まあ、軍事的に痛いネタがチラホラと出てきました。
まずは、毎度おなじみ週刊オブイェクトより投下。
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朝日新書「反戦軍事学」を読む~戦艦大和編~
それでは「反戦軍事学」の第二部中級編(p70~p120)の中核部分である、その三「イージス艦vs.テポドン」を取り上げて、書評をしたいと思います。この部分の直前が、その二「海軍の基礎知識」で、その部分の内容の大半が戦艦の話となっています。戦艦大和と大艦巨砲主義。果たして今や使われなくなった兵器の説明を詳しく行って、反戦平和派にとって何の意味があるのか疑問です。そのような事をするくらいなら現在使われてる海上の主力兵器、航空母艦の説明をした方が勉強になるのに、何故、時代遅れな戦艦の話をしたのでしょうか。
それは東部戦線氏の行った書評で、その意図が解説されている通りです。
『イージス艦をけなしている部分がありますが、その直前に長々と旧海軍の戦艦大和の悪口を書いてある。大和のイメージをイージス艦にダブらせて、イージス艦が無能であることを感覚的に印象付けようとする姑息な手口としか言いようがありません』
-----------------------------中略---------------------------------------
戦艦よりも航空機の方が強い、ということが証明されたのは1941年12月10日に行われたマレー沖海戦で、日本海軍陸上攻撃機がイギリス戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」と巡洋戦艦「レパルス」を撃沈した事によるものです。真珠湾奇襲は港で身動きの取れない艦を狙ったものであり、空母の大量集中運用という新戦術の効果を知らしめたものの、洋上で戦闘行動中の戦艦に対し航空攻撃が通用するのか、まだ証明されていませんでした。しかしマレー沖海戦でイギリス海軍の戦艦、特に新鋭戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」が為す術なく撃沈されてしまった事は各国に衝撃を与え、イギリス首相チャーチルに至っては戦後の回顧録で「戦争中これほどショックを受けたことはなかった」事を明かしています。
つまりそれまで、戦艦に対する航空機優位は証明されていませんでした。航空攻撃が通用するのではないか、通用するどころか戦艦はもう不要なのではないかとする「推測」はそれよりも以前から唱えられてはいましたが、実戦での「証明」が無かった為に、何処の国も戦艦の建造を止めて空母を優先するという大胆な試みを行いませんでした。「推測」が正しければ一方的な戦果を手にする事ができるでしょう、しかし間違っていたら? 航空攻撃が戦艦に通用しなかったら? その場で決戦を挑んでいたら、逆にこちらが為す術なく負けてしまいます。だから、1942年12月10日以前に建造を開始した戦艦に対し「建造そのものが戦略的失敗」とするのは後世から見た結果論に過ぎません。それまで戦艦の建造は当たり前の事だったのですから。
そしてその後の各国の戦艦建造に対する動きを見る限り、日本帝国海軍は戦艦の建造を早期に止め空母への転換を図っており、むしろアメリカの方がダラダラと戦艦建造を続け、イギリスとフランスのように戦後になってからも戦艦を完成させている有様を見ると、何故、戦艦「大和」だけが叩かれるのか分かりません。大和が叩かれるならアイオワ級も叩かれねばならず、ヴァンガードやジャン・バールに至っては問題外の筈です。
林信吾氏はイギリスに詳しいという触れ込みの筈なのに、戦艦「ヴァンガード」の存在を知らなかったのでしょうか?
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もう何だかいやはや・・・・・・・。
自分からは、もう何も言いたくありませんわ。
ただでさえ酷いクヲリティなのに・・・・・・・あの林のオッサンときたら・・・・。
気を取り直して、次を投下。
次は石原慎太郎都知事が大激怒し2chで祭りが起こっている、
『きっこの日記』よりタイトルのリンクだけ貼って、評価してみます。
(中の人が著作権がどうたらこうたらで、抜粋するのはちょっと気が引けたんで。)
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きっこの日記 2007.03.24
戦争が生み出すものは苦しみと廃墟だけ
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さすが美爾依女史とその仲間達を紹介した人物だけあって、かなり毒電波が飛んでます。
もしかして、きっこ氏って無防備宣言推進派ですか?
下手すると、魔王閣下が動く可能性も・・・・・・・。
(まあ、そんなことはどうでも良いかも知れんが。)
とりあえず、まずは本論から突っ込んでみますか。
1.彼らは結局何を得たいのか?
2.叩いた相手を社会的に失墜させたいだけなのか?
まあ、この1.2.なんですけど、彼らに聞きたい!
