不定期更新スカーフェイス通信

多分、駄目な方の機械屋による戦闘日記。ネットヲチ&写真ネタやら色々と。

米海軍ですが、新型艦の登場です。

2009年10月25日 21時01分52秒 | 軍事
何というか、記事だけ読んでも、駆動方式が全く分からん。
原理としては、プリウスと同じような物なのか?

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米軍初ハイブリッド艦が就役 低速航行は電気モーターで(朝日新聞) - goo ニュース
2009年10月25日(日)20:19
【サンディエゴ=堀内隆】米海軍のワスプ級強襲揚陸艦マキンアイランドが24日、
米サンディエゴで就役した。推進システムにガスタービンと電気モーターを併用した、
洋上艦では米軍初のハイブリッド型だ。

電気モーターは、全航行時間の約75%を占める低速航行時に使われる。
建造場所の米ミシシッピ州から母港サンディエゴまでの航海では、通常鑑に比べ
約3400キロリットルの燃料を節約し、約200万ドル(約1億8400万円)の
節減効果があったと海軍は説明している。
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何というか、この朝日新聞の記者の書き方が悪いのか、現代艦船の駆動方式を
知っている者にとっては、この新型艦の駆動方式が何なのか
全くもって分からない感じに成っている。まあ、自分にも良く分からんから、
そこは本当に船の系電関係に詳しい人が書いた方が、為に成るのかな?

あとは、丸とか世界の艦船なんかをチェックするしかないな・・・・・・・・・。

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4 コメント

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Unknown (へぼ担当)
2009-10-31 03:11:07
井上さんに伺われた方が早いような気もしますが、パターンとしては2つある物かと考えます。車で言えば
1.プリウスのようなパラレル方式
(ガスタービンエンジン出力軸とモーターがパラで接続されているもの)
2.シリーズ方式
(推進力は全て電力に変換した上でモーター推進)
の2つのうちのどちらかでしょう。ちなみに「しらせ」の場合は2.なのですが、大出力大規模艦の場合1.の可能性が高いように考えます。

 まあ、電力モーターとして10万馬力程度は発電機も込みで、商用電力用を考えれば重量以外何てことはないのですが、ぶっちゃけ「しらせ」のような特殊要素(前後進を煩雑に掛ける、もしくは高度な静粛性を求めるなど)が無ければ、2.のパターンは高価に付くだけです。
 一方、1.の場合、全力では大出力ガスタービンを、微速では燃費の良いディーゼル、もしくは小型で燃費の良くなる最大出力付近で回すガスタービンで発電し、不断に必要となる艦内電力供給以外に、ちょこっと航行用に転用すれば、微速航行もガスタービン艦で燃費の特に悪い低出力運転とならずに済む利点があります。

 それ故、1.の可能性が高い(最近では韓国の沿岸警備艇など類似の例が度々見られます)ように考えますが、如何でしょうか。
Unknown (SCARFACE1)
2009-11-01 00:17:44
へぼ担当殿

どうもありがとう御座います。
やはり、1の可能性が高いわけですか・・・・・・。

>井上さんに伺われた方が早いような気もしますが、
そこは、話を振ってみます。
APS補助推進システム (JSF)
2009-12-11 23:15:23
マキン・アイランドの推進システムはメインのガスタービンとサブの「Auxiliary propulsion system」という低速(12ノット以下)専用のディーゼル・エレクトリック推進システムの併用です。

Auxiliary propulsion system、略称「APS」はシリーズ方式のディーゼル・エレクトリックです。

この組み合わせの肝は、巡航はあくまでガスタービンで行う点です。ディーゼルも電気モーターも介しません。ガスタービンの不得手とする狭い水道での低速走行のみにAPS(ディーゼルハイブリッド)を使用します。

此処が、巡航時にディーゼルを、戦闘時にガスタービンを使う方式とは異なる点です。
Unknown (SCARFACE1)
2009-12-13 17:35:02
>JSF殿

解説ありがとうございます。
何と言うか、アメリカらしい
ハイブリッドシステムと言うか・・・・・・。

きっとこれも、ゴルゴムの(ry

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