案ずるよりも産むが易し

　ここ数日、入院前後のことが思い出されて止まらなくなってしまった。不安なとき、わたしはアドバイスを頂けそうな友人・知人にお手紙を書く。遠くにいてもわたしを気遣ってくださる強い味方のいることを有難くおもう。

　今日は母がでかけているので、父と散歩したり、買い物にでかけたりして過ごした。父が焼きおにぎりを作ってくれた。表面はぱりぱりとしていて、中はしっとりと醤油の香りがしみ込んでいて、結構うまかった。

　ぱりぱりの焼きおにぎりを食べていたら、少し元気がでてきた。自分に暗示をかけてみる。「案ずるよりも産むが易し」まだ歩き始めたばかりだ。

ランチバイキング

　２３日に遊んだ友達と、ふたたび稲荷山公園の近くにあるにっくすというレストランでランチをした。昨日、寝込むほど不安に陥っていたので、友達に会えたことが救いになった。今日はランチバイキングの日で、お客さんで店内はいっぱいだった。

　わたしはダイエット中にもかかわらず、今日だけは、いっぱい食べた。がんばったのに並んでいるお料理やデザートの全種類を制覇することができなくて残念だった。それくらい豪華だった。

　ぽかぽかを通り越して、少し暑さを感じる日差しのなか、わたしたちは稲荷山公園を散歩して、木陰のベンチでながながとおしゃべりをした。友達といるとすうっときもちがよくなる。いつもわたしが疲れていないか心配してくれる友達に恵まれて、わたしは本当によかったと思った。

きっと、大丈夫

　今日は母と三人で病院へ出かけた。病院へいくと主治医の先生に、この一週間の間にあったことや感じたことをお話しする。わたしは、歌会に行ったことや友達と出かけたこと、事務局へご挨拶に行ったこと、そのとき感じた疲れや不安などを話す。父や母も、父や母の視点から感じたわたしの様子を先生に伝える。主治医の先生はそれに応え、薬を処方してくださる。こうやって、わたしはわたしの病気を治していく。

　いつもと違って、今日は帰宅してからぐったりと疲れて寝込んでしまった。主治医の先生とお話していたときは何ともなかったのに。一月に入院したときのことを思い出し、これから無事、仕事に復帰できるか不安になってしまったからだ。

　夕方まで横になっていたら、やっと落ち着いてきた。睡眠はほんとうに大事だ。きっと大丈夫、きっと大丈夫。これから、わたしはわたしを再構築していくのだ。

池袋から飯田橋へ

　５月５日に会った高校の友達と池袋のサンシャイン水族館へ行った。退院後、都心に出かけたのは初めてだった。友達も２０代のころ、わたしと同じようなこころの病になったことがあるそうで、わたしの症状をとてもよく理解してくれて、都心へのリハビリにも付き合ってくれたのだ。

　水族館は、修学旅行の中学生や遠足の幼稚園児たちで、そこそこにぎわっていた。わたしは何度も訪れたことがあったけれど、友達は初めてだそうで、とても楽しんでくれた。わたしは以前訪れたとき一緒だった前の会社の後輩のことを思い出し、しみじみとしながら展示を眺めていた。

　以前と同じような煌びやかな魚たちの展示のほかに、動物たちの展示室が新たに加わっていた。触れることはできなかったけれど、柵がないので自由に動き回る動物たちをじかにみることができて面白かった。びっくりしたのは、飼育されているわけではないドブネズミが展示用の貝を獲っているのを目撃してしまったこと。そんなものまでいるとは思わなかった。思わず友達と一緒に飼育員さんに報告した。

　時間があったので、帰りがけに退院後初めて事務局にもご挨拶にいった。昨日が入稿だと伺っていたので、今日はお休みの人がいるかもしれないと思っていたが、意外にもフルメンバーが揃って出迎えてくださった。草壁先生もわたしの病気を理解してくださり、主治医の先生の指示のとおり、リハビリを進めてよいと仰ってくださった。こころから感謝している。

ブログにアクセスできない

　このところわたしのパソコンの調子が悪い。古いパソコンに新しく買ったデジカメ用のソフトを入れてしまったからかもしれない。使わないソフトをアンインストールしまくって、ディスクの空き領域を増やしたものの、あまり改善されていない。

　そう思っていたら、こんどはわたしのブログにアクセスできなくなってしまった。ほかのホームページは見ることができるのに…。原因がわからないまま、とにかくブログの更新だけは父のパソコンを借りることにした。アンインストールしたときに必要なものまで消してしまったのだろうか。誰か原因がわかる方がいらしたら教えて欲しい。