『ビートルジュース』は1988年のアメリカ映画。ティム・バートン監督によるコメディ映画である。また、この映画の登場人物の名前でもある。
概要
アメリカでは1988年3月29日にプレミア上映されたのち、3月30日に公開され、週末興行成績で初登場から4週連続で1位になり、11週間トップテン内にとどまる大ヒットとなった。第61回(1988年度)アカデミー賞にてメイクアップ賞を受賞した。尚、ビートルジュース、という名前はベテルギウスの英語読みの発音にbeetle(カブトムシ)とjuice(ジュース)を当てはめたものであり、それ以上の意味はない。当然、ビートルズとは無関係である。キャスティングにおいて、当初リディアの母親役には『アダムス・ファミリー』のモーティシア役で知られるアンジェリカ・ヒューストンが演じる予定だったが、病気のためにキャサリン・オハラが同役を演じた。尚、オハラは同作品の美術を担当したボー・ウェルチと出会い結婚した。リディア役には数々の若手女優が候補に挙がり、ジェニファー・コネリー、サラ・ジェシカ・パーカー、ジュリエット・ルイス、ブルック・シールズ、ダイアン・レインらがいた。
ストーリー
ある日、車での買い物帰りに事故で死んでしまった夫婦は、幽霊となり自分たちの家から外に出られなくなる。やがて、その家に新しく一家が越してきて、住み慣れた家を好き勝手にリフォームしていく。何とか家から彼らを追い出そうとするが、幽霊は生きた人間の目に映らないので一向に効果なし。困り果てた幽霊夫婦は自称"バイオ・エクソシスト"であるビートルジュースという男に助けを求めるのだが。