浦安ソフトテニスジュニア

ディズニーランドで有名な、千葉県浦安市のジュニアソフトテニスチームです。
クラブの目標は「二人で一本!」

思い出話

2015-05-03 21:39:51 | 管理人の部屋
今日はお疲れ様でした。

勝ったこと、負けたことこれを糧にして明日から、いえ。。。

今日、今この瞬間から頑張りましょうね

色々と思ったことはあるのですが、ひとつ思い出話をさせてください。

パンダさん娘が小学生になったらテニスをやらせて一緒に乱打するのが夢でした

思い返せば9年?10年ぐらい前かな?

長女小学生になったので浦安ジュニアに入部させるため4月1日に申し込んだんです


そしたらね



乱打にならないのよびっくりするぐらい。今思えば当たり前なんだけど、その時ジュニアのレベルとか
一切わからなくて、やらせれば乱打ぐらいできるんだと勝手に思い込んでいました。

そんな訳で

自分もテニスが面白くて合宿だ試合だと忙しくしていたので、ジュニア試合の連絡が回ってきても

「乱打にもならないし、出てもサクッと負けるから出なくていいや

とエントリーせず温存。上手くなってから出れば良いよね?

程度にしか思ってなかったんです。

本当に出ればすっごい上手な子に打ち込まれてノータッチで点を取られる。
ラブゲームもやられたりして・・・。子供心にきっとこんな負け方したらキズつくから出さない方がいいやって
思っていました。

もっと上手くなったら試合に出ようっていつもそう思っていました。






そんな頃自分は何やってたかと言うと

組み始めたばかりのペアと試合に出まくってて、毎回ピクニックみたいにお菓子持って
試合だ練習会だと飛び回っていたんです
パンダのその時のペアさんは大人なのに試合に出るのにクーラーBOXいっぱいにお菓子を持ってる人で
毎回出かける先で新しい発見があって面白かった

一緒にいることが楽しかったし、試合を重ねるごとに
技術の上達はさておき、前に試合した事のあるペアが増えていったり、上手くいったこと、逆に出来なかったことが
次の試合で「経験」となって生かせるようになってテニスが楽しかった

「二人の約束事」

みたいな物も出来上がったりして


で、肝心の娘はと言うと・・・サーブが入るようになったから出てみた練習試合でサーブが入らない
基本元気な声の大きい子なのに声が出ない

そんな事を繰り返していました。




ある日、私の母ぐらいの年齢の名選手に言われました。

「今は負けてもいいから沢山試合に出なさいね」と。。。



そう


私は試合に出て負ける事の大切さがわかっていながら、自分の娘にはその大切な「経験」を積ませていなかったんです。


負けたら面白くないでしょ?

一本も打ち返せず負けたら傷つくでしょ?

勝手にそう思い込んで。。。

でも本当は、負ける事には意味がある。

意味の無い負けなんて無いんです。勝つことも大切ですが、負けることも大切なんです。


今日、デビューだった子も、なかなか勝てない子も。

親として見ていて

「これだったらでない方がマシ」


なんて安易に思ってしまいがちですが、

子供の可能性って無限大

負けから学ぶことも沢山あるんです。


どうか、今目先の成功を考えず、今日の負けからの成長を見守ってあげてください。

私たちも、良く観察して悔しい気持ちをバネに伸びていけるよう声をかけます。


全国大会出場レベルの選手も、沢山試合に出て負けまくっていた事があるはずなんですよ
山奥で修行していてデビューで華々しく優勝できる子なんていません。

初めは、全敗して泣いて泣いて今日この日があるんです。

初々しいデビュー戦を飾る子どもたちを見ながら、ふと愚かな母だった昔を思い出しました。



今は負けてもいつか勝てる日が来るから一緒に頑張ろうね




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする