不定期更新スカーフェイス通信

多分、駄目な方の機械屋による戦闘日記。ネットヲチ&写真ネタやら色々と。

ひとりのオッサンの自爆劇を見つつ。

2007年03月20日 23時51分12秒 | ネタ
前回に引き続き林信吾氏ですが、ついにやってくれた様です。

週刊オブイェクトより抜粋

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以上、「関係者ですよ。」「関係者ですよ2」名義の書き込みのIPアドレスは[6●.●4.3●.8●](一部数値を伏せて置きます)であり、これまでの「林信吾」名義の書き込みのIPアドレスと全く同一でした。このIPアドレスでの投稿は「関係者ですよ。」「関係者ですよ2」及び、今までの「林信吾」名義の書き込みの全てであり、それ以外の使用はありませんでした。

また確認を取ってみたところ、「おおやにき」で投稿されている林信吾名義の書き込みも、IPアドレスが[6●.●4.3●.8●]であり、週刊オブイェクトでの林信吾名義での書き込みと全く同じものでした。

「おおやにき」の件は、本人が著作内で言及したことにより本物であることが公式確定しているわけです。これと週刊オブイェクトで投稿されている林信吾名義の書き込みは同一IP。そして関係者と名乗り、金曜夜と土曜朝の林信吾名義の投稿をニセモノだと主張する投稿もまた、林信吾名義の書き込みと同一IPです。


・・・串も刺さずに生IPで工作活動。これが論戦に勝つ為の喧嘩のテクニックとやらなのでしょうか?
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うわぁぁぁぁ。こんなに酷い物を見たのは自分も初めてです。
これも、デジタルデバイトがなせる技なのか?
・・・・・・・。最初は、笑ったけど、今は何か落胆しています。

さあ、気を取り直してテクノバーンから気になる記事をピックアップ。

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米下院科学委員会、十分な予算を確保できなければNASAは崩壊するだろう


【テクノバーン 2007/3/20 16:39】米下院科学委員会のバート・ゴードン委員長は16日、国際宇宙ステーションや次世代宇宙船開発のために十分な予算を確保できなければNASAは崩壊(train wreck)するだろうと述べ、NASAの予算確保が科学技術振興上、緊急の課題であるとの見解を示した。

ブッシュ政権は2004年1月に早くて2015年、遅くても2020年までに有人月旅行を達成するという新宇宙政策を発表。しかし、それにも関わらず、NASAの予算はその後の3年間で22億6000万ドル(約2700億円)が削減されるなど、2010年頃に引退することが予定されているスペースシャトルの代わりとなる次世代有人宇宙船を開発を遂行するだけの十分な予算を確保できない状況ともなってきている。

今のところNASAは2008年度予算として前年比3.1%増となる173億ドル(約2兆円)の予算を申請。しかし、NASAの予算増加の要求は議会による反対により2007度年以降は2006 年度の予算額で凍結。2006年以降は166億ドル(約1兆9920億円)の予算しか認めらず、 5億4500万ドル(654億円)分が不足する状況が続いてきている。

極めて厳しい状況に置かれているNASAの現状に関して、下院科学委員会で発言を行った NASAのグリフィン長官は「増額予算分が認められない場合には現在、進めているディープスペース用の通信網の整備に影響が生じる」とした上で「買いたいものの全てが買えるわけではない、それが人生の現実なのだ」とする独自の見解を示した。
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至極真っ当な答えです。
幾ら財政難で、出資者が納得する様な実績を残せていないとはいえ
組織と技術・人員の維持を確保するには、妥当な必要最低限のお金と場所が無ければどうにもなりません。
日本の財務官僚や、諸大学・企業の経理関係の方も、この事実をちゃんと見てください。
金が無いからって、何でも潰したりするのは良くないですよ!
一度失われた技術や財産を取り戻すのに、何年も何十年も掛かるのですから。

まあ、こちら側も良い実績が残せるように、努力しますけど。

※追記
オリオン計画とか、資金難で大変だそうです。

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3 コメント

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「ロストテクノロジー」と言うとちょっとだけカッコイイ (オブイェクトの方から来ましたw)
2007-03-21 19:17:17
>組織と技術・人員の維持を確保するには、妥当な必要最低限のお金と場所が無ければどうにもなりません。
その通りですね。
刀の鍛造方のように何十年もかかるどころか何百年かかっても取り戻せるかどうか分からない、もしかしたらもう二度と取り戻せないんじゃないかっていう技術もありますし。

まあ、技術の伝承のため、その技術が必要とされる(かもしれない)「いつか」のために不採算部門を延々と飼い続けるのは、営利団体である企業としてはどうかというのはありますが。
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Unknown (SCARFACE1)
2007-03-22 00:09:20
>いつか」のために不採算部門を延々と飼い続けるのは、営利団体である企業としてはどうかというのはありますが。

確かにそうなんですが、業界自体が狭いために
事実上寡占状態にならざる負えず、独禁法回避のために
わざわざ残していたり、参入せざる負えない所も
幾らかあるようです。
(三菱の核関連事業とか、米国の宇宙産業とか)
返信する
追記 (SCARFACE1)
2007-03-22 00:13:48
例えば、こんな事例も。

http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200610061614
米連邦通商委員会、大型ロケットの分野での完全独占企業の誕生を許可


【テクノバーン 2006/10/6 16:14】米連邦通商委員会(FTC)は3日、ロッキード・マーチン社とボーイング社のロケット部門の合併を認める決定を下した。この決定により大型ロケットの分野で市場を100%占有した独占企業が生まれる見通しとなった。

市場での競争原理を尊重する自由主義経済の米国で市場を100%完全独占する、しかも 100億ドル規模の売り上げの大企業が誕生するというのは例がない。

この独占企業体の誕生により、米連邦政府向けのロケット打ち上げに関しては企業間の競争がなくなることとなり、大型ロケットの打ち上げコストの上昇と同時に品質の低下を起こることが危惧されている。

宇宙開発先進国のアメリカであっても連邦政府によるロケット打ち上げの需要というのは然程、多くはないのが実情でロッキード・マーチン社とボーイング社では少ない打ち上げ需要を競い合ってきた。現状が長引いた場合、ロッキード・マーチン社とボーイング社が共倒れとなり、米国でロケットを生産できる企業がなくなる危険性もでてきたことを受けて、国家安全保障上の理由からあえて独占禁止法を無視する決定が米政府内を行われた模様だ。画像を拡大する
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