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マックス・マックス ■愛知県を中心に中部地方のイベント、観光地等の写真を撮らせていただいています。

養老天命反転地 2012.1.8

2012-01-09 09:21:41 | 庭園


あけましておめでとうございまーす!\(^o^)/
今年もよろしくお願いします(^o^)v

さて、新年も始まりまして皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は早速大風邪をひきまして、6日から2日間寝込んでいたのですが、ちょっと無理して昨日8日にこの「養老天命反転地」に行ってまいりました。

養老と言えばまず滝じゃないの?と思われるかもしれませんが、滝より遥かに魅力のある場所を見つけてしまったのです。
この庭園、とにかく変!

「養老天命反転地記念館-養老天命反転地オフィス」


外観はこんな感じ


この庭園は養老公園の中にあるのですが、HPから説明文を引用しますと

「世界的に有名なアーティスト、荒川修作氏とそのパートナーで詩人のマドリン・ギンズ氏の構想による庭園です。この庭園はメインパビリオン「極限で似るものの家」と「楕円形のフィールド」の2つの部分から構成されています。(以下略)」

だそうです。文章では分かりようがないのでHPの庭園MAPを拝借。


というわけで、上の写真の「養老天命反転地記念館」は庭園に入ってすぐ左手。HPの説明文には「十二単の羽衣を着た天女が空から舞い降りたかのような色鮮やかな建物」とあります。何ともステキな表現!
私が見た第一印象は「何この派手なギザギザ。」ああ心が枯れ野原

「昆虫山脈」

積み上げられた岩の上になぜか井戸のポンプが。

「不死門」

さっきのネコはこの不死門に座ってます。なんか気に入ったので数枚撮ってみる





「極限で似るものの家」

屋根が岐阜県の形をしているそうな。このギザギザの中に入っていけます。

内部

狭いっ!170cmと小柄な私でもキツい。ネコと子供は大喜びしそう。
せまーい通路のカベにはイスやらソファーやらベッドやらがブスブス刺さっています。天井はそんな1階を反転させた世界。こんなの、わけがわからないよ!

「死なない為の道」

わざわざ英訳までしてある。入ってみる。


狭いっ!誰か来てもすれ違えないヨ

出るとスッキリ広がる小山が。


公園の中央にある先程の小山から、道が北と南に分かれています。とりあえず北へ。


すると出てくるのがコレ

亀の甲羅?


綺麗だけど謎。北の道はここで行き止まりなので引き返す。

南→南西のカド→北へ抜ける通路。またまた狭いぞ!100Kg級の太った人は本当に入れないんじゃないか?



暗いよー狭いよー怖いよー

ポン!と抜けると爽快感!

だけどこんな感じがまだ続く。最果てはなんと行き止まり!何も無いのだこれが!意地悪ッ!ヽ(`Д´;)ノ

そして狭い道を引き返し、登ってくる人達と何とか無理矢理すれ違いながら外に出てみると、何ともいえない開放感が。ここはこの開放感を味わうために作ったのかもしれない。

道に囲まれたすり鉢状の空間。

なんとも急斜面なわけですが、下りてもいいみたいなので下りてみる。

またヘンテコな空間が。

「宿命の家」

足元を見ると

ガラス張りの床下にキッチンが埋まっている。ホント人のセンスって不思議!

「もののあわれ変容器」

格好良いけど、ほんとうにわけがわからないよ!ちなみにこのギザギザ部分、また狭いけど入れます。

更に進むと獣道みたいなのが。

体に枝を引っ掛けながらザクザク進む。

抜けたー\(^o^)/

この開放感!やっぱりこれを味わう場所っぽい。

いたずらいっぱい。
小山があって、いかにも登れそうなコンクリが固めてあるので登ろうとすると実はツルツルで落ちる。悔しがって土むき出しの部分を登ってやったぜー!とか思ったり。子供か!

すっかり童心に返って、行きに通り越した昆虫山脈の上に登ってみる。

ヘヘン、楽勝だぜ!

