1,000年ほど前から生き続けている人喰い鬼の始祖・鬼舞辻無惨は、すべての鬼の起源であり頂点に君臨する存在です。そのため、鬼舞辻無惨が死ぬと、すべての鬼が消滅すると言われています。鬼の思考を読むことができ、離れていてもどこにいるのか位置を把握することまでできるのです。長身で眉目秀麗な青年の姿をしていることが多いのですが、女性や少年の姿で現れるときもあり真の姿は分かっていません。普段は完璧な擬態で人間社会に溶け込んで生活しています。主人公である竈門炭治郎の家族を殺害し、妹の「竈門禰豆子」(かまどねずこ)を鬼に変えた仇敵です。鬼舞辻無惨の弱点は太陽光のみであり、他の鬼のように日輪刀で頸を切っても死にません。鬼舞辻無惨は唯一の弱点である日光を克服するため、自分が鬼となる原因になった「青い彼岸花」を探し続けています。鬼舞辻無惨は、映画館で公開された「無限列車編」の前日譚「柱合会議・蝶屋敷編」にも登場。魘夢に対して自分の血を分け与えています。