名探偵のUSJ日記(DETECTIVE'S USJ DIARY)

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ブルーに羽がない理由

2023年02月27日 22時28分53秒 | インポート

「ジュラシック・パーク」シリーズで世界的に有名になった恐竜ですが、近年の研究でヴェロキラプトルは羽毛恐竜であったと考えられています。つまり鳥の祖先のような恐竜で、イメージ的には鶏と爬虫類を混ぜ合わせたような感じです。しかも実際の大きさは中型犬ほどでしかなく、映画のブルーのような大きさの恐竜ではなかったようです。では、映画ではなぜ、あのようなスタイルになったのか?実はいくつか理由がありますが、大きさに関しては、第一作を監督したスティーブン・スピルバーグが意図的に大きくした、と発言しています。羽毛恐竜であったヴェロキラプトルに羽をつけなかった理由ですが、第一作目が制作された1993年の技術ではCGで羽を恐竜につけて自然に見せるだけのものがなかったためです。その後、CGの技術が上がり、今では羽を持った恐竜も自然な形で見せることができるまで発達しました。「ジェラシック・パーク3」ではヴェロキラプトルに後に進化して羽になると思わせるような変化をつけています。しかし「ジュラシック・ワールド」シリーズでは、ヴェロキラプトルには羽をもたせることはありませんでした。一方で今回登場したインドミナスには頭部に羽軸の房が付けられているのが、見て取れます。


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