自己満足ですか?
それとも、「祖国に自由を!人民にパンを!資本家とファシストに鉄槌を! 」のノリですか?
自分からしてみれば、反戦平和教の狂信者による×××にしか見えませんけどね。
(なんだか、この人って反戦運動反転方程式に当て嵌っているんじゃないか?)
というか、たまに横須賀とかに現れては、数十人で行動するプロ市民団体とか
その手のノリの人なんじゃないかと思ってきたんだけど、どうなんだろう?
(というか、きっこ本人も隠れプロ市民な様な気がしてきた・・・・・。)
あとは、ツッコミネタが既出しすぎて、落胆した・・・・・・・。
(あとはきっこと、その仲間達が降臨するのを待つだけかな?)
※追記
きっこに限らず自称インテリの方々などは、このような症状にかかっている様です。
軍事板常見問題より引用
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【質問】
日本的モデルニスムス(近代主義)とは?
回答】
吉本隆明の命名した,日本のインテリの思考の特徴の一つ.
以下引用.
・生の日本的状況から,思考の上で離脱してしまうという傾向
と,
・思考展開を頭の中の論理操作で終わらせてしまう傾向――概念と実態の対応関係を無視して論理を展開させる.その結果を現実によって検証するという,生産的な思考には最も重要なプロセスを完全に抜きにしてしまう.
とを,日本インテリの思考の特徴として吉本は指摘.この後者に対して彼が命名したのが「日本的モデルニスムス」である.
-----------------------------中略---------------------------------------
この種のインテリは,理論から導き出された結論とどんなに相反する現実を突きつけられても,
「いや,理論上はこうなるはずだ」
として,「理論」「原則」に固執する.完全に観念の世界の住人なのである.
彼らは「初めから現実社会を必要としないのである」とまで吉本は言い切る.
(立花隆「日本共産党の研究」第2巻,講談社文庫,1983/6/15, p.359-360,抜粋要約)
珍説を唱え,その矛盾や誤謬を突っ込まれても誤りを決して認めず,最後にはBBSを閉じたり,行方をくらませたり,一方的に無視したりするなどの行為に出る人間が,ネット上やゴーマン漫画家に少なからず散見されるが,これも日本的モデルニスムスのなせるわざ,と言ってしまうのは言い過ぎだろうか?
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まずは、毎度おなじみ週刊オブイェクトより投下。
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朝日新書「反戦軍事学」を読む~戦艦大和編~
それでは「反戦軍事学」の第二部中級編(p70~p120)の中核部分である、その三「イージス艦vs.テポドン」を取り上げて、書評をしたいと思います。この部分の直前が、その二「海軍の基礎知識」で、その部分の内容の大半が戦艦の話となっています。戦艦大和と大艦巨砲主義。果たして今や使われなくなった兵器の説明を詳しく行って、反戦平和派にとって何の意味があるのか疑問です。そのような事をするくらいなら現在使われてる海上の主力兵器、航空母艦の説明をした方が勉強になるのに、何故、時代遅れな戦艦の話をしたのでしょうか。
それは東部戦線氏の行った書評で、その意図が解説されている通りです。
『イージス艦をけなしている部分がありますが、その直前に長々と旧海軍の戦艦大和の悪口を書いてある。大和のイメージをイージス艦にダブらせて、イージス艦が無能であることを感覚的に印象付けようとする姑息な手口としか言いようがありません』
-----------------------------中略---------------------------------------
戦艦よりも航空機の方が強い、ということが証明されたのは1941年12月10日に行われたマレー沖海戦で、日本海軍陸上攻撃機がイギリス戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」と巡洋戦艦「レパルス」を撃沈した事によるものです。真珠湾奇襲は港で身動きの取れない艦を狙ったものであり、空母の大量集中運用という新戦術の効果を知らしめたものの、洋上で戦闘行動中の戦艦に対し航空攻撃が通用するのか、まだ証明されていませんでした。しかしマレー沖海戦でイギリス海軍の戦艦、特に新鋭戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」が為す術なく撃沈されてしまった事は各国に衝撃を与え、イギリス首相チャーチルに至っては戦後の回顧録で「戦争中これほどショックを受けたことはなかった」事を明かしています。
つまりそれまで、戦艦に対する航空機優位は証明されていませんでした。航空攻撃が通用するのではないか、通用するどころか戦艦はもう不要なのではないかとする「推測」はそれよりも以前から唱えられてはいましたが、実戦での「証明」が無かった為に、何処の国も戦艦の建造を止めて空母を優先するという大胆な試みを行いませんでした。「推測」が正しければ一方的な戦果を手にする事ができるでしょう、しかし間違っていたら? 航空攻撃が戦艦に通用しなかったら? その場で決戦を挑んでいたら、逆にこちらが為す術なく負けてしまいます。だから、1942年12月10日以前に建造を開始した戦艦に対し「建造そのものが戦略的失敗」とするのは後世から見た結果論に過ぎません。それまで戦艦の建造は当たり前の事だったのですから。
そしてその後の各国の戦艦建造に対する動きを見る限り、日本帝国海軍は戦艦の建造を早期に止め空母への転換を図っており、むしろアメリカの方がダラダラと戦艦建造を続け、イギリスとフランスのように戦後になってからも戦艦を完成させている有様を見ると、何故、戦艦「大和」だけが叩かれるのか分かりません。大和が叩かれるならアイオワ級も叩かれねばならず、ヴァンガードやジャン・バールに至っては問題外の筈です。
林信吾氏はイギリスに詳しいという触れ込みの筈なのに、戦艦「ヴァンガード」の存在を知らなかったのでしょうか?
