一番線の電車は

浦野のだらだら制作記

なんとなく特急電車をつくろう

2021-02-28 22:43:10 | 東武100系
8000と同時進行でちまちま進んでたのが何となく形になったので。

元々数年前の運転会にあわせて屋根の塗り直しや床下の並び替えを済ませてあった東武100系ですが、待ちに待ったトイレタンクが発売とのことで軽くレストアしてみました。

とりあえず下塗りして合わせてみたところ。これを……

はい塗った! ついでに汚し方が雑だった床下も全て塗装を落とした上でクレオスのニュートラルグレーに塗り直し。もちろん空気バネにはつや消し黒、CPには銀を差しておきます。

最後にさらりとウェザリング。クレオスのマホガニーあたりをサッと吹いたんだったと思う(既に記憶がアヤシイ)。東武電車の床下はとにかく汚れているイメージなので割としっかり目に汚してみました。

ステッカーはイーグルスの専用品から無難にきぬの浅草行きをチョイス。個人的に上りで乗ることが多いゆえの設定ですが、もう少し遊んでもよかったかもしれん。

車端の機器と並ぶハイライトがこのパンタグラフ。元のパンタはシューがあまりにもあまりにもなので、フォロワーさんの助言で禁断のサンコイチに。コスパは最悪ですがサイズ感とシューの表現はピカイチ。この後銀に塗った上ですり板に4アーティストマーカーのカッパーを差してあります。ついでにヒューズ箱も好みでGMのものに変えておきました。

ちょっとしたこだわりポイント。TOMIXの100系は1〜4号車が禁煙車の姿ですが、これは(おそらく)05年に3、4号車が禁煙になってから07年に特急が全車禁煙になるまでのごく短い期間しか見られなかった姿。今回ベースとしたロットはこの期間に発売されたもののためこのような姿になっているのですが、あまりに使いにくいので3、4号車の禁煙マークを落としてみた。これで妻帯省略〜05年まで、妻帯を入れれば93年以降の姿にすることができます。

こだわりポイントその2。せっかく車端がかっこいいので、ドアにガラスを。裏からGMの塩ビ板を貼っただけですがそれなりにかっこよく見えるのでオススメです(目立つとは言っていない)。

97年のとーぶ。次は通勤車を完成させたい。

かっこいい8000系が欲しい(その1)

2021-02-10 22:42:02 | 東武8000系
新年あけまして。

新年が明けて、まず手をつけたのはこの子。と言っても去年買ってあった4Rではなく衝動買いした2Rから。もともと気にはなっていたのですが、再入荷の一報を受けて手が滑った。プロトタイプはちょっと迷いましたが、東上線の本命は8560Fあたりなので大人しく伊勢崎線に。今後の追加導入も見据えてあくまであっさりといじる方針でどうにかしてみます。

まず手をつけたのは妻面帯。90年代をやるなら避けて通れないところです。リフレッシュブルーはGMストレートがほぼほぼ近似。側面までぼかしつつ……

途中こんなのにうつつを抜かしたり……

こんなのに浮気したりしながら……

はい塗った! ロイヤルブルーはなかなか決まらなくて苦労しましたが、クレオスのフタロシアニンブルーに黒を足して決着。これとで完璧ではありませんが、ぼかせばなんとかなる範囲。鉄コレを全塗装する時にはもう少しちゃんとレシピを考えたいところ。

ついでにCPもチェンジ。手持ちの余りにHS-20があったので交換してみました。

今回はアンテナの交換前をプロトタイプとしたのでこれも交換。元の角穴を埋めた上で、あとでアンテナを生やします。

あとは車内も塗装。今後の増備を考えるとなるべく調色したくなかったので、クレオスのルマングリーンとタンをそれぞれストレート。運転台は写っていませんが、何となく買ってあったガイアのダグラムカラーからダークグリーンをチョイスしました。そこまでは悪くなさそうなのでしばらく定番になりそうです。続く。

にしぇんにじゅうねん

2020-12-31 18:55:54 | その他
結局今年も全然ブログを更新しないまま終わってしまいますね。

久しぶりに横川詣でをしたり大洗に連れて行ってもらったりしているうちに、気がつけばもう大晦日。2020年もこの間始まったばかりのような気がしていましたが、月日が経つのは早いものですね。

2月13日竣工 マニ50 2236/オニ23 1
今年の完成は結局10両。なんとか2桁にはのったものの、いずれも手すりを植えたり軽く塗り直した程度で、長編成やヘビーな加工は竣工ゼロという体たらくっぷり。この子にしても結局間に挟む方はほぼ手をつけずに終わってしまいました。と言っても元の完成度が高いのでそんなにやることはなさそう?
屋根は一応綺麗に塗ったつもりだったのですが、見る角度によってはご覧の通り粗が目立ちます。銀は難しい。

12月1日竣工 キサロハ182 551
気分転換に作ったこれもほとんど塗っただけ。一応種車は揃っているので、編成を組む子たちも遠くないうちに手をつけたい。

12月12日竣工 四国2000/N2000系
これは本当に軽加工。ただ元の製品の出来が非常にいいので、軽く手を入れるだけですごくかっこよくなります。ウェザリングは初の本格導入。今まではほぼノーウェザリングでしたが、走らせてみるとやっぱり映えるので、これからは積極的に取り入れていきたいところ。

ここからは買ったもの。今年は特に気動車が増えた1年でした。カラフルな地域色はどれも魅力的で目移りしてしまいますが、来年はどんどん形にしていきたいところ。1両単位で気軽に増やせてしまうのがお財布に非常によくない。

