笑顔になる要素がひとつもない。
たたみかけるように不快が襲ってくる。
自分でもどうしようもなく不機嫌だ。
不機嫌になった原因はいくつもあるが、それを冷静に受け止めたとしても改善はできないし、どうすることもできない。
考え方、受け止め方、見方を変えて気分を変えて笑顔を取り戻す・・・、フンだ。
仏の顔も三度まで、しかもこちとら仏でも温厚でもなし、怒りを爆発させない自制心を張り巡らせるよりない。
だから顔も態度も不機嫌になる。
それを抑える必要なんかあるか?
体に痛みがありゃ顔だってしかめ面になるし、それに輪をかけて不適切な言動を受けたら尚にがり切るのが人情だ。
必要最低限の言葉しか発しない。
ベッドの中にこもって何もしない、何もしたくない。
動くと痛い、言葉を発すれば不快、激クソ不味いエレンタールを苦渋を噛み締めるように腹の中に流し込む、怒りを飲み込むように。
人に危害が及ばないように、かあちゃんにも連絡しない。
小僧がどうなるか、気にしたってどうにもならないから考えないようにする。
テメェのこともままならないのに、余計なことは考えない。
荒んでいる、捨て鉢だ、腑が煮えくりかえる、この嵐が過ぎるまでただじっとしている。
嵐はいつかおさまる、できるだけ他に被害を及ぼさぬように、黙る。
黙ったまま日を重ねる。
できるのはそれだけ。
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広能昌三
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