れ味が悪いとこすかね?

② 太股辺りがチト貧弱かなと思うんですが、どうすかね?
何か赤身が太股の装甲に綺麗に収まり過ぎてて、その辺りがイマイチよろしく無いのかも?

③ 股の付け根がチト目立ち過ぎなので余計脚の貧弱さが浮き彫りになりますな?

気になるのはこの3つくらいですかな?

①については、エポキシで延ばせ&削れ、ですね。肉抜き穴もついでに埋めちまえっちゅうことで。

②はねぇ、どうすりゃ良いかね(笑)。
B3~B6が赤身の太股なんですが、膝パーツもくっついてるんですよね。
とりあえず膝パーツと太股を切り離します。
で、太股は0・5ミリプラ板2枚で1ミリ幅増し。
なんで0・5を2枚かと言うと貼りつけた後の加工がやりやすいから。
1ミリ以上広げると装甲板が被せられないんで、これがギリギリサイズみたい。
膝を切り離したから、穴が空くんですが、ちん○をでっかくしたときのエポキシで埋めときます。
で、膝パーツも膝裏を穴埋めを兼ねて1ミリ幅増ししました。 

何を兼ねるかと言うと、太股に装甲板被せた時に膝を少し前にせり出すためでした。
何故『でした』なのかと言うと、そうなるとは考えずに偶々、穴埋めでやったことでそんな効果が生まれたことが、かなり後から分かったからです(爆笑)。
分割した太股と膝をどう繋ぐか?
面倒クセェから、ダイレクトにくっつけるか?
いやいやいや、ただひっつけりゃ良いんだろうけど、関節だけにきっちり繋いでおかないとアカンし。
一服して、『ガンダム00』の最終回録画見てるんですが、良い知恵が浮かびませんなぁ。
あ、やはりこれで地球連邦が生まれるのね? なるほど、『西暦』設定にした意味が生きるわけね。おお、『愛』を叫んだグラハムめも生きてますか(笑)、サーシェスも大丈夫なのね(笑)、ほうほう、タイトルの00ガンダムは次から出て来るのね。0ガンダムって、初代ガンダムにそっくりやね…、これはあざとい! メーカーの意向はきっちり反映してるわけかね?
いやいや、なかなか面白かった。ここから始まるんでしょうな。ここまでが説明みたいなもんか?
こりゃあ、2部ではみんな死ぬんでないかね(笑)? 新時代の肥やし化する気が(笑)。
よしよし、つうかまぁ、どうでも良いけど、鉄人出番無くなるんじゃないかね。心配やね…。
ガンガンガンプラも終わりかね(笑)。
あの不愉快な父と存在感の無い母ともお別れかね(笑)。
υガンダム出ましたか。
…………、!
あ、閃いた!
こうすりゃ良いや。

  

膝裏と太股に穴を開けて、ランナーの切れ端で繋げました。
ぴったり繋げず、1ミリくらい隙間を開けてます。
これなら装甲板付けても膝はせり出すし、太股も大きく見せれそうだし、分割が容易だから塗装もやりやすい。
このやり方は立ち読みした雑誌に掲載されたυガンダムの膝パーツの分割写真が発想の起点です。
他のHGにも使える手かも知れませんな。脚を伸ばしたりとかいろいろね。
おお、『ボク』は何か技を身に付けた!、みたいな(笑)。

③は、股のパーツ(B6)の関節部分を丸ごとブロック状に切り抜いて、股関節の高さを上げるための調整をしてから元に戻しました。
左右の股関節を別々に切り出すとかの方が簡単なんでしょうが、それやると強度的にもしんどいんと違うかと思って。
ただ、股関節上げた分、太股を繋いだら腰左右の装甲板に太股干渉するんで、装甲板は裏から少し削っておきます。可動時の制約も取り払う意味がありますんで。

これで粗方の改修は完了したんでないかい?

  

後はサフェーサー塗ってから、気になる箇所を処理して塗装に入ると。後から塗れない部分が幾らか出ますが、まぁ、慎重に塗ってくしかないすな。

とりあえずはサフェーサーをとっとと吹きます。
安易にとっとと吹いてとか云いましたが、久しぶりだからかダマ作りまくり(笑)。
もっかい綺麗に磨いて均さないとあきませんわ。
微妙にロールアウトって感じですな。



しかしサフェーサー状態を見てると、何かまだ違和感を感じる。
どこだろ? 上半身かね?
何となく貧弱な感じ、するような?