これも結局買ってしまいました。今後の展開に期待しつつ、とりあえず4連を1本だけ。感想としては良くも悪くもKATOが作った東武8000だなーっといったところ。思い入れの強い形式だけにに気になる部分がないと言えば嘘になりますが、美点もあるのでその辺を生かす仕上げができれば(言うのはタダ)。ところでKATOさん、初期修繕の発表はまだ……??
今年は新しい生活のスタートであると同時に、近年稀に見る盛りだくさんな一年でした。もちろん辛いこともたくさんありましたが、何とか年の瀬を迎えることができたのも、常日頃から叱咤激励してくださる皆様のおかげです。来年もどうぞよろしくお願いします。

【PENDULUM】銀色振り子の速いやつ【LIMITED】

2020-12-12 22:37:43 | 四国2000/N2000系
ブログ書くの何年ぶりだろう? たまに書かないと書き方を忘れるので()

買っちゃいました、四国N2000。もともと四国2000系は買ってあったので既定路線ではある。ただし買った直後に怖ーい人に運転会にお誘いいただいたので、異例の速さで軽ーく手を加えてみました。

メインはなんといっても屋根。ランボードの部分が汚れで黒くなっていることが多いので(砂地になっている関係?)、模型的な表現として塗り分けてみた。フロストマットブラックとつや消し黒を混ぜたものを塗ったのち、ランボードだけマスキングしてガイアのねずみ色1号を吹いてあります。ストレートに黒を吹くよりくどくなくて我ながらお気に入り。クーラーはサボってそのままですがベンチレーターは明るい印象だったのでニュートラルグレーⅠで塗り直してあります。信号炎管はKATOのアンテナが太めなのを考慮して少しオーバーな銀河モデルのN-010を選択しました。

先頭車どうしの連結面はTN化。ポン付けだと胴受けと車体の間に隙間ができてカッコ悪いですが、これ以上あげると今度はカプラーが干渉するので泣く泣くとりあえずそのまま。連結しない箇所はGMのダミーカプラーに変えてあります。

足回りもねずみ色で塗った上で、空気バネと給油口のキャップにはそれぞれ黒と赤で色さししてみた。さらに2000/2100形のみ河内モデルのトイレタンクをつけてあります。純正の2000倍くらいかっこよくなるのでオススメ。ほかの形式用も検討中とのことで、期待が高まります。

走行シーンも。実は今回気動車ということで珍しく軽くウェザリングを施してみました。が、自然な感じに仕上げるのは難しい。まだまだ精進が必要ですね。最近は気動車と客車ばっかりですが、なんとなく電車に戻りたいかもしれない。

名市交を作ろう 01記号

2020-02-22 23:41:05 | 名市交3000形
最近完成しないと記事書かない悪い癖がついてきてるので今年は是正したい。

待ちに待った名市交3000、まず手をつけたのはパイピング。実車がパンタ付近でクーラーを避けるために持ち上がる立体的な引き方になっているので、マイブームのアルビオンアロイズのアルミパイプでサクッと引いてみた。

載っけて横から見るとこんな感じ。この時点で地味にスピーカーもGMの名鉄用に交換してあります。ちなみに鉄コレにはなぜかモールドされてるけど、片パンタ化された車は避雷器に入る配管が丸ごと撤去されてるのでしっかり削り落としてあります。が……

資料をひっくり返してたら目標とする時代は普通にパンタグラフ撤去前だったことが判明。引き直しついでにパーツの使い回しで短くなってしまっている3700のランボードも延長しておきます。

3両分の屋根が出揃ったところ。3721号車(というか6連化時に間に挟み込まれたユニット・3100Aも含む)はどうやらこの時点で片方のパンタを撤去しているようで、3両とも見た目が異なります。実はこの子も一度ダブルパンタにしちゃって後から慌てて直してるのでちょっと仕上がりが汚い……()

反対側。こっちは素直にアルミパイプとエナメル線で引き直し。片方の配管がもう片方をまたぐ構成になっているのでちょっとだけ注意が必要です。それにしてもアルミパイプは本当に快適。コスパもいいしパイピングが楽しくなっちゃう。

こちらは3821号車の屋根。3800Aはアンテナ残存の子と台座だけが残る子の2通りがいますが、3821号車に関しては2008年時点で台座だけになっていることが確認できたので恐らくゴールとする時代にもアンテナ本体は残ってなかっただろう……と考えプラ板で台座のみ作ってみました。名鉄用のアンテナも台座だけが残るので接着した後に上の部分を切り落としてあります。
ちなみに奥の3823号車につくアンテナは部品流用でそれっぽいものがついているのでプラ板で軽く付け足し。ただ実物はこんなに太くないのでちょっと迷い中。実車は前後どちらのアンテナも「日の字」状になります。

屋根は一段落したので次は大きな見せ場となるスカート周り。今回は後から3Dプリントで床下機器を自作する前提で、ある程度割り切って適当な箱を吊るしています。特徴的な幅の狭い胴受けはGMの汎用品を切りつめたもの。Twitterでも書いたけど、名鉄用を使うとちょっとディテールが実車と異なってしまうので敢えて回り道をしています。連結器本体は元の鉄コレを流用。大きく手を加えない場合でもここだけは修正してあげると顔が引き締まります。
前面側のステップは銀河のN-099を途中で折り曲げて使用。エアホースは後付けにするのでこの時点ではプラ棒から作った台座のみ付けてあります。
とりあえず今回はここまで。続く。たぶん。