上にいる私を見て他所の子供が登ってくる。「これ水出るの?」「知らん」やり取りが完全に子供化。上から最初の養老天命反転地記念館をパシャリ。


子供を見て、その親御さんが登って来た・・・のはいいけれど、怖くて降りれなくなっていました。そんな親御さんを尻目に子供と一緒にヒョイヒョイ降りて大満足!俺達の勝ちだぜ~!v(^o^)v
もうすっかり心の底まで子供。


さんざん楽しんで養老天命反転地を後にする。せっかくなので養老の滝まで行ってみよう。

途中にあった遊園地、養老ランド


個人的に笑ってしまったゴリラの乗り物

このゴリラに乗ってズドーン!と上がるのか?乗りたいっ

滝の近くの川沿いを歩く。看板を見ると「滝まで1.2Km、徒歩20分」とある。まあそれくらいなら行ってみましょー
川が綺麗だったので下りてみる。



滝から流れてくる水はとても綺麗。

登るにつれ残雪が多く。




到着~。


写真を撮っていると満面の笑みをたたえた青年が「写真を撮ってもらってもいいですか?」見れば幸せそうな彼女連れ。滝をバックに満面の笑みの2人を撮る。
私の他にもう1人来てたカメラマンと一瞬顔が会い、「我々も三脚じゃなくて女子と来たいネ!」と目で語る。通じましたかな?(´∀`)


滝の写真も撮ったし、大満足で養老駅へ。今回は風邪引きさんだったので大好きなバイクはやめて電車だったのですが、この養老鉄道、1時間に1本しか走ってないのです。
待ち時間が40分ほどあったので、付近を散策してみるとひょうたん屋さんが。


ひょうたんの灯篭とか、お守りとか、スピーカーとかがあった中で、値段も手ごろで面白いひょうたんがあったのでゲット。

愛嬌あるでしょ(笑)。上から下までで50cmほど。一番下のひょうたんの高さが12cmくらい。さて、誰のお土産にしようかな・・・。


養老公園HP
http://www.yoro-park.com/

ランの館(やかた) 2011.10.16

2011-10-19 19:04:20 | 庭園
徳川園へ行った10月16日、こちらも無料という事で(生活感溢れてるネ!)ランの館にも行ってまいりました。



さて、ランの館はいつ建ったのかな?と思って公式HPで調べてみると
>欧州のある国のラン好きの外交官(アジョナ・オーキッド氏)の邸宅で、ラン生産が盛んな愛知県の中心・名古屋に屋敷を構えたという想定で作られています。
想定かよ!ヽ(`Д´;)ノ 最初に書いといてください

>建物の基本は、スペインのパティオ(中庭)のある屋敷を、アトリウムの屋根はロンドン万国博覧会の水晶宮をイメージしたもので、屋敷中いたるところをランや花で飾るものです。
という事だそうです。その水晶宮ですが、内部は白を基調とした色使いで構成されていて、高く広い天井の上はガラス張りになっているため自然光が綺麗に入り込んで来ており、花を優しい光で包み込んでいるんです。それはもう目を見張るほどメチャメチャ綺麗な空間なんですよー。男の私でも入った瞬間ちょっと感動しますね。

ではその水晶宮の中に咲いていた花から写して行きます。トップの写真も同じ水晶宮の中で撮影したものです。この後はちょっと無口で行きますヨ?私の寒いトークで花をしぼませたくないからネ!



























