一番線の電車は

浦野のだらだら制作記

未来の新型特急登場!

2021-10-09 21:02:25 | 東武500系


100系以来およそ30年ぶりとなる新造特急車ながらなかなかどうして製品化がなかった東武500系ですが、今年に入って2社から相次いで製品化となりました。ご多分にもれず私の手元にも届きましたので、軽く手を加えてみました。



ベースにしたのは後発となったTOMIX製。プロトタイプは製品のまま505Fと506Fです。後発の意地か非常に完成度が高く、正直あまり手を入れるところがありません。パンタはプリビアスシルバーで塗装してから色さし、ヒューズ箱はガイア73にクレオス115をほんの少し。アンテナは元から緑色ですが、成型色が少しキツく感じたので同じくクレオスの115でサッと塗り直してあります。本来台座は屋根色なので面倒でも塗り分けてあげるといいかもしれない。

乗務員室の表記は当初インレタを使う予定でしたが、文字が小さすぎてどうしても潰れてしまうので諦めてGMのステッカーより。シンプルに技量不足ゆえですが、意外と台紙は目立たないし何より非常に楽なので選択肢としてはアリだと思います。



分割併合が見どころの車ではありますが、組み合わせを固定するので端に出る車両はGMのダミーカプラーに。ただし元々の胴受けが恐ろしく小さい上に形状が完璧なので、本体を差し替えるだけで済んだ。電連もわざわざ新規品を奢る気合いの入りようなので、特にこだわりがなければそのままでも十分だと思います。せっかくパーツが入っているので中間に入る先頭車は連結仕様に。そのまま組み立てるだけでも十分ですが、黒い部分はつや消しで塗装してあげるとプラ感が消えてgood。



製作中の一コマ。トイレタンクは元からレリーフ状のものがついていますが、せっかくなので3Dプリントパーツに交換。車端が更に引き締まるのでオススメです。



実車デビューの際の時刻表とともに。最初に出た時は随分と奇抜に映りましたが、早4年が経ち沿線の風景にもすっかり馴染んできた気がします。この車両に並ぶ世代、すなわち現行の東武電車は実はほぼ持っていないので、じわじわ増やしていきたい。



日光線の両雄。