ボサボサで強い髪の毛は、「シゲちゃん」が見たら刈ってやりたい衝動にかられるだろう。
オタッキーな仲間との話しぶりは、ぜったいに若い娘にモテないと断言できるほど。
それでもオヤジの若い頃は、東京にはゴロゴロこの手のタイプが夢を手探りしながら暮らしていたものだ。
たから「八ちゃん」には、ちょっと懐かしくもほろ苦い青春の残滓を感じていた。
「八ちゃん」は最初、「クロダくん」や「ポッターくん」と、掃きだめのようなアパートにムサイ男暮らしをしていたが、そのうち「クロダくん」が膨脹して部屋に入らなくなり、さらに「ポッターくん」がヘタレで夢破れて北海道へ帰り、「八ちゃん」は別の場所でひとり暮らしを始め、漫画家への道を目指していたのだった。
ある日「クロダくん」から、「八ちゃん」が漫画賞を受賞して、雑誌に掲載されるかもしれないと聞かされた。
その雑誌「月刊COMIC リュウ」8月号を買った。(漫画雑誌を買うのは5年ぶりくらいか・・・)
おおっ 「八ちゃん」スゲー
第七回龍神賞の銀龍賞 (賞金50万円)受賞
選考委員の安彦良和さんのお誉めもめでたく、堂々の雑誌デビューだ
あの「八ちゃん」からは想像できない、力強く大胆なタッチで描かれた、戦国武将 「雑賀孫市」を主人公にした「孫市がいくさ」。
ペンネームは「わらいなく」だって「八ちゃん」頑張ったねぇ
しかしまだまだ、たつきができるようになるにはこれからもうひと苦労。
諦めずにやってほしい。
ああ、こんなことなら、無理言ってでもモグランポの絵を描いてもらえばよかった
「わらいなく」先生、たまには来てくれよーい
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