はい、ここまでが水晶宮の中でした。
次にスペイン風のパティオ(中庭)に出ます。ただ今ランの館は「ハロウィーンinワンダー蘭ド」を開催中で、お庭には二羽ニワトリが・・・じゃなくて魔女とかパンプキンヘッドとかがいっぱい飾ってありました。子供もお母さんも喜んで写真を撮っておられましたよ。















お庭の向こうには水晶宮と繋がった建物の中に「花飾りモデル展示棟」があります。フラワー・アレンジメントには特に作者さん個人の感性が込められていて好きですね。




















再び外へ。


フリーヒルズ・ジャズバンドオーケストラが来て演奏してくれました。何と日本一を獲った名古屋の高校生ジャズバンドなんですよ。大人顔負けのハイレベルな演奏にはいつも驚かされます。




以上、いかがでしたでしょうか。私が無駄口を叩かない世界は静かでとても見やすい、という方は画面下のアンケートで・・・おっと字数が

ランの館HP
http://www.rannoyakata.net/index.php

徳川園 2011.10.16

2011-10-17 20:05:48 | 庭園
こんにちは!熱い写真と寒いコメントで心地よいバランス空間を目指すうさんぽマックです。



10月16日の名古屋祭りに合わせて名古屋の名所が無料開放してました。貧乏な私にも優しい名古屋にみんなも住もう!(これでいいですか河村市長)
で、行った事がない「徳川園」「文化のみち橦木館(しゅもくかん)」「文化のみち二葉館(旧川上貞奴邸)」の3箇所と、もう一度行きたかった「ランの館」に行ってきました。タダやと思うてどんだけ欲張りますねん!

その中から今日は「徳川園」をご紹介します。徳川園とは何ぞや?家康の庭じゃろ、と思った人は私と同じでハズレです。
Wikiで見ると
>尾張藩2代藩主、徳川光友の隠居所の庭
だそうです。そんでもって、
>園内に配置された山、大曽根の瀧、渓流、龍仙湖、牡丹園、菖蒲田はそれぞれ、木曽山脈、木曽三川、伊勢湾、濃尾平野に見立てられてのものであり、自然の景観を凝縮している。これは、尾張国の、土地柄の豊かさを表現したものである。
だって。お金持ちっていいね!俺だって金さえあれば庭にエッフェル塔立ててパリを表現してやんよ!
昔の人相手に僻んでも仕方がないので写真に移りましょう。トップの写真も徳川園です。


もみじが色付き初めていました。秋が深まると更に綺麗でしょうね~

逆側から見るとこんな感じ。

こっちはまだ青々としてました。


岩。この岩は「石の上にも三年」の家康公の辛抱強い精神を表現しています。今思いついたので間違いない


ここは伊勢湾でいいのかな?後ろのおじ様は伊勢から尾張へ抜けた忍びが平民に化けてくつろいでいる様子を表現されています

高いところから見るとこんな感じ

まぶしいので木陰のほうへ。


これは「大曽根の瀧」でいいのかな?って事は木曽山脈の滝をイメージしてるのかな?そもそも木曽山脈って滝あるの?あれ、説明するはずの私が質問しまくり!


滝を下って行きます


これはずばり!木曽川でしょう


木陰に隠れて家政婦は見た

あらいやだ!綺麗な景色


何か気になったマス井戸(仮名)


池には鯉がたくさん。人に慣れていて口をパカーッとあけて集団でこっちに近づいてくるので面白い。

余談ですが、うちで飼っているウサギも同じ行動を取ります。好物を与えようとすると立ち上がって口を開けてパクパクとエア喰いをするんです。
しかし鯉と同レベルってウサ、お前哺乳類の誇りはどうした

船もありましたよ。

波平は見当たりませんでした。

池周辺の全体像はこんな感じ

60代位のご夫婦でしょうか、写真を撮る奥様に旦那様が「景色にビル入れんなよ、絶対入れんなよ!」とダチョウ倶楽部のような事を言っていました。お父さん、あなたのネタ振りは私が今ここで完成させました

はい、そしてここが瑞龍亭。

茶々姫のおじで信長の弟の織田有楽斎が仕事をほったらかして始めた茶道、有楽流の茶室だそうな。こんな事言うと「わしが働こうが働くまいが滅びる運命の大阪城じゃったわい!」という本家皮肉屋の声が返ってきそうです

さようなら徳川園、こんなに綺麗な庭園をタダで見せてもらってありがとう!



徳川園HP
http://www.tokugawaen.city.nagoya.jp/