東武の地下鉄直通車 そのいち

ブログを作るだけ作って放置していましたがこまめに書かないと備忘録にならないので……。

いきなりバラされた写真で申し訳ないですが東武2000系です。数年前にクロスポイント（似てない）と鉄コレ（8連が組めない）で登場して以来続く製品がありませんでしたが、ついに数ヶ月前に決定版となるべく鉄コレから通常販売品が登場しました。製品化発表時に狂喜乱舞したものの、出てきたのはなんとも残念なエラーだらけの塗装ミス完成品。あちこちで叩かれまくってるので詳細は省きますが、あまりの残念さに結局1編成分しか買わず、その代わりに徹底的に叩き直すことにしたのでした。

とりあえずまず分解。2000系は各車似通ってる割に地味な個体差が大きいので2両ずつご入浴いただきました。今回はモニタの都合上最終ロットの6/7次車編成にするので、塗装を剥く前に窓の上側のR部分をカッターで直角にしておきます。地味な作業ですが意外と目立つので根気よく……。

塗装剥がしの合間にシンプルすぎる配管も引き直し。0.4の真鍮パイプと0.3の真鍮線、割りピンはボナのP-002です。一応作用管（？）の引き込み口（？？）もプラで追加。鍵外しはとりあえず逃げました（）

冷蔵庫で5時間冷やしたものがこちら。一気に完成状態。気分でガイアのニュートラルグレーで塗りました。屋根の地色とランボードはⅣストレート、モニタはⅡとⅣを1:1くらい（Ⅲ使おうよ）パンタはGMにしたので4つ足用の穴は塞いであります。パンタ自体は銀塗装でガイシは白。パンタ側のパンタ台は邪魔なので切り落としました。ヒューズ箱はとりあえず純正のまま放置してありますが、至極ダサいので3Dで起こすかも……。

今度はお顔。片っ端からディティールを削り落としてやり直しています。手すりはトレジャーの汎用0.8mm。IRアンテナはそのままいくつもりでしたがフォロワーさんが削ってるのを見て気がついたらカッターの刃が（） 割りピンと0.4mmの真鍮線で作ったはいいものの、モハ側は下端の位置を間違えて、塗装後に修正跡がくっきり……｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡ヘッドライトはお馴染み銀河のN-017（予定）。テールは銀河のが品切れだったためトレジャーのTTP161-71を試してみました。シャープでなかなかいい出来ながら、東武のライト台座に使うと少々穴あけがシビアなようで、台座を割らないように注意が必要です。私はもちろん1箇所割りました（）

車体が出揃ったところで下塗り。裏からウィノーブラックを塗ったあとガイアのアルティメットホワイトで真っ白に。
まず貫通路。適当に調色したサバースアイボリーを吹いてあげました。適当すぎてレシピは覚えてない。セイジクリームベースに手元にあった黄かん色とか西武イエローとかを足して黄色く振ってみました（って書くとかっこよく聞こえるって）

またもや下塗り……じゃなかった本塗装。当初はモリタのセイジクリームストレートでいく予定でしたが、試し塗りしてみたところ幾分黄色すぎるような気がしたのでGMの西武アイボリーと1:1で割ってみました。それなりに思い通りの色にはなったものの隠蔽力が落ちてしまったので一長一短かもしれません。

というわけで現状はこんな感じ。幕は純正から「霞ヶ関」をチョイスしたものの出来が微妙なので貼りかえるかも。ガラスはボナのを用意してありますが……まあそのうち……。あ、そういえば床下もほぼノータッチですね。だいぶ先は長そう。