しばらく設定画と見比べてみました。
首を伸ばした分、貧相に見えるのかと思ったのですが、肩と胴体を繋ぐパーツがどうも小振り感があるような。
コレをもう少し、横に厚みを増したらどうなのか?
そう思って見た設定画も、何だかそれっぽいしね。
これで肩幅が増したら、多分違和感も無くなるんじゃないかね。
他にも腕のディテール再現とかちゃっかり忘れてたのを思い出せたし(笑)。
どちらもプラ板の切った貼ったでやれそうなんで、この次までにはその辺見せれると思いますよ。

しかし、サフェーサーの効果(というか、単色塗りの効果)はこうして見ると、なかなか侮り難いもんですな。
イロプラとかになって、サフェーサーの工程吹っ飛ばす方も多いとは思います(ボクはそうでしたな)。
成型技術が上がるにつれ内部フレームまで予め作り込まれたり、イロプラで塗装不要が謳われたり、改修や改造も、サフェーサーから塗装への流れも、何か随分やりづらくなりましたな。
パーツ精度が上がると、塗膜分の厚みが可動に干渉したりしますもんな。
『可動の為のクリアランスを取る』とか云いますが、やらんで良かったことが 技術の進歩から逆に必要になったというのは何とも皮肉なことです。
しかも、案外コレがめんどくさいときてるし(笑)。

とはいえ、やってやれないこたぁ無いっちゅう気もしますな。
上手い下手は置いといて、材質がプラ材である以上、切った貼ったは出来るんですよ。
改めて、そんな当たり前のことを思い起こさせたのがこの『赤身』でしたよ。

でもこのアストレイシリーズのデザインは(個人的にですが)、カッコ良いすなァ。やっぱしこれも大河原御大のデザインなんでしょうかね?
ガンダムエクシアとかもかなりビックリするデザインだったけど、このアストレイシリーズの方がボク的にはインパクト有りますな。

ガンダムSEEDは某巨大掲示板では種厨とか呼ばれ疎まれてるみたいですが、模型自体はなかなか意欲的ですよ。
別に赤身を買いましょうとか言う気は無いけど、ダラダラ楽しむには良いキットかも知れませんな。

さてボクの赤身ですが、あとは色塗りになるわけなんですが、少しこのロールアウト状態で眺めてたいんで、完成写真はもう少しあとにお見せすることになりそうです。

次回は赤身と一緒に購入したもう一つのHGサイズを弄ってみますわ。

そんじゃ。

春と赤身と約一万字 (HG ガンダムアストレイ レッドフレーム)

2008年04月02日 00時58分55秒 | 部活動
草木も眠るゥ、あ、毎週金曜深夜の丑三つ時ィ~。
まぁ、概ねそんなくらいからやっとエンジンが掛かる、私エルウッドでございます。

どちら様も超ご無沙汰ぶりで御座いました(笑)。

あまりに間が空いた所為か、『ネトゲ厨』なる意味不明なコメントが入ってましなァ(爆)。
そうですか、ヌキましたか(笑)。ネトゲしながらイっちゃいましたか(笑)。
まぁ、人それぞれなんでね(笑)、いちいちわぁわぁ言うのも面倒くさいし。
なんせ大人だけに平日は目一杯仕事なもんで、疲れまくりなんすよ。
こんなタイムスケジュールでしかガンプラ作る間無いのよ、あたしゃ。

まぁ、真っ当な中年模型ヤー達と同様、あたくしも、妻もおります、子も居ますってわけだから、なかなか趣味の時間が取れませんでなぁ。
優先順位で考えても、一に子供で、二にかみさん、三、四は親で、五以降に仕事(笑)。
模型は好きなんですが順位はギリでベスト20圏内ってとこですかな。
しかも最近までは夜も寒いんで、暖房使いまくりで塗装なんぞしてたら光熱費もかかりまくるわ地球に優しく無いわで、趣味とはいえまともなもんじゃないですわな(笑)。

そろそろ塗りに入りたい骨十字なんざ、そんなこんなで面出し以降の作業は停止状態ですよ。
もちろん、ガバメントに至っては何をか言わんや、っちゅう感じ。仮組状態のままだよ、寒いの暖かいの関係なく(笑)。
新入部員勧誘企画とか言われてたけど、相方が未だに消息不明だし、色々予定狂っちゃったねぇ。
それどころか、何かこのところ毎日のように『南米』辺りからコレクトコールがかかってくるんですよ。

国際電話で悪戯ってどこのバカだよ! いつもガチャ切りしてますよ!

このまま失踪確定なら、タイトルも変えといた方が良いんかもね?