--------------------------------------------------------------------------
もう何だかいやはや・・・・・・・。
自分からは、もう何も言いたくありませんわ。
ただでさえ酷いクヲリティなのに・・・・・・・あの林のオッサンときたら・・・・。
気を取り直して、次を投下。
次は石原慎太郎都知事が大激怒し2chで祭りが起こっている、
『きっこの日記』よりタイトルのリンクだけ貼って、評価してみます。
(中の人が著作権がどうたらこうたらで、抜粋するのはちょっと気が引けたんで。)
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きっこの日記 2007.03.24
戦争が生み出すものは苦しみと廃墟だけ
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さすが美爾依女史とその仲間達を紹介した人物だけあって、かなり毒電波が飛んでます。
もしかして、きっこ氏って無防備宣言推進派ですか?
下手すると、魔王閣下が動く可能性も・・・・・・・。
(まあ、そんなことはどうでも良いかも知れんが。)
とりあえず、まずは本論から突っ込んでみますか。
1.彼らは結局何を得たいのか?
2.叩いた相手を社会的に失墜させたいだけなのか?
まあ、この1.2.なんですけど、彼らに聞きたい!
自己満足ですか?
それとも、「祖国に自由を!人民にパンを!資本家とファシストに鉄槌を! 」のノリですか?
自分からしてみれば、反戦平和教の狂信者による×××にしか見えませんけどね。
(なんだか、この人って反戦運動反転方程式に当て嵌っているんじゃないか?)
というか、たまに横須賀とかに現れては、数十人で行動するプロ市民団体とか
その手のノリの人なんじゃないかと思ってきたんだけど、どうなんだろう?
(というか、きっこ本人も隠れプロ市民な様な気がしてきた・・・・・。)
あとは、ツッコミネタが既出しすぎて、落胆した・・・・・・・。
(あとはきっこと、その仲間達が降臨するのを待つだけかな?)
※追記
きっこに限らず自称インテリの方々などは、このような症状にかかっている様です。
軍事板常見問題より引用
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【質問】
日本的モデルニスムス(近代主義)とは?
回答】
吉本隆明の命名した,日本のインテリの思考の特徴の一つ.
以下引用.
・生の日本的状況から,思考の上で離脱してしまうという傾向
と,
・思考展開を頭の中の論理操作で終わらせてしまう傾向――概念と実態の対応関係を無視して論理を展開させる.その結果を現実によって検証するという,生産的な思考には最も重要なプロセスを完全に抜きにしてしまう.
とを,日本インテリの思考の特徴として吉本は指摘.この後者に対して彼が命名したのが「日本的モデルニスムス」である.
-----------------------------中略---------------------------------------
この種のインテリは,理論から導き出された結論とどんなに相反する現実を突きつけられても,
「いや,理論上はこうなるはずだ」
として,「理論」「原則」に固執する.完全に観念の世界の住人なのである.
彼らは「初めから現実社会を必要としないのである」とまで吉本は言い切る.
(立花隆「日本共産党の研究」第2巻,講談社文庫,1983/6/15, p.359-360,抜粋要約)
珍説を唱え,その矛盾や誤謬を突っ込まれても誤りを決して認めず,最後にはBBSを閉じたり,行方をくらませたり,一方的に無視したりするなどの行為に出る人間が,ネット上やゴーマン漫画家に少なからず散見されるが,これも日本的モデルニスムスのなせるわざ,と言ってしまうのは言い過ぎだろうか?
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