後ろ向きな気分は、チームモグランポのみんなと笑って飲んだおかげで吹っ飛び、ついでに記憶まですっ飛ばした。
終わってからそのまま放置していたカネゴンの衣装も陰干しし、問題の尻尾は内側に10センチほど折り返して短く改造した。
もうこれで足に当たることもなく、屈伸も楽にできるようになった。
あとはサスペンダーを取り付けて、ずり落ちてこないようにすれば完璧だと思う。
この改造の成果は、6月の西会津「奥川健康マラソン」でお披露目することになるだろう。
土手へ軽く走りに出た。
走り始めると、右足の小指の付け根が激しく痛んだ。
シューズを脱いで痛みの箇所を触っただけで、飛び上がるほどの激痛が走った。
どうやら捻挫しているようだ。
足の付根から指先まで、全部がダメになっていたとは・・・・。
慰めにもならないが、よくまあこんな状態で30㎞でも走ったもんだ。
3㎞走ったところで座り込んで考えたが、痛みは慣れてしまうから、このままもう少し走っみようと見上げたところにスカイツリーが見えた。
明確な意思のないまま走り出し、いつしか土手を外れてスカイツリーを目指す。
30㎞の関門の手前、あれが見えたのち、決定的な脚つりに襲われたのだった。
観光客で賑わうスカイツリーのお膝元を走りぬけ、浅草へ駒形橋を渡り、江戸通り・国道6号へ出た。
もう向かう先はあそこしかない。
30㎞の関門、浅草橋の交差点。
来年、絶対にここを駆け抜けてやる
I'll be back !!
かたく、固く誓って隅田川を渡り、川沿いに走って自宅まで戻って来た。
本番で走り残した12.195㎞を走ればよかったのに、19.4㎞も走ってしまいふくら脛はパンパン、指はシクシク痛むので湿布を貼った。
3月10日の「第2回京都マラソン」までには、すべてをベストの状態にしなければ
今度は尻尾もでかい頭も着けずに、ガチで走って記録更新を狙うのだから。
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