さて、そんなしょっぱい話は捨て置きまして、ガンプラの話なんですが。
オイルショックの余波がついにワシらのささやかな趣味にも魔手を伸ばして来ましたぞ。
10%から20%の販売価格値上げですってよ、奥さん。
小遣いは寧ろ10%から20%はベースダウンしそうな家庭事情にあるにも拘わらず(笑)、諸般の事情から値上げですって!
こりゃもう独身者でなきゃおいそれと買えません&作れませんな。
30代独身とか、40代一人暮らしとか、掃いて棄てるくらいいるから、多少の値上がりはどうってこたぁ無いんでしょうが、世のご主人は捨て置きですな。
良識はあるけど金は無い、そんな家族持ちの大人模型ヤーとしては手元の積みキットをできる限りチマチマ大事に作りこみつつ、衝動買いをしないように、『ご利用は計画的に』で行かんとあきません。
幸い、ガンプラはコレっちゅうもんも出ませんしな。
まぁ、みんなが飛びつくのってHGのυガンダムや、1/100の00 エクシアのバリエーションモデルくらいじゃないかな。
それだって限定品ってわけじゃ無いし、慌てて購入するメリットもまるで無いんじゃないかね。
昨年末に出荷されるや品薄状態に陥ったMGユニコーンなんか、今じゃどの店でもだだ余りじゃないですか(笑)。
早けりゃ、GW辺りには2480円くらいで投げ売りされんじゃないの?(予言)。
ガンダム00とやらも、話が収給つくのかは分からんけど何しかいよいよ終わりらしいし、夏の盆前には投げ売り大会開催かもね。
作ってなんぼの大人模型ヤーとしては、作る間も無いものを慌てて購入する必要なんぞ全くナッシング。
てか、冷静になれば、初回生産に拘る意味自体無いじゃんねぇ。

そうでなくともますます模型は高くなるんだし、衝動買いはグっとこらえて、半年くらい先の投げ売りを待つ! っちゅうのが大人模型ヤーとしての嗜みっちゅうか、初物喰いは早漏な若者にお任せってとこですかな。

とはいえ、それでも作りたいのよ(笑)。
(できる限り軽く)何かを作りコマしたい(笑)。
そんな生理的欲求っちゅうか、自制の及ばぬ工作衝動に駆られるのは、やっぱ大人である前に模型ヤーである者の性なんでしょうかねぇ。
模型ヤーの血にはなかなか抗し難いモノがあったりするわけですな。

そんなわけで、以前上新電機でカラーを買った時に戴いた『10%割引ピンク券(使用期限付き)』を握りしめ、軽く作れる何かを探してきました(正直な熱望としては、キットより寧ろコンプレッサー辺りが欲しいんですがな)。
かなり悩みましたな。
予め最大出費額を漱石2名までに設定し、余り手のかからないモノで、尚且つ手持ちのカラーや道具、工具類で作れて、そこそこ見栄えがする、素性の良いもの。
多少は切った貼ったが出来る余地があり、その工作で、より見た目が良くなり、技術向上に役立ちそうなもの。

そんな贅沢な条件下で選んだのがHGサイズの二つのモデルです。
偶然ですが、某掲示板から派生した評価サイトでもこの二つは高評価でしたな。

1/144サイズなら、改修や追加工作にも手頃ですからなぁ。

先ずは、アストレイ レッドフレーム(赤身)を作ってみようと思います。 

もうすぐ色替えと武器変更の『緑』も発売されるらしいですがな。
HGキット自体、赤身以外に青身も出てるんですが、何と言っても武器の『刀(笑)』がかっこいいんで、赤身を選びました。
『ガンダム』というデザインを表現するための幾つかの記号をざっくり削り落としたその姿は、ガンダムと呼ぶにはちょいと違和感ありますが、なかなか厳つくて変わったデザインですな。個人的には嫌いじゃないっすな。
何でもこの機体、ガンダムSEEDのスピンオフに位置する話で、その主人公が乗る機体らしいんですが。

毎度のことで恐縮なんですが、私、そういった話には皆目興味がありません(笑)。

ぶっちゃけどうでも良いです。

余談ですが、もしも主人公が年中フロントの黄ばんだグンゼのでっかい白ブリーフを24時間露出させたランニング姿で推定年齢40代後半の、頭が禿げ上がった成人男子だったり、おまけに各種成人病に悩まされてるとか、永遠独り身とかの設定であったとしても、まぁ、それはそれで良いんじゃないかとスルー出来てしまう確信があります。
仮にキットにそんなフィギュアが同梱されていても、棄てりゃいいんだしィ(笑)。
てかそれはそれで捨てがたいかも(笑)。ジェイクを偲ばせるしな(笑)。

手元に設定画の資料も無いんで、取説に小さく載せられた設定画と、カバーアートが今回の我が製作の指針であり拠り所になります。

 

