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大内麻紗子の【好きなことを好きなだけ】ブログ

神宮がいまの場所にご鎮座されたわけ

その昔、十代崇神天皇の代に国内で疫病が流行り、多くの人々が亡くなるという国難がありました。

それまで天照大御神は歴代の天皇が皇居でお祀りをしていました。

しかしこの国難を乗り越えるため、「御杖代(みつえしろ)」と呼ばれる、神の杖代わりとなって奉仕する者を立て、大宮処(神様がご鎮座される場所)を探す旅に出ます。

最初は十代崇神天皇の皇女であった豊鍬入姫命(とよすきいりびめのみこと)がその任を任されていましたが、十一代垂仁天皇の代になると、その皇女である倭姫命(やまとひめのみこと)が引き継ぎました。

大和伊賀近江美濃などを巡ったのち、伊勢の地に辿り着きます。

そこで天照大御神のご神託を受け、今の神宮の場所にお祀りすることになったのです。



そんな諸国を巡り、天照大御神を伊勢の地にお連れした倭姫命のお社が建てられて今年でちょうど100年。

ご鎮座100周年を奉祝して、倭姫宮ではお祭りが執り行われます。

1028日からはおかげ横丁で企画展「凛の集い」も開催され、凛九は展示とワークショップで参加することになりました。

「凛の集い」展では倭姫命に発想を得て制作した作品も展示されます。

凛九メンバーの工芸の産地が、倭姫命が伊勢にたどり着くまでに巡った元伊勢といわれる地と多く重なっていることもあり、今回の展示に向けてメンバーそれぞれで巡幸地を訪ねることになりました。

次回のブログではそんな巡幸地のひとつ、「伊蘓宮(いそのみや)」をご紹介します。


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倭姫宮御鎮座100周年記念

奉祝企画展 〜凛の集い〜

日時/令和51028日(土)~115日(日)10001700

場所/伊勢内宮前おかげ横丁 伊勢路名産味の館2階「大黒ホール」







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