今日は、退院後はじめての診察のため病院へ。これから週に1回水曜日に通院することになった。わたしの主治医の先生は、腕がいいみたいでたくさんの患者さんを受け持っている。だから、当然、診察日は患者さんがいっぱいで、待ち時間も長い。9時まえに病院についたのに、診察してもらったのは12時を過ぎていた。
そんなわけで待ち時間を利用してマフラーを編みすすめた。少しづつだけど。水色の部分が新しく編んだところ。
外来受付で、入院していたとき一緒だった人と何人か会った。元気になってよかった。ほかの人達もどんどん元気になるといいな。
実際、入院している間、毎日のように誰かが入院して、誰かが退院していた。とても回転がはやい。病状はそれぞれ違うけれど、精神科の患者さんて多いんだなぁと実感した。
10代の若い子もいれば、70代以上の人もいる。若い子は最初みんな家に帰りたくて泣いたり騒いだりしてしまう。そんなときは、患者さん同志、励まし合う。
もちろん先生の治療で治ったから落ち着いてくるのだけれど、世代を越えてお互いを思いやる気持が病棟のなかにもあるんだってことが、入院生活の思い出を苦しいだけじゃなく温かいものにしてくれた。