で、またまた余談なんすけど、模型ヤーの希望としては、彩色した設定画の紹介を取説に追加か、もしくは別で冊子なりを封入して貰いたいもんですな。
希望小売り価格がいずれ2割増になるんだし、そういったおまけは欲しいんですがな。
特に大人模型ヤーの場合、あまりリアルタイムでアニメみたり、掲載雑誌を読む機会が無いからね、普通(笑)。
ガンプラと呼ばれる以前のガンプラから作ってた世代の癖って、カラー設定画を穴が開くほど眺めて、それでも見えない箇所は貧弱な想像力で補いながら、素体のキットにマイ改修加えるって感じなんじゃないかなと。
作例記事なんぞより、設定画重視なんですな。
もちろんそれで設定画通りになるわきゃ無いんだけど、人それぞれの読み取りが、人それぞれの完成品に昇華されるわけで、それが(ガンプラに限った)模型作りの面白さではあるんじゃないかと。
読んで作れた気になる似非模型ヤーなら、作例記事の方が大事なんだろうけどねぇ。
プロモデラーがどう作ったか知るより、自分がコレをどう作るかを考える方に先ず気が回るのが真の(ガンプラに限った)模型ヤーってもんでないのかと。
だって所詮、絵空事の機械を作るんだしね。
そのためにも、完成イメージの基礎になる設定画が色々用意されてるほうが作る側は有り難いすな。まぁ、叶わぬ希望か知らんが、メーカーの方にはその辺りお願いしたいすな。

で、キットですが、設定画と比較して、先ずは上半身で気になった(=手直ししたい)のが以下の部分。

① アンテナがちょっとデカすぎ、且つ、ぶ厚すぎ。

② 肩アーマーもちょっと奥行きが広くないか? あと、組み立てと塗装考えたら被せる形に変えた方がやりやすそう。

③ 上腕のディテールも、もう少し厚み出した方が良くない?

④ 何となく良く動きそうなデザインだけに、肩っちゅうか、腕っちゅうか、もう少し動く範囲を広げた方が良いんじゃない? 怒り度を20%アップくらいにね。

くらいですかな。
どれもヤスリにプラ板、瞬間接着剤とアートナイフにピンバイス、エッチングソーくらいで加工は何とかなりそうです。

特に、切った貼ったを楽しむには『エッチングソー』は大変便利が良いですから、模型ヤー必携のツールと言えます。

使うにあたっての注意点は、刃が薄い(つうかペラペラ)んで、ひん曲がったりしないように気をつけることですか。
切る箇所にケガキ針で予め当たりをつけとくとかして、切り始めはあまり慌てないこってすな。
刃が薄いメリットとして、切り口が非常に綺麗で、余分に切ってしまい後々修正が必要、みたいな手間がかなり無くなります。製作時間の圧縮にはお勧めですなぁ。

私はウェーブ製のエッチングソーセット(800円)を購入、切った貼ったの折りには活用しとります。

①に関しては、プラ板に紙ヤスリを貼り付けたツールで厚みを削りました。
中心線を決めてから、じわじわヤスリ掛け。
アンテナの先は尖らせたいので、アートナイフでカンナ掛けしてます。
ガンプラはアンテナを尖らせないとダメ、みたいな風潮はどうかと思うけど、設定画に準ずるには、赤身のアンテナは放置するにはデカすぎ(笑)。
案外簡単なんで赤身や青身や自然体を作る機会があれば、設定画に準じたい方には挑戦を勧めます。



②の改修にもエッチングソーが良く頑張ります。
本来の組み立てなら、肩の前後を挟み込む形の肩アーマーを、挟み込む部分をエッチングソーで切り取り、赤いパーツを2ミリ程詰めてから組みあげましたよ。
一度、1ミリプラ板で通し穴を塞いで、表面均してから穴空けしてます。
肩アーマーは前からみた大きさは良い感じなんで、幅詰めしたらなかなか良い感じ。
面出しもよりエッジをハッキリさせときゃ、よろしいんじゃないすか?



④に関しては、肩パーツ( B34、B35 )の先が体にめり込むような細工をしたいので、邪魔になる箇所を極力削りました。一体成型された羽みたいなパーツは、削り取りましたよ(笑)。
無かったことにしときます。
ついでに首も0.5ミリ延長しときました。

少し筋肉質な感じがそこはかとなく香る感じ?

赤身だけに血の気の多そうなスタイルをイメージしましたが、上半身をマッシブにした分、下半身も相応に弄る必要が出ているわけで、当初の『軽く作る』という前提から些かズレた感じ?
まぁ、それもまた良いんじゃないかな。

ただ下半身のボリュームアップは心なしか大変そうな(笑)。
プロを名乗る方ならいろいろ思いつくんだろうけど、あたしゃどこにでも掃いて棄てるくらいいる土日祝限定モデラーですからな。

プラ板とラッカーパテとエッチング・ソーで乗り切ろうと思いますわ。

次回は赤身の下半身でお会いしましょうか。

そんじゃ。