らびっとこてーじ

11歳の娘と8歳の息子との
ドタバタな日々をつづっています(^^;

親子実験教室3

2012-04-09 07:09:02 | らびこて日記
土曜日に、親子実験教室の第3回目を行いました。

第1回目の様子はこちらから
 ・本の摩擦・メビウスの輪・片栗粉のダイラタンシーをやりました)

第2回目の様子はこちらから
 ・折って、切って、広げてみよう・鏡の実験
 ・びゅんびゅんごまをやりました)

今回は初めて、パパさんの参加者もいらっしゃって、
人数も少し増えて、和気藹々と楽しく行うことができました。

また、少し長くなりますが、以下レポートです。

3~6歳ぐらいの子どもを対象に、
3つのミニ実験をやってみました。

ご興味のある方は、お読みいただけましたら幸いです。

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7)コインはコップの中に落ちるかな?

コップの上にハガキを置き、
その上にコインを載せます。

ハガキを勢いよく指で弾き飛ばすと、
コインは、ハガキと一緒には飛ばずに、
真下のコップの中に落ちます。

ハガキは、横に長い方を弾いたほうが、
コインの下を通過する距離が短いので、
うまくいくようです。

コップのサイズによっては、
名刺などを使うと、より簡単かと思われます。

これは、「慣性の法則」の実験です。
だるま落としと、同じ原理です。

止まっている物は、止まり続けようとする、ということで、
コインは下に落ちるのだそうです。

慣性の法則は、電車の発車時や、
停車時にも感じることができますね。

8)やじろべえ

先日、いろいろと試行錯誤した、
フォークとコインのやじろべえ」を、披露しました。

やはり、子どもより、大人のほうが
驚いてくださいました (^^;

大人が、このフォークのやじろべえを試したあと、
子どもたちは、広告紙とクリップで、
簡単なやじろべえを作りました。

また、見本として、人参と竹串で作った
やじろべえも持って行きました。

広告を細く丸めて、セロハンテープでとめて筒とし、
半分に折って、小さなクリップでとめて、支点を作ります。

両端に、重りとなる大きめのクリップをとめれば、
できあがりです。

あまり両端のクリップが重いと、
やいろべえの手が下がりすぎてしまいます。

上手に作れば、両端のクリップは、
なくても大丈夫でした。

指の先乗せて、上下に軽くゆすると、
鳥の羽のように、ぱたぱた動きます。

人参のやじろべえのほうは、
鉛筆の先に載せて、
くるくる回すと、たけこぷたーのように回り、
子どもたちに大好評でした。

小さいご兄弟がいらっしゃる家庭でお試しになる時は、
とがった竹串や、誤飲の可能性があるクリップは危険ですので、
どうぞ、ご注意なさりながらお作り下さいね。

9)コップの音階

コップに水を入れて、フォークやお箸などでたたくと、
どんな音がするかな?という、実験です。

今回は、何も入れないもの、半分ぐらいまで入れたもの、
もっと入れたもの、ふちギリギリまで入れたもの、の、
4つのコップをたたいてみました。

たくさん水を入れたコップの方が、
音が低かったです。

今回使用したのコップでは、
水を、コップの半分より少なく入れた場合は、
空のコップとあまり音が変わりませんでした。

コップをたたく場合では、
水がたくさん入っていたほうが音が低くなりますが、
ビンに水を入れて、笛のように吹いた場合は、
水がたくさん入っていたほうが、音が高くなるそうです。

たたく場合は、水とガラスの振動による音なのですが、
吹く場合は、空気の振動による音がメインとなるので、
空気の動ける空間の大きさが小さくなる(水が多い)ほど、
音が高くなるそうです。

確かに、以前フィルムケースとストローの笛を作ったときも、
下のフィルムケースを、ペットボトルのふたや、
マジックペンのふたにすると、高い音になりました。

フィルムケースより小さいもの
(=空気が振動できる容積が小さい物)を使うと、
高い音になった、というわけです。

子どもたちは、原理はわかってはいないと思いますが、
楽しそうに、コップをたたいていました (^^)