上を向いて歩こう

失敗すると下を向きたくなります。
めんどくさいときもため息ついて下を向く。

そんなとき敢えて私はね、空を見上げます。

皆さんは昨日の空を覚えていますか？

私は色々な空を覚えてます。空はいつもの空だけど
見上げている私は色々な私。

失敗した私。
しんどい私。

空には何があるのか…



むかーし

長女の行きはじめたばかりの保育園で誰もやる人がいなくて
クラス代表役員をやりました。
もうスゴい前

役員になって始めてのお仕事がお葬式に参列することでした。

見たことも会ったことも無い、長女のクラスメートのお母さま

下の子を出産されるとき 、亡くなられたと。

入園したての保育園。
長女と同じ年の子が意味もわからなくて
葬儀の間椅子に座り足をぷらぷらさせつまらなそうにしていました。

出産は命懸けと大人は解っていても、小さな子には目の前で起こっていることを
理解するには程遠く

お別れをさせていただく時、お母さんの手の中にパパさんと
その子と産まれたばかりの小さな赤ちゃん３人の写真

それを見た時、私の中で何かが変わりました。

「私、しっかり見ていきます。あなたの代わりに私で出来る事全て見届けます。」

心の中で声をかけずにはいられませんでした。



それからすぐ、お友達は引っ越しちゃったのですが

私の中でお空の彼女に話しかける行為は変わらないまま

ＰＴＡ、運動会、子どもの行事は沢山。毎日のお弁当を作ること、歯の仕上げ磨き

掃除、洗濯、音読聞き。パンダが面倒だと思う全てをお空の人はきっと

「パンダさん羨ましいな。私も子供たちにやってやりたい」

そう笑いながら言うんだろうな～と


コートで頑張る子ども達。見ていられる幸せ。

それを噛み締めてコートに立っております。

ゾンビ戦の様に牢屋から逃げていくドロケーも

砂だらけでルールもわからずやるバスケットも

誰かがやりたかった事かもしれない。

朝早く、運転して試合会場に行く。
負けて泣く我が子の頭を撫でられる。それも幸せ。

そして浦安ジュニアみんなが私のカワイイ子ども達です



上を向いて…


その失敗すらいとおしいと思える日がきっと来る



頑張れ浦安ジュニア！